パチンコで確変に入らない!通常当たりばかりで単発しか引けない理由を解説!
「また単発かよ・・・」
「今日は確変引けねー」
「これ、本当に50%??」
パチンコ打ってると、こんなことありますよね。
今のパチンコは確変が引けないと勝てませんので、どれだけ当たっても単発地獄では負けてしまいます。
今回は、こんな単発ばかりで確変が引けない理由を解説します。
結論は、このすぐ下に書いてあります。↓目次を読んで気になるところをクリック!
目次
パチンコで確変に入らない理由は「大当たり確率=確変で当たる確率」ではないから
先に断っておきますが、今回は「パチンコが当たらない!遠隔されている!大ハマりするのはおかしい!」という内容についての解説ではありません。
「確変が引けない(入らない)」
「当たるけど単発ばかり」
と言う理由についての解説です。
※遠隔操作について気になる人は、こちらの記事をどうぞ。
で、今回の結論ですが、パチンコの確変って早々当たるもんじゃないです。
これが答えです。
皆さん、少なくともパチンコ打つ時は、大当たり確率・確変突入率やラウンド数ぐらいは、スペック表や冊子で確認して打ちますよね?
でも、スペック表に書いてある大当たり確率は、「=確変で当たる確率」と言う意味じゃないですよ。
ここで「え?違うの?」って思った人は、やはり確変当たりについてカン違いしていますので、ぜひ今回の解説を参考にして下さい。
パチンコの大当たり確率は確変と単発を足した合成確率
スペック表や冊子に書いてある「大当たり確率」とは、確変で当たる確率と単発(通常)で当たる確率とを足した合成確率なんです。
パチンコで言う「大当たり」とは、確変当たりと通常当たりの2つのことですよね?
通常の単発当たりでも、大当たりは大当たりです。
分かりやすく具体例を挙げると…
CR大海物語4MTBの大当たり確率は、1/319です。※端数は省略
これは大当たり確率が1/319であり、確変で当たる確率が1/319と言う意味ではありません。
つまり、確変当たり+単発当たりの合成確率が1/319なんです。
CR大海物語4MTBで確変を引く確率は1/581と低い
じゃ、大海4で確変で当たる確率は一体どれぐらいなんでしょうか?
実はコレ、あまりというかほとんど知られていません。
でも、計算方法はカンタンです。
大当たり確率を確変突入率で割るだけです。
大海4の確変突入率は55%。
1/319を55%で割れば、確変で当たる確率が求められます。
計算すると約1/581。
大海4で確変が当たる確率は、1/581となります。
こんなことは、スペック表や攻略サイトには書いてないですよね。
…この確率って、かなり低いと思いませんか?
ぶっちゃけ1/600ですよ。
昔のフルスペック機の大当たり確率よりも、キツイ確率です。
千円で20回まわる台なら、3万円投資してやっと確率分まわせますし、1,000回転レベルのハマりなら日常茶飯事に起こります。
1/600なら、2,000回転ハマっても全然珍しいことではありません。
大当たり確率と確変突入率が分かれば、誰でもどんな機種でも計算することができます。
「1/600なら、そりゃカンタンに確変引けないよね…。もっと当たりやすいかと思ってた。」
だから「パチンコの確変って早々当たるもんじゃない」なんです。
これが、今回の主な結論となります。
ちなみにですが、同様の計算方法で単発で当たる確率を求めると1/709です。
確変で当たる確率1/581
+
単発で当たる確率1/709
=
”合成”大当たり確率1/319
になります。
大海4
5連続単発!!死ぬ、、、、
— ここ太朗777@破産者 (@cocotaro777) October 4, 2020
パチンコの確変当たりと単発の通常当たりは別抽選になっている
「そうじゃなくて、当たるけど確変が引けないんだよ。何で単発ばかりに偏るの?」
という人もいると思います。
でも、これもちょっとカン違いしてますね。
パチンコが当たる仕組みから見てみると、確変当たりと通常の単発当たりは別々で抽選されています。
つまり大当たりしてから、確変か単発かを振り分けている2段階抽選ではないのです。
確変当たりと単発当たりは、全くの別モノと考えて下さい。
パチンコは、スタートチャッカーに玉が入った時に大当たり抽選をしていますが、
スタートに入賞
↓
確変 or 通常 or ハズレ
であり、
スタートに入賞
↓
大当たり or ハズレ
↓
当たりなら確変 or 通常 を抽選
という2段階抽選ではありません。
液晶画面では、再抽選とか全回転で確変と単発を振り分けているように演出しています。
しかし実は内部では、デジタルが回転する前から確変か単発かが決まっているのです。
リーチがかかった時や再抽選している時に、確変か単発かの抽選をしているわけではありません。
つまり、「確変に入らず単発に偏る」という表現は、ちょっと違うかなと思います。
確かに単発ばかりだとムカつきますが、確変当たりと単発当たりとは別モノと考えましょう。
2つを比べてはイケマセン。
パチンコ台は1時間あたり300回転ぐらいしか回せない
先ほど、大海4で確変が当たる確率は約1/600と説明しました。
思っていた以上に確率が低いことが、「確変が引けない!」と感じる原因だと分かったと思います。
しかし、これだけではありません。
1/600のような低い確率の場合、当てようとするにはそれだけデジタルを回すのにも時間がかかります。
この時間がかかってしまうのも、「確変がなかなか引けない!」と思ってしまう原因なんです。
今のパチンコって、1時間あたり何回転ぐらいデジタルを回すことができるでしょうか?
釘調整や時短性能にもよりますが、おおよそ1時間あたり300回転ぐらいが限度だと思います。
1時間で300回転ってことは、1/600なら2時間打ちっぱなしでようやく確率分まわせることになります。
1時間打っただけで、「確変引けないなぁ」って言う人は気が早すぎます。
せめて、確率分ぐらいは回してから言って下さい。
そして1/600と言う低い確率なら、1,000回転や2,000回転ぐらい余裕でハマリます。
ということは1,000回転なら約3時間、2,000回転なら約6時間強も確変で当たらないことになります。
パチンコで確変を引こうとするのなら、今まで思っていた以上に投資金額が必要なうえ、更にそれだけデジタルを回す時間も必要になるのです。
皆さん、この事実を知っていましたでしょうか?
こう考えると例えば「パチンコで千円で確変引いた」というのは、実はかなりレアでスゴイことなんです。
1~2万で確変に入っても、これでも確率内で引いてるわけですから、このへんを基準にして「確変が引けない!」と言ってはいけません。
投資金額はおよそ3万円で、打つ時間は2時間ぐらいをひとつの目安として打ってみて下さい。
「確変が全然引けない!」と言う人は、確変がすぐにカンタンに引けるものだとカン違いしているのです。
確変突入率50%の台で単発を10回連続で引く確率は0.1%
参考までに次のような表を作ってみました。
確変突入率別、連続で単発を引く確率です。(確変を引けない確率)
例えば、確変突入率50%の台で、10回連続で単発を引く確率は約0.1%。
0.1%は1/1,000ですね。
もちろん、確変突入率が60%…70%と高くなるにつれて、単発が続く可能性も低くなります。
どうでしょう?
1%ぐらいの確率が、実戦上で起こり得るひとつの”目安”と感じるでしょうか?
例えば突入率50%なら、6~7回ぐらい単発が続くことはあり得そうですが、さすがに8回以上(0.4%)確変が引けないことはないでしょ、って感じです。
…って甘い!!
0.4%って、ノーマルリーチで当たる確率より高いですよ。
一般的にノーマルリーチが当たる確率(期待度)は0.1%か、それ以下の機種が多いです。
だからノーマルリーチで当たることよりも、8回連続で確変を引けない確率の方が起こりやすいわけです。
もっと言えば、0.1%は1/1,000。
0.01%は1/10,000。
「さすがに、千分の1や一万分の1の確率は起こらないでしょ?」
…って甘い!!!
海物語シリーズでプレミアムリーチのサムが出現する確率は、数万分の1と言われています。
スロットで、フリーズを引く確率もこれぐらいですね。
つまり、0.1%なんか余裕で起こりますし、0.01%も夢ではなく現実的な数字なんです。
「単発を10回連続で引くのはおかしい!」と言う人は、プレミアリーチやフリーズが発生するのがおかしい!と言っていることにもなります。
確率は0でない以上、理論上は起こりえます。
0%のことが起こったり、100%のことが起こらなかった時にだけ「おかしい!」と言って下さい。
小数点は、四捨五入してあります。
確変突入率70%の台で8連続で単発地獄を喰らうのと、ノーマルリーチで当たるのも同じぐらいの確率で起こる出来事です。
【結論】パチンコで確変が引けないのはある意味ヒキが強いと言える
今回の要点は2つ。
・突入率を考慮して、確変で当たる確率を正確に知る。
・理論上、単発地獄は余裕で起こる。
です。
今のパチンコは、確変突入率が50%以上の台ばかりです。
つまり、これは単発で当たる確率の方が、確変よりも低いことになります。
「単発ばかりで確変が引けない!」という人は、皮肉なことに確率の低い方の単発当たりばかりを引いていることになります。
ある意味「ヒキが強い」と言えるでしょう(笑)。
当たりは軽いが確変に入らない…
ある意味引き強— ☥そらまる☥@ネオスロニート (@180SX23_55) September 28, 2020
後は、確変当たりと単発当たりを別々に、そして平等に見ることです。
パチンコを打ってると、どうして確変ばかりを期待してしまいますが、通常の単発当たりも「大当たり」です。
それぞれ別々で抽選されていますので、「単発に偏る」とか「単発地獄で確変が引けない」という考え方はやめた方がいいと思います。
僕は単発で当たったら、「持ち玉ができた。現金投資しなくて済んだ」と思うようにしています。
今回は、確変当たりについての考え方や認識について解説しました。
正しくパチンコを理解すれば、余計なストレスを受けずに済みますし、冷静な立ち回りができるようになります。
パチンコの確変って、早々当たるもんじゃないです。
過度に確変当たりに期待するのはやめましょう。
そう言えば、昔「CRF大ヤマト2ZX」という大当たり確率1/496と言う台がありました。
確変突入率が1/495ではなく、合成の大当たり確率が1/495です。間違ってません。
500分の1って、かなりエグい確率ですよね…。
で、この台の確変突入率は71%。
早速、確変・単発それぞれの大当たり確率を計算して見ると…
単発当たりの確率 1/1,712
確変当たりの確率 1/699
う~ん、700分の1って…。
引き弱な僕には、とてもこれを引く自信はないです。
それよりも、単発当たりのレア過ぎる確率に注目すべきですが。
昔はみんな、こんな台ばっかり打ってたんですよ。
そりゃ、パチンコ規制されて当然です。
ディスカッション
コメント一覧
世間の皆さんは、例えば1/319の確変63%なら、1/500の確変は引けないのに1/800の通常だけは引かせてくれるのね、でキレてます。
だいたい客の不利に偏るのと、1年そこらでもスペックの半分も出てないのが現実ですね。
あ さんと全くもって同意見です。
合成確率で、当たりやすい方を引かせてくれなさすぎて不思議です。
その気持ち、分かります。
僕も、そう言う「不要なヒキ」には自信がありますので。
次は、う さんからのコメントをお待ちしております(笑)
スロットのフリーズを例に出すのはナンセンスでしょ。
一日での試行回数がまず違いすぎる。
その考えだと、1回で1000分の1引くのが当たり前なんですよね?
初当たり19回引いて、3回しか確変(50%)引けなかった弱者の戯言でした。
>スロットのフリーズを例に出すのはナンセンスでしょ。
これは説明不足でした。
試行錯誤の問題ではなく、
「こういう数千分の1の確率も現実には起こる」
ということが伝えたかった、ひとつの例えです。
「数千分の1の確率なんか、早々起こるものじゃない!」
て言う人がいますが、スロットのフリーズって結構見かけますよね。
確率としては、実際にあり得ることなんです。
コメントありがとうございます!
考え方がナンセンスすぎます。
分母が違うものを比べられても…。
当たりに関する確率の話をするのであれば、あなたの言っている1回転は1当たりです。
一日中パチンコ回して例えば3000回転だとして、サムが〜というのであれば3000回当たってそのなかでの確率と比べないと意味がありません。
確変も同じです。
引くのが難しい?
単発も同じ確率ですよ。
確変はなかなか当たらないのです、なんて言い方するなら単発もなかなか当たらないです。
一見論理的に見えますが、比べる対象が全く間違っています。
飛行機って時々落ちるでしょ?よくある事なんです。って言っているのと同じレベルですよ。
比べる対象をはっきりとさせて分母を合わせないと…。
こういう確率だからって論者は基本メーカー仕様鵜呑みにして机上の空論感が強いんだよね。
で、おかしいって言ってる人は実際打ってみての感想だから実感がある。
結局今のパチンコって単発4連続引いても、1回の確変を30連させて帳尻合わせてる感じ。
で、その30連を引けない層からしたら確率おかしいんじゃない?って事なんだろうな。