パチンコ台が大当たりする抽選の仕組みとは?釘は関係あるのかを解説!
元パチ屋店長の”ななしー”です。
今回は、パチンコ台が大当たりする抽選の仕組みについて解説します。
「パチンコの大当たりは波だよ、波!だから釘なんか関係ない。」
こんなオヤジって、どこのホールにも必ず一人はいますよね(笑)。
果たして、このオカルトオヤジの言うことは正しいのでしょうか?
【先に結論を書いておきます】
パチンコ台は、スタートチャッカーに玉が入った瞬間に大当たりの抽選をしています。
この時の大当たり抽選の確率は、変わることなく常に一定です。
抽選後に液晶画面が回転し、抽選に当たった場合は当たりリーチを、ハズレた場合はハズレ演出を表示させる仕組みです。
液晶画面が回転する前から、すでに当たりかハズレかは決まっているわけです。
目次
パチンコ台の大当たり抽選はスタートに入った瞬間に行われる
パチンコ初心者の人がよく勘違いするのが、パチンコ台はリーチの時に当たるかどうかを抽選していると思うこと。
実はパチンコ台って、リーチが掛かった時に当たりかハズレかを抽選しているわけではありません。
大当たりするかどうかの抽選は、スタートチャッカーに玉が入った瞬間に行われているのです。
スタートチャッカーに玉が入賞
↓
あらかじめ決められた大当たり確率により抽選される
↓
抽選の結果が大当たり or ハズレ
↓
液晶画面が回転し、各演出が発生する
と言う仕組みです。
もう一度言います。
リーチや予告演出が出た、その場で大当たり抽選をしているわけではありません。
リーチや予告が発生するとドキドキしますが、実は本来ドキドキすべき所は、スタートチャッカーに玉が入った瞬間なのです(笑)。
パチンコ初心者の人は、ちょっと驚いたのではないでしょうか?
ちなみにですが、スロットはスタートレバーを叩いた瞬間に大当たり抽選をしています。
ストップボタンを押した瞬間ではありません。
リーチや演出はデジタル回転前からすでに結果が決まっている
と言うことは、液晶デジタルが回転する前には大当たり抽選は終わっていて、すでに結果が決まっているわけです。
例えば、激アツ予告+スーパーリーチがハズレると、すごくムカつきますよね。
でもあれって、液晶デジタルが回転する前からハズレることが決まっていたのです。
また、ノーマルリーチで大当たりすることもありますよね。
あれも、液晶デジタルが回転する前から当たることが決まっていたのです。
液晶デジタルの演出は、大当たり抽選の結果を見ているだけに過ぎません。
おみくじや三角くじのように、すでに結果が決まっているのをリーチと言う形で見るだけです。
スタートチャッカーに玉が入る瞬間が、おみくじを引いた瞬間ですね。
皆さん、”チャンスボタン”って押しますか?
どんなにチャンスボタンを連打しても、ハズレはハズレですよ。
押す前から、すでに結果は決まっています。
反対に、チャンスボタンを押さなくても、抽選で当たっていれば必ず大当たりします。
詳しくは、こちらの記事で解説しています。
大当たりの抽選確率は毎回転同じで変わらない
冒頭のオカルトオヤジが言う「波」ですが、パチンコ台の大当たり抽選は、毎回転ごと同じ確率で抽選しています。
ハマったら当たりやすくなるとか、連チャンしたら当たらなくなると言うことはありません。
いつ誰が回しても、大当たり確率は同じ。
当たり前ですよね。
唯一、パチンコ台で大当たり確率が変わるのが、確変図柄で当たった時です。
確変とは、確率変動の意味。
確率が変動するから、確変です。
逆に言えば、通常時1/315の大当たり確率の機種なら、1000回転ハマっても10連チャンしても、確率は変わらず1/315で同じってことですね。
だから、オカルトオヤジが言う「波で当たる」と言うのは都市伝説です。
波って言うのは、確率の偏りのことです。
確かに波はありますが、それは過去の抽選の結果に過ぎません。
これから先いつ当たるのかなんて、誰にも分かりませんよ。
つまり、未来の波は予想できないってことです。
次の1回転で当たる確率は、確率通りで1/315。
「ハマリの波だから、そろそろ当たりそうだな~」
って言うのは、そういう気がするだけです。
気のせい、気のせい。
パチンコ、パチスロの当たる仕組みを理解していれば、
台を叩く必用は無いということが明快にわかりますよね。貴女も過激に叩く派ですか?
— 七福神 (@gQkw0DaNQPfzsgk) August 20, 2016
良く回る釘の方がたくさん大当たり抽選を受けられるので有利
パチンコ台の大当たり抽選の仕組みが分かったところで、「じゃ、釘って関係あるの?」と言う疑問が浮かびます。
釘は、大いに関係アリですね。
その理由はカンタンです。
大当たり確率1/315の台を打つ時、千円で15回転回る釘と千円で20回転回る釘とでは、どちらが勝ちやすいでしょうか?
誰でも分かる問題ですね。
確率が同じなら、少しでも多く回せる方が良いに決まっています。
多く回せる=釘が良い、と言うことです。
1回転でも多く回せば、それだけ多く抽選をすることができ、その結果たくさん大当たりを引くことができます。
確率が同じなら、少しでもたくさん回せる釘調整の方が得ですよね。
素直に考えてみて下さい。
そもそも、パチンコ店が釘調整をする理由を考えたことがありますか?
釘を閉めて回らなくすれば、それだけ抽選回数が減るので当たりにくくなるからです。
反対に釘を開けた調整にすれば、それだけ抽選回数が増えるので当たりやすくなります。
【まとめ】釘を読むのはパチプロ、波を読むのはオカルトオヤジ
分かってしまえば、パチンコ台の仕組みってシンプルなんですよ。
スタートチャッカーに玉が入った瞬間に、確率に従って大当たり抽選しているだけ。
その結果に応じて、当たりリーチやハズレリーチを発生させているに過ぎません。
ポイントは、リーチが掛かった後に抽選しているわけではなく、リーチが掛かる前に先に抽選する「前抽選」です。
また、確率は常に変わらず一定ですから、1回転でも多く回して抽選した方が有利に決まっています。
だからパチプロは、釘を読んでボーダーラインを超える台を探しているわけです。
パチンコ台が大当たりする仕組みが分かれば、そこからどうすれば勝てるのかが分かるはずです。
波を読んで打つのは、パチンコ負け組のオカルトオヤジですよ。
ディスカッション
コメント一覧
書いてあることが余りにも適当でひどすぎるので、今更ですがコメントさせて頂きますね。
あなたが本当に元店長であるなら、ソフト乱数方式とハード乱数方式を知らないはずないですよね?
ソフト乱数方式なんて、厳密に言えば人の手でプログラムされた乱数ですよ?
ボタンで時間短縮ってなんですか?
元店長って肩書きだけで虚偽内容でも、そうなんだって信じる頭の悪い人も大勢います。
あなたが単に無知なだけなら、くだらない誰もが考えつくような適当なこと書いてんなで終わりますが、元店長なんですよね?
その肩書きがもし事実なら、虚偽内容をあたかも事実として書いて無知な人に信じ込ませて…。
たぶん56歳にもなって恥ずかしくないんですか?
ネットで誰でも見れる場でよくこんなこと書けますね。
知識ある人なら心底バカにされてますよ、あなた。
たぶん56歳にもなって。
元店長でもなんでもないだろお前。
ボタンの短縮は、僕の認識不足でした。
ボタンを押しても、デジタルの回転時間は変わりません。
訂正します、すみません。
あとパチ屋の店長って、世間が思っているほどすごくないですよ。
僕は、学歴も教養もありません。
そもそもパチ屋の店長っていうだけで、親戚から白い目で見られていましたので。
バカにされるのには慣れています(笑)。
オカルトな人もいっぱいいますし、プログラムの知識なんかなくても、余裕で務まるのがパチ屋の店長です。
そんなにすごい偉人ではないですよ。
大当たりは時間で来ると聞きますが?
それでしたら、釘を叩く意味がないのでは?
遊技台に時間の設定はありませんよ。
今時 釘なんて関係ないです。
全てはコンピューターが1日の売り上げを決めてます。
ホールコンは、データを収集しているだけですよ。
2000回転回しても当たらなかったんだが、これは遠隔でしょ!
2000回転ぐらいなら、あり得ない数字ではないですよ。
僕もあります。
ななしーさん
興味深く読ませて頂きました。
質問になるのですが、よい台?だとわりかし、確率近辺であたり、前回より出玉も伸びて綺麗な右肩上がりのグラフを見かけます。逆も然り。です。
この辺りの波は、何を参照して作っているのでしょうか?
単なる偶然?とはおもえないのですが、どうお考えでしょうか?
こんばんは!
>この辺りの波は、何を参照して作っているのでしょうか?
意図的に波は作られていませんし、作ることは不可能です。
パチンコやスロットは、毎回転ごとに大当たり抽選をしているだけですので、
過去の抽選結果に左右されませんし、この先の未来の抽選結果も分かりません。
「波」は確かにあります。
でも、波を読むこと(予想すること)はできません。
「良い台だから出た」のではなく、「出たから良い台」です。
ここが重要です。
ナナシーさん
とても楽しく読ませてもらいました。
ありがとうございました。(^ー^)
読んで下さりありがとうございます^^
お疲れさまです。
私も、記載していただいているとおりの考えです。
遊技スタイルも共感できます。
あくまで演出だけでしかないので。
ところで、ご質問がございます。
釘調整が今は御法度とありますが、これは、形式名に「P」がついている設定付きの台だけが対象で、それ以外の旧内規の台(設定機能がない台)も御法度なのでしょうか。
また、乱数(内部カウンター)の周期ですが、記載いただいているとおりの設計なのでしょうか。
これは、メーカーの開発に携わっている方でないと分からないと思いますが、R1カウンター方式(入賞と同時に周期が無作為にリセットされる方式)と+1カウンター方式(規則正しく+1されて行く方式)もあると記憶しております。
ただ、今は、ROMの性能が向上し、いちいちR1方式にする必要がなくなったとも記憶しております。(約0.02秒一周する乱数は狙いうち不可能なので、複雑怪奇な乱数の移行方式を採用する必要なしと言う理由で。)
記憶していることが、そもそも間違っておりましたら、大変申し訳ございません。
コメントありがとうございます。
釘調整は、パチンコ台全台がご法度です。
今さらって感じですが、風営法には昔から禁止と書かれています。
解釈が厳しくなったのです。
釘師=犯罪者です。
釘調整ができないので、パチンコに設定を付けて設定で出玉率を調整しよう、という流れです。
それなら、もうスロットだけでいいのでは?と言う気がしてなりません。
乱数ですが、最近のは詳しくありません。すみません。
あなた様の方が詳しいです。
記事内のは、分かりやすくするための例題です。
ただ、狙い撃つことは不可能と言う結論に変わりはありません。
初代モンスターハウスのような仕組みならともかく、
人間で狙うのは不可能です。
読んで頂きありがとうございます^^
こんにちは。
釘師=犯罪者 とありましたので気になる点を質問させてください。
たとえば、ホール関係者ではない人がホールから委託され釘師として釘を叩く(無承認変更)とします。
ホールがその台を客に遊技させ、所轄に指摘され、行政処分(場合によっては刑事罰)となるかもしれませんよね。
↑この場合、委託の釘師にはどんな責任が考えられますでしょうか?
無承認変更の共犯みたいになりますか?
昔々のパチンコ屋は外部の釘師が多かったとも聞いておりますので、ちょっと気になり聞いてみたいと思いました。
こんにちは^^
ご質問ありがとうございます。
推測で答えて申し訳ないですが、これは外部の釘師も無承認変更(風営法違反)になると思います。
授業員かどうかは、関係ないと思います。
おっしゃるような、共犯になる考え方で合っているのではないでしょうか?