パチンコで急に玉がスタートに入らなくなった!回るようにする打ち方はあるの?
先日「パチンコを打っていると、急に突然釘が回らなくなる」という記事を書きました。
パチンコの釘が突然急に回らなくなる理由は?遠隔操作が原因なの?
今回も似たような内容ですが、もうちょっと実践的なことを書いてみようかなと。
まず、急にスタートに入らなくなる原因は「回転ムラ」です。
そしてもしパチンコを打っていて、急に玉がスタートチャッカーに入らなくなった時の対処法は・・・
・右打ちをやめる
・天釘狙いをやめる
・玉飛びのチェックをする
この辺を気にすれば、スタートが回ったり回らなくなったりすることが少しは抑えられるかもしれません。
目次
急に玉がスタートに入らなくなる原因は?
まず知っておいて欲しいことがあります。
それは、パチンコには「回転ムラ」があるということです。
つまり「よく回ったり、急にスタートが回らなくなったり」することがあります。
逆に常に一定のペース、例えば500円ごとに必ず20回転スタート回っていたら、こっちの方が不自然ですよね?
遠隔操作しているんじゃないか?って疑っちゃいます(笑)。
結論を言ってしまえば、この「回転ムラ」がパチンコを打っていて急にスタートに入らなくなる原因の答えです。
「回転ムラは必ずあるもの・生じるもの」と認識して欲しいです。
当たり前ですが、パチンコ玉は発射されてからたくさんの釘に当たって、右へ左へ・・・下へ・・・時には飛び跳ねて上へ・・・と流れていきます。
打ち出された玉によって、飛ぶ強さや方向が違いますし釘に当たる角度も違います。
つまり同じ釘に当たっても、右に行く玉もあれば左に行く玉もある。
でも単純に考えれば、やはり幅の広い釘の方へたくさんパチンコ玉が流れていくのは当然のことです。
100発や200発ぐらいなら、幅の狭い釘の方へ偏って玉が流れていくこともあります。
でも何万発とパチンコ玉がその釘に絡めば、やはり釘の幅の広い方へ玉がたくさん流れていきます。
100発や200発の短時間で見れば「急にスタートが回らなくなった」、反対に「急に回りだした」ということが起こりますが、何万発と長時間で見れば平均回転数はやはり「釘なり」に落ち着きます。
これは物理の分野ですが、当たり前のことですよね。
でもこれだけだとちょっと消化不良なので、この「急にスタートに入らなくなる原因」を、もう少し理論的に考えてみます。
今のパチンコ台ってめちゃくちゃ回転ムラあるんですよ。
100/5K=20.0 回転率
193/10K=19.3
276/15K=18.4
394/20K=19.7
しかしながら当たらん…持ち玉になれん><
ラムネ飲み放題サービス。嬉しいけど、そんなことよりもっと釘開けて欲しいっすf(^_^;。#北斗無双 pic.twitter.com/yS91lp17Xm— にしやん@株とパチンコ (@tamanchu49) 2018年7月7日
釘のゲージやスタートまでの距離
今の時代のパチンコ台は、大きな液晶があってその下、つまりセル盤のほぼ中央にスタートチャッカーがあります。
だいたいどの機種も似たような位置です。
一般的に打ち出されてからスタートチャッカーまでの距離が遠いと、回転ムラが起こりやすいと言われています。
それは距離が遠い分、玉が絡む釘の本数や風車が多くなるので、それだけ「釘の振り分けによる偏り」が起こりやすいからです。
例えば羽根物は、スタートチャッカー(いわゆる「鳴き」)がセル盤のかなり下の方にありますので、「回転ムラ」というか「鳴きのムラ」が結構激しように感じます。
鳴かない時は500円で1回などもザラにありますよね。
羽根物は釘の本数自体は少なめですが、やはりスタートチャッカーまでの距離が遠いため、釘による振り分けが多く「回転ムラ」が生じるのです。
もちろんゲージ構成や釘の本数によりますが、実際に打つ際はそれほど気にする必要はありません。
重要なのは「たくさん打ち込むこと」です。
先程も書きましたが、100発や200発ではその釘本来の回転数は到底分かりません。
スタートが回っても回らなくても「ただの回転数の偏り・回転ムラ」です。
もっと打ち込む玉数を多くしないと、その釘本来の回転数は見えてきませんよ。
回る or 回らないのスタートの回転数って、あくまでも「平均」ですよね?
平均ってサンプルデータが少ないと偏ります。
でもサンプルデータが多いと、より正確な平均値が分かってきます。
だから短時間の一部分を切り取って「急に回らなくなった!遠隔操作だ!」っていうのはヤメましょう(笑)
釘を遠隔操作するって、どれだけすごい技術なんですか?
開発できたら、おそらく特許取れますよ?
だから打っていて「急にスタートチャッカーに入らなくなった!」と言うのはごく自然に起こることです。
もっと長時間打って、たくさんのサンプルデータからその釘本来の回転数を導き出しましょう。
スタート回転数を上げる打ち方はあるの?
ではこのように、急にスタートが回らなくなった時はどうすればよいのでしょうか?
答えを言えば「そんな打ち方はない」です。
回転ムラはどうしようもありませんし、防ぐことも避けることもできません。
でもですね、打ち方によって多少回転ムラをなくすというか、スタート回転数を上げる打ち方があります。
小ネタ&豆知識として読んで下さい。
右打ちはしない
大当たりしたら右打ちする機種がありますが、この右打ちをしないのではありません。
損しますので、ちゃんと右打ちしてアタッカーに玉を入れて下さい。
僕が言いたいのは、通常時に意味もなく右打ちをしている人。特にオバちゃんに多いです。
今のパチンコ台のゲージ構成って、左右対象になっている機種が多いです。
昔はゲージが左右対象で、右半分の釘調整が甘い時は右打ちで回していました。
店長がこれに気が付かない店は、意外と右からのルートをそのまま釘調整せずに放置してあり、かなり回る台もあったぐらいです。
左から打つと全然回らないのに(笑)
でも今はさすがに店も対策済み。
右ルートもしっかり潰されている所か、左ルートより以上にキツめに殺されているぐらいです。(もう釘調整はできませんけど)
また気をつけないといけないのが、「右ルートの釘が甘い!ラッキー!」と思い右打ちをします。
でもよ~く釘の本数やゲージを見たら、左側と若干違っていて全然回らなかったということもあります。
寄せ釘が1本少ないだけで、スタートは全然回らなくなりますよ。
話を右打ちのオバちゃんに戻すと、このように意味もなく右打ちをすればその分スタートは回らなくなります。
もっといえば、右打ちはスタートチャッカーまでの距離がかなり遠くなりますので、回転ムラが生じやすくもなります。
こういう人に限って「急にスタートチャッカーに入らなくなった!遠隔操作だ!」って騒ぐのです。(笑)
この様に意味のない右打ちはヤメましょう。
パチンコ打ちながら寝てたっぽいから全部右打ち状態だった笑
— いもちゃん (@79bCutMO3nd7CYx) 2018年10月26日
意味のない天釘狙い
意味のない右打ちと同じぐらい問題なのが、意味のない天釘狙い。
天釘付近にワープへの入賞口があって、それを狙って打つのなら問題ありません。
でも全く理由もなく天釘付近を狙って打つ人がいます。
これもなぜかオバちゃんに多い傾向にあります。
天釘付近を狙って打つと、当然玉は左半分と右半分に別れます。
これは、かなりムダな打ち方だと僕は思っています。
先程は右ルートが左ルートよりも、回る or 回らないの話でした。
右か左、どちらかが回るのです。
とういうことは、左右とも全く同じ釘で同じ回転数ということはほぼあり得ません。
つまり右か左、よく回る方に玉をたくさん打ったほうが良いに決まっているのです。
それを意味もなく左右に振り分けながら打つ天釘狙いは、僕はムダにしか思えないのです。
左なら左、右なら右。どちらかに絞りませんか?
もちろんワープ狙いなどの理由があるなら、天釘狙いでもOKです。
このように打ち方(ハンドルのバネの強さ調整)ひとつで、だいぶ回転数が変わってきます。
今は、固定ハンドルすら厳しく注意される時代です。
僕も気がついたら「つい右打ち気味になっていた」、という経験が何度もあります。
今の機種は、細かいことは気にせずに左側へ打っていれば問題ないですが、極端な右打ちや天釘狙いはさけるべきだと思います。
玉が釘へ絡むバラツキ(偏り)が多ければ、当然「急にスタートに入らなくなった!」ってことも起こりやすくなりますので。
パチンコ玉の飛び方がバラバラ
これは、遊技台のメンテナンスの問題です。
同じ位置でハンドルを持っているのに、パチンコ玉の飛び方がバラつく台ってありませんか?
これは、パチンコ台の部品の消耗や汚れが原因です。
パチンコ玉を打ち出すハンマーや発射台のレールが消耗してきたり、これらに手アカやホコリなどの汚れが溜まってくると、玉の飛び方にバラツキが生じてきます。
特に古いパチンコ台に多いですね。
今はセル盤だけを交換して、パチンコの台枠は中古で使い回す”新台入れ替え”もあります。
この玉の飛び方がバラバラなのも問題です。
同じ強さで打っていても、たまに右側に飛んでいったりすればそれは前述の「ムダ玉」になってしまうからです。
こういう時は遠慮せずに店員さんを呼び、直してもらいましょう。
朝から腰を据えてパチンコをしようかと、冬ソナで勝負しているのだが…
導入からそんな時間も経っていないのに玉飛びが安定しない!
釘は悪くなく、最低11回転から最高28回転とムラが広い。
最初の10本で185回転と一応ボーダーはクリアしているので、もう少し様子を見ようかな…— ヒキ悪のあっくん (@HikiAku_7) 2018年8月5日
まとめ
ザザッと僕の考えを書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?
パチンコ台には「回転ムラ」は付きものです。
急にスタートに入らなくなるのも、それはごくごく自然なこと。
短時間で判断せずに、長時間で見て下さい。
たくさん打てば、それなりの「平均回転数」になっていきます。
またハンドルの打つ強さ一つで、少しは回転数を上げることができます。
意味のない右打ちや天釘狙いは、僕は避けるべきだと思っています。
理想を言えば、ずっとスタートがグルグル回るパチンコ台が一番面白いですが、こうした「回転ムラ」もまた釘の醍醐味なんですよ。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません