パチ屋の決算月は出ない？3月や12月は回収月なのか解説！
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ヤフー知恵袋でこんな質問を見かけました。
質問：パチンコ店は決算などで釘しめてを回収する月ってあるんですか？
店によって異なると思いますが…全体的にで
ベストアンサー：あります。
パチンコホールの決算期は３月です。
なので３月は毎月黒字の店が回収釘になる様です。まあ店によって変わりますが、経営がギリギリの店は
逆に釘をあけて赤字決算にする事により、余計なお金を払わない様にする等の工夫をする様です。
まあ全部が当てはまるわけではありませんが。引用元ヤフー知恵袋 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1173188866
「え？そうなの？」
これが僕の率直な感想です。
と言うわけで今回は、決算月は出るのか？について勝手に答えてみたいと思います。
【先に結論】
・特定の月が回収月とはなっていない。
・1か月間ずっと回収することはない。
・週ごと日ごとで判断するべき。
・店選びや台選びの方が重要。
目次
3月や12月が決算月とは決まってない
冒頭の質問についてですが、さすがはヤフー知恵袋。
相変わらず素人がテキトーな回答をしているな～って思いました。
ほぼ間違った回答ですので、信じたらダメですよ。
まずは決算月についてですが、法人の決算月は3月とは決まっていません。
大手パチンコ法人では3月決算の会社が多いのは事実ですが、決算月は各法人で好きに決められます。
なので、9月や12月決算の法人もたくさんあります。
思い込みで「決算月＝3月（年度末）」と決めつけるのはやめましょう。
また個人事業主の場合は、決算月は12月と決まっています。
が、個人事業主でパチ屋を経営しているのは、今はほぼないと思いますので無視していいでしょう。
「個人経営」と言われるパチ屋でも、法人で経営している場合があります。
ややこしいですが、決算月が3月や12月とは決まっていないってことです。
パチ屋は決算月＝回収月ではない
決算月は各法人ごとに違うとして、じゃ、その法人の決算月は回収月なのか？という疑問についてです。
これは僕の経験から回答すると、
「パチ屋は決算月＝回収月ではない」
になります。
理由は、
「1か月間も回収し続けたら、稼働が飛んで店が終わるからムリ」
だからです。
例えば3月が決算月だった場合、
「じゃ、今月は決算だから、月初～月末までずっと回収するぞ！」
って営業したとします。
そうなると3月の後半ぐらいから稼働がヤバくなり、4月に入った頃には店はガラガラで終わってるでしょう。
はっきり言いますが、閉店（倒産）などする場合は別として、1カ月もの間ずっと回収し続けるのは無理です。
回収時期を1か月単位で見ない
今回のポイントがこれ。
パチ屋の回収期間を1か月単位で見ないってことです。
パチ屋は1か月単位で、出したり回収したりはしません。
もっと短い期間で調整を変えています。
長くても1～2週間ぐらいですね。
例えばこれには大型連休が当てはまり、GWやお盆・年末年始・お正月などです。
普段だと平日と土日祝で、大きく出すor出さないを変えています。
イベントや新台入替があれば、1日ごとに釘や設定の調整をします。
各月ごとに売上・粗利の目標はありますので、それに向かって店長は日々あれこれ経営戦略しているのです。
だから、
「今月は決算だから1か月間ずっと回収！」
「今月は利益度外視で赤字でずっと出す！」
とかはないです。
パチ屋の各月ごとの特徴まとめ
せっかくなので、1月～12月まで各月の特徴を簡単に書いておきます。
1か月の中にも、打ちに行ってはいけない日や週・期間があるので、立ち回りの参考にして下さい。
もちろん各法人や各ホールごと、そして店長ごとにより考え方は違います。
また時代が変われば、その考え方も変わります。
「大まかにザックリこんな感じなんだ」程度に読んで下さい。
1月の正月期間中は回収
1月と言えばお正月。
年末年始はパチ屋が1年で1番出さない、超ボッタクリ回収期間です。
特にお正月は出さないので、このお正月期間中は絶対に打ちに行ってはいけません。
反対にお正月明けは、稼働を戻すために還元する傾向にあります。
イベントや新台入替、看板機種などを中心に狙ってみてはどうでしょうか？
ちなみに1月は、年間で1番売上と粗利が高い月です。
正月のパチンコは出ない?元旦など年始はスロットも勝てないのか解説!
2月は年間で一番売上が悪い
1月とは正反対に、1年で1番、売上・粗利ともに悪い月は2月です。
これはパチ屋に限ったことではなく、商売やっている企業に共通して言えることですね。
お正月中に散財したのでお金に余裕もなく、また寒い月でもあるので消費が落ち込むからです。
雪なんか降った日には、客足も悪くなります。
なにより2月は28日しかない月なので、店長にとっては失敗が許されないシビアな営業が求められます。
1日足りとも出す余裕はなく、土日など週末はしっかり回収して来るでしょう。
個人的には、2月に売上目標を達成できた記憶がありません。
こんにちは。２月決算は小売りに多いといわれます。百貨店は２月決算が多いですよー。今日から３月ですね！RT @joeando55: 二月末が会計上の年度末のお客様がいる。今日から一足早く新年度ですね。
— Shingo (@shing610) March 1, 2010
↑小売業は、在庫が少なくなる2月に決算をする会社が多いです。
3月は決算月と考えるのはムダ
3月はどうでしょうか？
繰り返しになりますが、決算月の法人も多いですがこれを気にする必要はありません。
年間目標の達成までヤバイなら、多少は追い込みをかけて回収して来るかもしれません。
でも目標達成を諦めて、そこまで回収しないかもしれません。
無理して回収すると店が終わるからです。
今の時代はあまり考えづらいですが、すでに3月に入った時点で目標達成が余裕なホールでは、逆に還元することだって考えられます。
店長としては目標以上に無理して回収すると、やはり来月以降の稼働に悪影響するからです。
決算月＝回収ではなく、決算月＝還元とも捉えることもできます。
もし、どうしても「3月は決算月」にこだわるのなら、現状の売上の進捗状況まで把握しないと、出す出さないが判断できません。
お客さんがこれを知るのは無理なので、やはり「3月は決算月」という考えで立ち回るのはムダになります。
おはようございます
今日から3月、パチンコ業界も決算月ということで例年渋くなりやすい月ですね。
逆に今年度予算が余ってる店はチャンスかも？
しばらくぼったくり営業が続いてた店とか足運んでみるといいかもしれません笑— アキ@エクセルジャパン東京第4ブロック長 (@aki106_neet) March 1, 2019
あと3月は、人が色々と動く月でもあります。
引っ越しや入学式、新入社員などなど。
業界によっては繁忙期で売上が上がりますが、これは逆に言えばパチンコ業界にとってはマイナス。
人によっては出費が増える分だけ、ギャンブルに使うお金がなくなるからです。
4月は下旬のGWは回収する
4月と言えば、下旬から始まるゴールデンウィークでしょう。
GW期間中は出ないので、打ちに行ってはいけません。
反対にGW前は連休中の集客に向けてある程度は出すので、狙うならGW前がおすすめです。
5月はGW明けが狙い目
GWは5月の上旬まで続きますので、4月に引き続きこの期間中はボッタクリ営業です。
年によってはGWが飛び石連休になりますが、連休の合間の平日に行くもおすすめしません。
狙うなら、GW明けのイベントや新台入替まで待ちましょう。
6月の雨の日は狙わない
6月は唯一、祝日がなく連休もない月であり、特徴としては雨が多い月です。
雨が降ると業種によっては休みになる人がいるので、パチ屋の稼働が上がる傾向にあります。
つまり「雨の日＝出さない」となるわけです。
特に週末が雨なら、いつも以上に回収に力を入れて来るでしょう。
パチンコの出る出ないと天気は、意外と密接に関係しています。
パチンコ店の雨の日は回収日で出ないのか？出やすいと感じる理由を解説！
7月の海の日の連休は出ない
7月の第3月曜日が「海の日」で祝日。
よって土曜からの3連休ですが、こうした土・日・月（祝）は回収日です。
年間見れば他の月でもありますが、打ちに行ってはいけません。
パチ屋にとっては絶好の回収日だからです。
「海の日」にちなんで「海シリーズを出す」とかやるホールがありそうですが、これは信じたらダメですよ。
休みの日のイベントは、基本的には騙しイベントで出ないからです。
わざわざ3連休を狙って行くのはやめましょう。
8月のお盆期間中は出ない
8月と言えばお盆休みですね。
この連休中もGWと同じくボッタクリ回収なので、この期間中に勝負するのはやめましょう。
ボーナスも出て仕事も休みだと、ついフラッと打ちに行きたくなりますが、もれなく返り討ちに遭います。
狙うなら、やはりお盆前後ですね。
9月のシルバーウイークは出ない
9月には敬老の日と秋分の日がありますが、なかには「シルバーウイークで9連休」とかの大企業もあります。
少なくとも土曜～月曜の3連休にはなりますので、よく状況を確かめて連休回収モード中に打ちに行かないように気を付けましょう。
10月の3連休は狙わない
10月も体育の日があり、土曜～月曜の3連休があります。
あとは土日を避けて平日メインで稼働し、看板機種やイベント日を狙うと言った基本的な立ち回りで良いと思います。
パチンコ店の設定状況
1月：初回収
2月：日数が少ないので回収
3月：決算なので回収
4月：暖かくなるので回収
5月：GWで回収
6月：梅雨なので回収
7月：暑いので回収
8月：盆休みで回収
9月：残暑厳しいので回収
10月：回収の秋
11月：寒いから回収
12月：客がサンタ— ノア (@nornor6) January 12, 2014
↑半分以上は合ってます（笑）
11月の祝日は打ちに行かない
11月は祝日が2回ありますが、3連休にならなくても祝日は回収日なので狙ってはいけません。
祝日前には調整を締めて、祝日後が平日ならまた調整を開けます。
祝日＝土日と思って下さい。
スロットが勝てるのは何曜日？パチンコ店は平日と土日どっちが出るのか解説！
12月は決算月でなくても回収
3月の次に決算月で思い浮かべるのが、この12月。
12月は決算月かどうかに関わらず、年末休みがあるので下旬は回収期間に入ります。
なので、狙うならクリスマスまでですね。
クリスマス過ぎたらボーナスも出ていることもあり、パチ屋はボッタクリ営業に入るからです。
そして1月の正月明けまで、この回収期間が続きます。
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【結論】月よりも店や台選びが重要
今回は月ごとに特徴を書き出してみましたが、実は月ごとに出る出ないで選ぶのではなく、それ以前に店選びそして台選びが重要です。
「大型連休の前後は還元する傾向にある」と書きましたが、そもそもボッタクリ店ではどんな時でも還元はしません。
1年365日、毎日が回収日です（笑）
そりゃ、イベントや看板機種なら多少は出すかもしれませんが、この「出す」レベルが「そのボッタクリ店にとっては出す」というレベルです。
調整を見たらボーダー以下で「世間から見れば実は回収日」ということは珍しくありません。
また優良店でも、全台を均一に出すわけではありません。
看板機種なら優先的に割を振って出しますが、バラエティに1台しかない機種などは、ほぼ放置で出す気はありません。
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機種によって粗利率（利益率）が違うことも知って下さい。
結論として「月選び」ではなく、「店選び」や「台選び」の方が重要ってことですね。
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