パチンコの保留とは?残保留や金保留・当該の意味についても解説!
この記事ではパチンコ初心者の人へ向けて、
・パチンコの「保留」とは、どんな意味なのか?
・残保留とか金保留、当該保留の意味は?
・保留が満タンにたまったら、打つのを止めた方がいいの?
という疑問について解説します。
今さら誰にも聞けないと思いますので、この記事で保留についての基本知識を、ぜひ覚えて行ってください^^
【先におおまかな結論】
・保留=大当たり抽選のストック
・残保留=大当たり後に残っている保留
・金や赤保留=期待度が高い激アツな保留
・当該保留=その保留
目次
保留とは大当たり抽選のストックを意味
まずパチンコの「保留」とは、大当たり抽選のストックを意味する言葉です。
この仕組みを簡単に説明します。
パチンコはスタートに玉が入ると大当たり抽選をして、液晶のデジタルが回転します。
この回転中にも、スタートに玉が入れば大当たり抽選をします。
しかし、この時まだデジタルは回転中なので、次の大当たり抽選を消化できません。
大当たり抽選の消化は、1回転ずつしかできないからです。
そこでこの消化できない抽選分を、ストックして貯めておくわけです。
これがパチンコでいう「保留」です。
単に「保留」と呼ぶこともあれば、「保留ランプ」や「保留玉」と言うこともあります。
大当たり抽選の消化の順番待ち、みたいな意味と思ってもらえば大丈夫です。
保留は4個(8個)まで貯められる
保留は何個まで貯められるのか?
これは4個です。
基本的にパチンコの保留玉は、4つまで貯めることができます。
しかし、中には海物語inジャパンのように、保留が8個ある機種もあります。
初心者を混乱させてしまうといけないので詳細は省きますが、単純に大当たりの抽選を8個までストックできる機種と思って下さい。
(この場合の保留ランプは、もちろん8つあります)
注意点として現在のパチンコでは、保留ランプの数は4個か8個です。
5個とか7個の機種はありません。
保留が満タンに貯まったら打たない
保留ランプがすべて点灯し満タンになり、それでもスタートに玉が入ったらどうなるのか?
この場合、返し玉は払い出されますが、大当たり抽選はされません。
※返し玉=スタートに玉が入ると1個~3個払い出される玉のことです。
つまり保留が満タンの状態でスタートに入れても、まったくのムダってことですね。
だから保留が満タンに貯まったら、打つのを止めましょう。
特に理由がない限りは、保留が消化されて保留ランプに空きができるまでは、打たないが賢明です。
止め打ち
遊技中、ストロークを変えずに玉を打ち出したり止めたりすること。通常時に保留玉が満タンになった時などに使います。
止め打ちをやることで回転数が断然上がります。
一日打てば、勝ち負けの金額に大きな差が出てしまいます。#パチンコ— パチンコ現実的必勝マガジン (@7pa7chi77) 2019年1月21日
保4止めではなく保3止めが理想
保留が4つ貯まってから打つのを止めることを、「保4止め」などと言います。
でも実は、保留が4つになってからでは遅いのです。
なぜなら4つ目が点灯しても、まだ盤面上に飛んで残っている玉が、さらにスタートに入る可能性があるからです。
もちろん保留の5つ目はないので、この場合の大当たり抽選は無効に…。
もったいないですよね。
だから保留ランプが3つ点いた瞬間に、打ち出しを止めるのが理想です。(厳密にはスタートに3つ目が入った瞬間)
そうすれば残り玉がスタートに入っても、まだ保留に空きがあるのでムダ玉にはなりません。
これを「保3止め」などと言います。
保3止めしても、稀にスタートに2つ続けて玉が入ってしまい、1つがムダ玉になることがあります。
でもこれは本当に稀なので、無視してもいいでしょう。
あまりに保留を点灯させずに打つのは時間効率が悪くなるので、通常は保3止めぐらいでOKです。
オーバー入賞とはオーバーフローの意味
保留が満タンにも関わらずスタートに玉が入ることを、オーバー入賞やオーバーフローと言います。
「溢れ出る(あふれ出る)」っていう意味ですね。
スタートへのオーバー入賞は、大当たり抽選をしないのでムダ打ちになります。
なので止め打ちを駆使して、フローしないように気を付けましょう。
余談ですが、大当たり時に開くアタッカーに余分に玉が入ることも、オーバー入賞と言います。(この場合はオーバーフローとは言いません)
アタッカーは決められた玉数(通常は10個)が入ると閉じる仕組みですが、タイミングが良いと閉じる前に11個目が入ることがあります。
11個目の玉が入るとどうなるか?
ちゃんと返し玉が払い出されます。
つまりお得になるわけですね。
スタートのオーバー入賞は抽選しないので損しますが、アタッカーのオーバー入賞は得します。
保3止め所か保4止め禁止の店もある
先ほど「理想は保3止め」と書きました。
なぜ「理想は」なのか?
それはホールによっては、こうした止め打ちなどの変則打ちを禁止している店があるからです。
「保留が満タンになった時や、リーチなどの演出中の止め打ちはOK!」
というのが、多くのユーザーの認識です。
でも、保3止めは上記に当てはまらないので、禁止しているホールがあります。
理由は本来の釘調整以上に回ってしまったり、変な攻略法?を疑われるなどです。
が、ホールの中には
「保4止めやリーチ演出中の止め打ちも禁止!」
っていう、驚きのルールを設けている店もあります。
つまり、保留が満タンでもリーチが掛かっていても、ずっと玉を打ち続けなければいけません。
これは超ムダ打ちになりますが、お店のルールなので従うしかないですね。
だから保3止めができるホールなら、保3で止めた方が良いっていう「理想」なわけです。
メッセ西葛西。今日の状況は、リーチ中の止め打ち禁止は解除になったようですが、いまだ保留4止めは禁止らしいです。
まあ昨日僕は保留4止め打ちしていたんで出禁やむなしですが、、、
皆さん本当に保留4止めないで打っているのでしょうか????#メッセ西葛西— tenchan’s diary (@DiaryTenchan) December 23, 2018
※厳密に言えば、止め打ちは法律ではOKです。
むしろ、止め打ちを禁止することが法律違反になります。
でも実際は、法律よりも店内ルールが優先されているのが実情なので、店員に注意されたら素直に従った方が賢明です。
止め打ちがバレると最悪、出禁になります。
この辺りの解釈については、こちらの記事で詳しく解説しています↓
パチンコの止め打ちや捻り打ちは違法?なぜ禁止なのか理由を解説!
オンラインカジノは日本で違法ギャンブルなのか?逮捕される可能性について調べてみた
残保留とは大当たり後に残っている保留
次に「残保留」とは、どういう意味なんでしょうか?
こちらは「大当たり・確変・時短の終了直後に残っている保留」のことを指す言葉です。
大当たりなどが終了した直後には、ほとんどの場合、保留ランプが満タンに貯まっているハズです。
これを「残保留」と言います。
「時短が終わったけど残保留で引き戻した」
「単発当たりの残保留で確変引いた」
などが、実戦上の使われ方ですね。
保留連とは保留内で連チャンすること
「保留連」という言葉があります。
これは大当たり後などの保留玉で、すぐに続けて当たって連チャンするという意味です。
自分で玉を打つことなく、残っている保留内で続けて大当たりすることですね。
(つまり残保留で当たることです)
金保留とは期待度が激アツな保留のこと
「金保留」という言葉があり、読み方は「きんほりゅう」です。
これは保留の色が、金色で表示されていることを意味します。
保留を「ランプ」で表示するタイプの機種もあれば、液晶上でデザインされた「ロゴ」や「キャラクター」で表示するタイプの機種もあります。
この後者のタイプの機種で、保留が金色で表示されることを金保留と言います。
色によって大当たり期待度に違いがあり、(機種により違いますが)一般的には金保留は激アツとなり、大当たりの期待度が高いです。
金保留よりアツいのが虹(レインボー)保留で、虹保留=大当たり濃厚を意味する機種も多いです。
通常時7テン金保留来た〜〜 pic.twitter.com/kKw1BwCYVA
— たいポン㌠ (@taipontk) September 10, 2023
↑「7テン」とは、7がテンパイする=7でリーチが掛かることです。
赤保留は金保留よりも期待度は低い
金保留の他に赤保留もあります。
色的にはアツいですが、赤は金よりは期待度が低い色です。
とは言っても、緑や青よりはアツい色なので、赤は大当たりに期待しても良い保留色です。
色別で保留の期待度を比べると・・・
白 < 青や紫 < 緑 < 赤 <金 < 虹
ぐらいでしょうか。
黄色はあまり見かけませんが、もしかしたら金色と見間違えるのを防ぐためかもしれません。
この他、保留の形が変わったり、柄色になったり点滅したりと、色んな保留があります。
機種により期待度は大きく違いますが、概ね寒色系は期待度が低く、暖色系は期待度が高い傾向にあります。
これはスロット北斗の拳の「オーラの色」が元になっている?と言われています。
当該保留とは消化中の保留のこと
「当該保留」という難しい言葉を聞いたことがあると思います。
読み方は「とうがい保留」。
当該を辞書で調べると、「その」という意味です。
つまり、当該保留とは「その保留」と言う意味になります。
「当該変動後の保留変化は~」
などとも使われますが、この場合は
「その保留が変動(消化)してからの保留変化は~」
という意味です。
初心者には、当該保留の解釈はちょっと難しいですね。
保留変化については、こちらの記事で解説しています↓
パチンコの保留変化や先読みの仕組みは?多い台は当たりやすいのか解説!
【結論】パチンコ用語は正確に覚えなくてOK
今回はパチンコ初心者に向けて、保留の意味をテーマに説明しました。
特に「当該保留」は攻略サイトでもよく見かけますが、初心者の人は何の意味か分かりませんよね。
何となくで構いませんので、それぞれの保留の意味を覚えてみて下さい^^
しかしだからと言って、1つ1つの言葉の意味を正確に覚える必要はありません。
パチンコ用語は業界で正式に決まっているものではなく、人それぞれが勝手に自分の解釈で使うことが多いからです。
だから間違って覚えていても、意味さえ通じれば別に問題ないですし、逆に自分が合っていても、相手が間違っていて意味が通じないこともあります。
パチンコ用語は結構テキトーなんです。
例えば「大当たりする」ことを「かかる」って言いますよね、「確変でかかった」って。
「単発」は「通常当たり(非確変)」の意味と、「確変が1回で終わること」の2つの意味があります。
また「パチンコは30玉交換」という人もいれば、「パチンコは60玉交換」という人もいます。
前者は30玉で100円、後者は60玉で200円、の意味です。
さらに「スルー」と聞けば「STスルー(駆け抜け)」を想像する人が多いです。
しかし、釘調整をする店長さんは「スルーチャッカー」や「小デジのスルー」を思い浮かべるでしょう。
どちらも同じ言葉ですが、人によって使う意味や言い方が違います。
どっちも正しいので、時には相手がどんな意味で言っているのか?を、こちらが理解してあげる必要もあります。
と言うわけで、パチンコ用語は正しく覚えてもムダになるわけです。
パチンコの保留変化や先読みの仕組みは?多い台は当たりやすいのか解説!
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