パチンコの釘の違いが分からない初心者必見!見分ける練習のポイントとは?
今回は、規制の波に逆らって「釘の読み方」について書こうと思います。
もう時代は、設定付きパチンコへ移行しようとしています。
釘調整はご法度です。
でもパチンコは釘、釘の違いがあるからパチンコは楽しいのです。
というわけで、今からでも釘の違いが分かるようになりたい!っていう初心者の人への、僕からのアドバイスをまとめてみますね。
ちょっと抽象的な内容ですが、釘の読み方を覚える基礎知識として、きっと役に立つと思いますよ。
ちょっとだけ先に結論を書くと・・・
一番手っ取り早い方法は「実機を買って自分で釘を叩いて練習をする」です。
それではどうぞ~^^
目次
釘の違いが分からない人は、まずは「釘を読もう」とする意識から
パチンコの釘を見分ける第一歩として、僕はまず「釘の違いを見分けよう」とする意識が大事です。
釘読みって、なんだか難しそうな感じがして構えちゃいますよね・・・。
僕も初めはそうでした。
こんな1ミリ以下の釘の違いなんて、自分には分からない!ムリだ!って。
でも、これではいつまで経っても、釘の違いが分かることができません。
まず初心者人は、「釘が分からない・・・」と言う苦手意識から、「釘が読めるように練習するぞ!」と意識を変えることから始めます。・・・
・右と左の台では、釘はどう違うのかな?
・この釘は、どっちに曲がっているように見えるのかな?
・この釘が右に曲がっていると、パチンコ玉はどっちに流れやすくなるのかな?
と、分からなくても分からないなりに、「釘を読んで見分けよう、どう違うんだろう?」って意識するのです。
自分には釘読みはムリ!って思った時点で、そこで終了です。
どんな釘師だって店長だって、初めは素人で分かりませんでしたので。
練習に練習を重ねて、ようやく釘を見分けることができる「職人技」を身につけるのです。
これは釘読みに限らず、日常生活や仕事でも同じことが言えますね。
「分からない」と言うネガティブな言葉は、無意識に自分の行動を制限してしまいます。
パチンコ玉は釘の間隔が広い方へ流れやすくなる
そもそも、釘がどちらに向いているとプラス調整なのでしょうか?
もちろん命釘は、左右に釘が開いてるほうが回ります。
では、ヨロイ釘や道釘・谷釘・アタッカー周辺や小デジスタートチャッカーなど、パチンコ台の盤面にはたくさんの釘があります。
それぞれの釘が、どちらに向いているほうがプラス調整になるでしょうか?
初心者の人は、この釘がどっちに向いていれば良いのか?の違いが分からないと思います。
パチンコ攻略雑誌には、写真で釘のプラス調整が解説されています。
でも、攻略雑誌には載っていない機種もたくさんありますよね。
釘は、機種ごとに配列(ゲージ構成)が違いますので、基本的な釘読みのポイントを覚えれば、あらゆる機種に応用できるようになります。
初めは自分が良く打つ機種で、釘読みの練習をすることをおすすめします。
パチンコ玉を水の流れにイメージして釘の違いを読んでみる
自分で釘を見分けることができれば、攻略雑誌に頼る必要もなくなります。
そんな釘を見分けるポイントは、パチンコの玉の流れを水の流れに例えて見ることです。
そう「川の流れのように」(笑)
川の水って、川幅が広い方へ水がたくさん流れていきますよね?
パチンコ玉も同じです。
釘の幅が広い方へ広い方へ、よりたくさん玉は流れていきます。
ポイントは、難しく考えず単純に「玉は釘の幅が広い方へ流れる」です。
パチンコ台の盤面全体を見て、玉の流れを読んでみる
この玉の流れの読み方ですが、練習のコツとしてはパチンコ台の盤面の1点だけを見ないこと。
視野を広くして、全体の玉の流れを見るようにするのです。
パチンコを打っている時って、つい命釘や液晶画面・保留ランプを見つめがちですよね。
というか、それがパチンコの楽しみですので正しいと思います。
でも僕は、保留ランプがフローしないように気をつけながら・・・
・打ち出された玉がどのように流れていくか?
・なぜこの台はよく回るのか?回らないのか?
・命釘へ玉が寄って行かない場合は、どこで玉が逃されているのか?
・逃されているポイントとなる重要な釘はどれか?
・その釘がどちらを向いているから逃げているのか?
・では、その釘がどちらを向いていれば、玉が命釘へ寄って行き回るようになるのか?
・そしてそのような釘調整の台は、そのホールにありそうなのか?
・隣の台が空いているのなら、その釘を見比べてみてどうなっているのか?
など、自分なりに釘の違いを見分けています。
いくら釘が読める人でも、実際に打ってみないとどれぐらい回るか分からない部分もあるからです。
特に「隣の台と見比べてみる」は、釘の違いが分からない初心者の人にはおすすめの練習方法です。
命釘は、どの台も似たり寄ったりの場合が多いですが、寄せ釘などは意外と台ごとに違いがあって、隣と見比べると一目で分かる調整もあります。
まずは、「あ、釘が違う!」と言う体験をすることが大切です。
その釘調整がプラスかマイナスか分からなくても、「この釘は隣の台と少し向きが違う!」と分かるだけでも、釘読みはかなりの前進です^^
なんか一杯ポイントを並べてしまいましたが、僕は釘を読んで座った台は、打ちながらしばらくこう分析しています。
釘を判断している時は、ほとんどリーチとか演出は見てません。
釘の違いを見分けるのも大切ですが、実際に打ってみて玉の流れを読み、ポイントとなる釘を判断することも重要です。
もうこれは練習に練習を重ねて、色んな機種を打ち経験を積むのが違いを見分ける近道ですね。
理論ばかりで頭デッカチになるよりも、とにかく打って感覚をつかみましょう。
パチンコは同じ釘調整でも回転ムラがある
これは、パチンコを打っている人なら、誰しもが感じたことのあることです。
「メインデジタルがよく回ったり・・・突然回らなくなったり・・・。」
釘は変わっていないのに、どうしてこんなに回転数に差ができるのでしょうか?
これは「ムラ」です。「バラツキ」とか「偏り」とかです。
同じ台を打ち続けていても、千円あたりの回転数にバラツキが生じるのは、こうした玉の流れの偏りから来る回転ムラが原因です。
回転ムラは無くすことができませんが、ムラを極力なくすためには、打ち込む玉数(データ量)を増やすことですね。
たくさん打ち込めば、より本来の数字に近い平均値が分かるようになります。
例えば、4円パチンコで千円や二千円ぐらい打っただけじゃ、全然本来のその釘調整の回転数は把握できません。
僕は、一万円ぐらいを一つの目安にして回転数を判断していますが、それでもバラつくことは多々あります。
最終的には、千円あたりの平均回転数と自分が読んだ釘の裏付け、そして実際の玉の流れから総合的に判断します。
釘の違いは500円打ったぐらいでは分からない
この回転ムラから言えることは、せっかく釘を読んで良し悪しを判断しても、ちょっと打ったぐらいで「回る or 回らない」を決断するのは早計すぎるということです。
僕は、「初めの500円で1回転しか回らなかったけど、打ち続けてみたら、実はブン回りのボーダー超えの台だった」って言うことが何度もあります。
打ち続けた理由は、自分の釘読みで「あ、この釘なら結構回るな」と判断したからです。
たまに500円ずつカニ歩きしながら、同じ機種内を打ち比べている人を見かけます。
釘の違いが分からない、初心者の人にありがちな行動ですね。
でも僕は、たった500円ぐらいじゃ、本来の釘の回転数なんか分からないのになぁって、いつも横目で見ています。
ちなみに釘の違いが分かってくると、「あ、ここから玉が逃げて行くから、この台の釘調整じゃダメだ!」って分かるようになります。
そうすれば、回転ムラが平均して落ち着くまでのムダな投資を抑えることができますよね。
もう、これだけでパチンコの勝率アップです^^
パチンコ台は機種ごとの釘ゲージの違いがある
パチンコ台の盤面(セル盤)に釘が打ち込まれているわけですが、この釘が打ち込まれている配置の形を”ゲージ”と呼んでいます。
当然、機種ごとにゲージが違うので、「この機種はゲージがキツい、ゲージが甘い」などと言います。
つまりゲージがキツい機種は、釘が開いていても思ったほど命釘まで玉が寄っていかず、デジタルが回らないのです。
逆にゲージが甘い機種は、釘を寄せなくても(プラス調整にしなくても)命釘に玉が自然と向かっていくのです。
釘調整の有無以前に、釘の打ち込んである配置の時点から甘い or 辛いがあるのです。
単に「釘がこっちに向いているからプラス」ではなく、「この機種のゲージでは、この釘がこっちに向いているからプラス」と判断します。
機種ごとにゲージが違うと言うことは、やはり先ほどの「玉の流れ」を見ることが重要になって来ます。
パチンコの釘の違いを読む時は同じ機種で見比べる
だから、台と台との釘の違いを見比べる時は、当たり前ですが同じ機種同士で見比べて下さい。
沖海4と大海4の釘の違いを見比べても、それは全く意味がないです。
同じ機種なら、1パチと4パチを見比べるのも面白いです。
恐らく、同じ機種なら1円パチンコの方が釘が閉まっているはずです。
そして、ライバル店の同一機種と釘を見比べられるようになれれば、ボッタクリホールを回避することができます。
機種のスペックやボーダーライン・換金率によっても釘は違う
尚、ゲージの甘いor辛いのほかに、その機種のスペックによって釘調整が違ってくる場合もあります。
スペックが甘い機種、つまりボーダーラインが低い機種は、釘を開けてスタート回数を回すことができないので、必然的に釘は渋めで調整します。
また、逆に辛めのスペックの機種、ボーダーラインが高い機種は、釘を開けてスタート回数を回します。なので、全体的に釘は開いているように見えます。
先ほどのゲージ構成も考えつつ、スペックの甘い機種は釘は渋め、辛い機種は釘は甘めとなります。
もちろん、同じ機種でも換金率によって釘の違いがあります。
低価ならボーダーラインが上がりますので、釘調整は甘くなります。
高価交換ならボーダーラインは下がりますので、その分釘調整は渋くなります。
必ずボーダーラインと換金率を把握した上で、釘を読んで判断して下さい。
釘の違いを読む時の一番のポイントは「バランス」
ちょっとこれは、初心者の人には難しいことかもしれません。
釘ってバランスが大切なんですよ。
どこか1本の釘だけで開け締めをしようとすると、どうしてもその1本の釘だけ極端な釘調整になります。
極端な釘調整は、釘読みが素人のお客さんにもバレますよね?
パッと見ただけで「ヘソ釘が渋いな~」って分かってしまい、誰も打ってくれません。
極端な釘調整で来るのは、警察官だけです(笑)。
下手くそな店長は、命釘だけで締めようとしたりします。ぼ、僕は違いますよ(汗)
釘が上手い店長は、ヨロイ釘・ジャンプ釘・命釘・ハカマなどで少しづつ玉を逃していきます。
各釘が少しずつマイナス調整なので、お客さんには調整の違いが分かりません。
つまり僕がここで言いたいのは、釘調整を読む時は釘全体を見て判断して欲しいということです。
どこか1か所の釘が開いているだけで、「この台は回る」と判断するのは危険です。
今は、規制が強化され極端な釘調整はできませんが、以前は”命釘だけ大きく開けて寄せを殺す”という「ダマシ釘」もありました。
反対に命釘が狭くても、全体的な寄せ釘がフラット~プラス調整で、「ヘソは狭くても意外とよく回る」という釘調整もたくさん存在します。
今の規制の中では、こちらの調整法が主流になっています。
釘チェックシートの存在で、釘1本1本を大きく曲げることができません(厳密には一切曲げたらダメですけど)。
つまり、釘を全体的に少しずつ触って調整するのです。
これが「釘はバランスが大切」と言う理由です。
いくら釘の違い見分けても100点満点の調整の台はない
尚、100点満点の釘調整はありません。
「寄せ釘は全てプラス、命釘もOK、出玉も削っていない、確変中も玉減らない」
と言う台はないと思って下さい。
どこかの釘をプラスに調整すれば、それを帳尻合わせするためにどこかの釘をマイナスに調整します。
あれもこれもプラスに釘調整したら、ホールは赤字確定ですからね。
繰り返しますが、どこか1か所の釘を読んで判断せずに、全体の釘を読んで打てる釘なのかどうかを判断して下さい。
こう考えると、初心者の人には釘の違いの見分けが難しい時代になったのかもしれませんね。
でも、この少しの違いを見分けることができれば、そこで他人と差がつき勝率アップに繋がるのです。
一番の練習方法は実機を買って打つこと
最後になりますが、初心者の人が一番手っ取り早く釘の違いが分かるようになる方法を紹介します。
それは、パチンコの実機を買って自分で釘を叩くことです。
できれば、専用の板ゲージと玉ゲージ、ハンマーもあればいいですね。ちょっと値段が張りますが。
とにかく自分で好きなように釘をいじって、そして打ってみる。
実際のホールの釘は、コンマ何ミリの調整なので初心者の人には分かりません。
でも自分で買った実機は、思いっきり釘を曲げられます。
営業停止も怖くありません(笑)
「この釘をこっちに向けると、玉はこちらに流れるんだな」
っていうのが、次第に分かるようになりますよ。
僕も店長見習いの時は、実機を買って自宅で練習をしていました。
閉店後のホールの台でも練習できますが、アタッカー周辺や寄せ釘などの「万年釘」は触ることができないですからね。
ホールで釘の試し打ちの練習をすると、ホールコンピュータがデータを集計してくれるので「平均スタート回数」や「大当たり出玉」などが正確に分かるというメリットもあります。
これは、一般の人にはできない練習方法ですけど。
実機は何でも良いですが、初心者にはクセの少ない海物語など人気の機種が良いですよ。
最新機種は値段が高いので、昔の古い機種で構いません。練習用ですからね。
釘を覚える「自分への投資」だと思えば、かなり安い買い物です。
尚、板ゲージを使って叩けば、「あ、この命釘は12.50ぐらいかな」っていうのも、だんだんと分かるようになってきます。
板ゲージって0.25ミリ幅で調整するのですが、この0.25ミリって覚えれば意外と違いが分かるのです。
僕も毎日釘を叩いていたので、今でもほぼ正確に命釘のサイズを当てることができますよ。
もう感覚で覚えているのです。
これも、釘読みの日頃の努力と練習の成果ですね。
さあ、これであなたも明日からパチプロです(笑)。
最後に、中古パチンコ実機の通販サイトも紹介しておきますね。
高品質の中古パチスロ・パチンコをお届けします!【ホームスロット】
初心者でも安心サポート!家庭で楽しむパチンコ実機販売【A-PACHINKO】
A-PACHINKOの中古パチンコ台は、標準で
・家庭用電源
・本体音量調整
・ドアキー
・取り扱い説明書
が付属しています。
購入後、家庭用の電源に差せばすぐに動作します。
パチンコを打って楽しむ目的なら、データカウンターなどその他のオプションも必要かもしれません。
しかし釘読みの練習だけなら、これら標準装備にパチンコ玉(500玉1250円)を追加するだけで十分間に合います。
釘調整に必要なものとして、サイズを測る板ゲージが2,480円、釘調整ドライバーが1,900円です。
別に釘師を目指しているわけではないので、釘調整ドライバーは、家にある”金づち”で代用しても良いと思います(笑)。
板ゲージは、釘のサイズ幅を知るために買った方が良いです。
※板ゲージ類は、サイト内の「オプション」→「メンテナンス用品」にあります。
先ほど海物語シリーズの中古を見たら、現役を引退した昔の機種なら2万円~売っていました。
現役機種はビックリするぐらい高いですが、釘読みの練習台ならお手頃価格ですね。
↑タイムセールを狙うのもアリです。海物語シリーズは、すぐに売り切れますので早い者勝ちです。
送料など合わせても、総額3~4万円ぐらいで収まると思います。
パチンコに勝つための自己投資だと思えば、安い買い物だと思いますよ。
釘が読めなければ、この先も何十万円と負け続けてしまいます。
「習うより慣れろ」
釘読みは、実際に自分で調整して打ってみることが、覚えるための最短の方法です。
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コメント一覧
パチンコはガロfinal辺りでもう終わった間はありますね。
あの時は探せば回る台は未だあった。
ガロfinalで19~20回程度ね。
うちの地元は今はもう全然ダメですね。
かろうじて打てるレベルが北斗無双の18回位が上限で、人気あったシンフォギア辺りは17回行くかどうかでしたし。
去年の年1の特定日はスロット全台456でお祭り騒ぎになったのに、パチンコは何時も通り回収釘でしたね。
今は警察の定期監査もありますし、同業者のチクりも有るみたいでパチンコは釘を弄るのはリスクが高過ぎるみたいですよ。
いつもコメントありがとうございます。
そうですね、どの台も「どんぐりの背比べ」で魅力のない同じ釘ばかりです。
換金率や機種によっての、釘調整の差もなくなっています。
ホール側の苦悩が伺える釘ですね。
閉めたくても閉められない、開けたくても開けられない・・・。
今後スロットもオール6号機時代に突入しますので、
更にパチンコ業界は厳しくなりますね。
この業界は、浮き沈みの激しいことでも有名ですが、
パチンコがダメな時はスロット、反対にスロットがダメな時はパチンコ、
とうまく立ち回って乗り切ってきた過去があります。
しかし、釘調整不可と6号機のダブルパンチは、業界にとって今までにない最大の試練ではないでしょうか?
設定付きのパチンコがどこまで受け入れられるかもありますが、
やはりパチンコとは、リアルな玉の動きを楽しむゲームであって
釘調整ができないのは、もはやパチンコとは呼べません。
釘のあるスロット、昔あった「パチコン」と同じです。