なぜパチンコはオスイチで当たるのか?1回転目で当たる確率を解説!
毎日パチンコを打っていると、たまに500円や千円で当たることがあります。
なかには運が良いと、わずか1回転目で当たることもありますよね。
いわゆる「オスイチ」ってヤツ。
でも、座って1回転目で当たると、もしかして遠隔?って疑いたくなります(笑)
そこで今回は、なぜパチンコはオスイチで当たるのか?
その理由と、オスイチで当たる確率について説明します。
先に結論を言っておきます。
パチンコでの1回転目の当たりは、あくまでも偶発的なものです。
オスイチ狙いをすれば、いつも勝てるわけではありません。
目次
なぜ座って1回転目ですぐに当たるのか?
パチンコをある程度、経験したことがある人なら、座っていきなり大当たりするような場面を目にしたことがあるでしょう。
また、自分自身が1回転目で当たると言う、幸運を味わったことがある人もいると思います。
このようなオスイチが起こる仕組みは、パチンコの抽選の仕組みが深く関係しています。
オスイチはただの偶然の出来事
オスイチは決して遠隔など不正な出来事ではなく、客が座った1回転目の抽選で大当たりが選ばれただけのことです。
つまり、初回転で当選したのはただの偶然であり、この現象自体に特別な意味があるわけではありません。
座って1回転目の当たりは、全て偶然の一致に過ぎないのです。
オスイチは狙ったり予測できない
ここで重要なのは、事前にオスイチでの当たりが確定していたわけではない、ということです。
隣の人が座ってすぐに当たった場合、もし自分が打っていたら…と思う人もいるでしょう。
しかし、仮にあなたが座っていたとしても、すぐに当たっていたかどうかは分かりません。
すべてはランダムで行われる大当たり抽選次第なので、次の1回転で当たるかどうかは予測できないからです。
オスイチ台を予測したり、意図的に狙うことは不可能です。
タイプ別:オスイチで当たる確率
パチンコでは、各回転ごとに当たる確率が設定されており、1回転目の当たり確率についても算出が可能です。
ここでは、代表的な3つの機種タイプ別の確率を見てみましょう。
ミドル:確率1/319…0.3%
ミドルタイプ機種の多くは、初当たり確率が1/319に設定されています。
もし、300人のお客が同時に打ち始めた場合、平均してその中の1人が座ってすぐの1回転目に当たる計算です。
朝一、開店と同時に300人が打ち始めれば、だいたい誰か一人がオスイチで当たるわけで、大型店などでは珍しいことではありません。
また個々のお客で見た場合、300回ミドルタイプの機種を打てば、そのなかの1回は座って1回転目で当たりを引ける計算です。
ライト:確率1/199…0.5%
1/199のライトミドルの場合、200人のお客が一斉に打ち始めれば、平均で1人が初回転で当たりを引きます。
これを個人の視点で見ると、200回ライトミドルを打てば、そのなかの1回程度は1回転で当たることになります。
甘デジ:確率1/99…1.0%
甘デジで100人が同時にプレイを開始した場合、そのうち1人が初回転ですぐに当たる期待ができます。
個人として甘デジを100回打てば、平均して1回はオスイチ当たりを体験できる計算です。
オスイチの意味や具体的な例
ここで、改めて「オスイチ」という意味について説明します。
オスイチは「お座り1発で当たる」というパチンコ用語です。
要するに自分が台を打ち始めて、1回転目でいきなり大当たりすることを指します。
しかし、人によってオスイチの定義は異なり、その認識には幅があります。
例えば、最初の500円や千円の投資で、大当たりすることをオスイチと呼ぶ人もいます。
また、朝イチのゼロ回転目からではなく、他人がやめた後の次の1回転目で大当たりする場合も、オスイチと呼ばれることがあります。
要するに、
「オスイチの基準は何回転までですか?具体的な基準は何ですか?」
という質問が生じるわけです。
オスイチは主観的な意味合いが強く、個人の解釈や都合に大きく左右されています。
あまり気にすることはないでしょう。
個人的には、座って500円以内ならオスイチと言っています。
他人のオスイチが目立つ理由
オスイチという言葉が、なぜここまで広まっているのか…?
それは周りの人が空き台に座った瞬間に大当たりする様子は、私たちの記憶に強く刻まれるからです。
「おじいちゃんやおばあちゃんが、たまたま座った台で大当たり」
「別の人が打ち始めた途端に大当たり」
「常連客が座った瞬間に大当たり」
といったエピソードは、特に印象深く残ります。
なかでも、自分が辞めた直後に次の人が大当たりすると、なおさら気分が悪く数日間は忘れらないほど記憶に残ります。
しかし実際には、すべての人が座った瞬間に大当たりするわけではありません。
この記事の前半で説明したように、大当たりはランダム抽選ですから、オスイチはただの偶然だからです。
自分が辞めた後のオスイチを理論的に説明すれば、
「ミドルタイプを約300回やめれば、そのうち1回は次の人にオスイチで当てられる」
ということになります。
でも、これは偶然そうなった結果論なので、気にする必要はありません。
「自分はよく辞めた後、次の人にオスイチで当てられる…」
と感じている人は、錯覚や思い込みによるものです。
オスイチは遠隔操作とは無関係
とある店で、10台中4台が1回転目で当たるという、驚異的な現象を目の当たりにしたことがあります。
「やはりパチンコのオスイチは、遠隔操作が関係しているのでは?」
という疑念が浮かびます。
このような現象は極めて稀です。
しかし、大当たり抽選が確率で行われている以上、まったく起こらないとは言い切れません。
おかしい!と思っても、安易に遠隔操作と決めつけるのは、考えが浅はかです。
仮にもし、遠隔操作が可能であれば、10台全部をオスイチで当てるなど、もっと派手な演出をして客の射幸心を煽るでしょう。
1回転目で遠隔で当てることは、技術的には可能かもしれません。
しかし、今のパチンコ業界の厳しい規制や不正防止の技術から見れば、遠隔操作が行われている可能性は極めて低いです。
まとめ:オスイチ狙いの攻略法は勝てない
「オスイチ狙い打法」が話題になることがあります。
しかし実際には、こういった打法が長期的に見て勝ちにはつながりません。
というのも、どれだけタイミングを見計らって打ち始めても、大当たり確率は同じだからです。
1回転目で当たるかどうかは、結局は運次第になります。
もしオスイチが成功しても、その後に深いハマリを喰らい負ける可能性だってあります。
この手の攻略法の類は、短期的には勝てることはあっても、長期的には結局は負けてしまいます。
なぜなら、パチンコは確率抽選だからです。
確率抽選なら、千円あたりたくさん回る台を打った方が有利ですよね。
つまり、パチンコは釘が重要という結論になります。
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