海物語で魚群やバイブが外れたらやめるべき？お詫びは来るのか解説！

2023年1月17日

海物語シリーズを打っていて、アツい瞬間と言えば魚群リーチやバイブ予告でしょう。

でも、もしこの魚群やバイブが外れたら…？

激アツを外した後は「もう当たらない」「台の調子が悪い」と言う人がいます。

逆に魚群がハズレた後は「お詫び魚群」が来るので、そのまま打ち続けた方が良いと言う人もいます。

果たして、魚群やバイブを外した後は辞めるべき？打ち続けるべき？

今回はこんな疑問について解説します。

 

【先に結論】

・激アツが外れても当たりやすさに影響はない。

・予告やリーチは抽選結果を見ているだけ。

・お詫び魚群は存在しない。当たっても自力。

・ヤメ時はボーダーで判断する。

 

激アツを外してもハマるわけではない

まず初めにこの記事は、海物語シリーズすべてに共通して言える内容で書いています。

・P沖海5

・P大海4スペシャル

を初め、夜桜超旋風・黒海（ブラック）・新海・地中海・金富士・海物語3R・ギンパラ・アイマリンなど各甘デジetc…。

さらにパチンコの規制が大きく変わらない限り、今後登場する新台の海物語シリーズにも使える知識です。

覚えておいて損はないので、ぜひ最後まで読んで下さい。

 

本題に入ります。

先に大まかな結論ですが、魚群やビッグバイブなどの激アツを外しても、その後ハマりやすくなるわけではありません。

だからと言って「お詫び魚群」が来て、当たりやすくなるということもないです。

激アツ外し後にどうなるのか？は、実際に打ってみないと分からないですね。

これが今回の答えです。

（やめるべきかどうか？はボーダーで判断します。※後述します）

 

ここでの注意点として、

「ハマリやすくはならない」

「当たりやすくはならない」

であり、

「ハマらない」

「当たらない」

ではないと言う点です。

 

「打ってみないと分からない」とは、

「激アツを外しても何も変わらない」

と言う意味になります。

海物語シリーズで魚群リーチやバイブ予告を外しても、その後の当たりやすさには何も影響しないので、気にする必要はないでしょう。

 

海物語シリーズの大当たり抽選の仕組み

なぜ激アツが外れても、その後の当たりやすさに影響がないのか？

それは海物語（パチンコ）の大当たりの仕組みを知れば理解できます。

詳しくは別記事で解説しています。

海物語に当たりやすい回転数はある?リーチ目やハマリ目と天井についても解説！

 

簡単に説明すると海物語シリーズでは、スタート（ヘソ）に玉が入った時に大当たり抽選をしています。

沖海5のミドルなら1/319、大海4ブラックなら1/199、アイマリンなら1/99、とそれぞれのスペックに従って抽選されます。

抽選の結果、当たりなら液晶に大当たり演出を出し、ハズレならハズレ演出を表示します。

玉がスタートに入る度に、これを延々と繰り返しているだけです。

 

ポイントは、大当たり確率は常に変わらないってことです。

夜桜超旋風のミドルなら、ずっと1/319で。

ギンパラ夢幻カーニバルなら、ずっと1/199で。

地中海ならずっと1/89で抽選します。

当たり前ですよね、勝手に大当たり確率が変わるわけがないですので。

当たりの数は関係ないね
パチンコの抽選の仕組みは、毎回玉が1こスタートチャッカーに入る度に乱数で大当たりを抽選するから、台によって当たる確率が違うってことは無い
あとはハマってるのを打つとか、当たり軽いヤツ打つとかは完全にオカルトだね
台選びの基準は釘だけだから最初は好きなのでおけ

— る な 🦎 (@runa_arn317) December 15, 2020

 

魚群やバイブを外しても確率は同じ

つまり魚群やボタンバイブを外しても、スペックの大当たり確率は変わりません。

「ジンベイザメやリュウグウノツカイを外したから確率が1/250にアップ」

とか、

「大泡や点滅保留が外れたから確率が1/400にダウン」

などにはなりません。

気持ち的には「そろそろ当たりそう」とか「もう当たらないかな」って感じます。

でもこれは人間の感情であって、海物語というパチンコ台には激アツを外しても何も影響しないのです。

 

魚群外れ後でもハマる確率は同じ

魚群やビッグバイブが外れても確率が変わらないということは、ハマる可能性（確率）も同じってことです。

例えば1/319の沖海5が1,000回転ハマる確率は約4%ですが、これは魚群が外れた後でも同じです。

1/199の黒海が500回転ハマる確率は約8%ですが、大泡予告が外れた後でもこの確率は変わりません。

もし、魚群ハズレ後に1,000回転ハマった場合、それはたまたまそこでハマっただけです。

初めからハマることが決まっていた訳ではなく、魚群ハズレ後に打ち続けた結果として1,000回転ハマってしまったわけですね。

 

魚群が外れてもお詫び当たりは来ない

魚群ハズレ後でも確率が同じなら、特別当たりやすくもなりません。

1/199の夢幻カーニバルが50回転以内に当たる確率は約22%ですが、これは魚群ハズレ後でも同じです。

1/99のアイマリンが50回転以内に当たる確率は約40%ですが、もちろん魚群がハズレてもこの確率は変わりません。

 

仮に魚群ハズレ後の50回転以内に当たっても、それは偶然そこで自力で大当たりを引いただけ。

魚群ハズレ後に大当たり確率がアップして、当たりやすくなったわけではないです。

「お詫び魚群」とは魚群ハズレ後の自力当たりを、後付けでそう呼んでいるだけですね。

そんなもん、海物語で魚群を外したら50回転は回せ、お詫びの魚群が来たら当たるから、とか真顔で言ってるジジイとかわらんのですよ。なんだお詫びって。何故お前に詫びなければならないんだ、機械が。俺はこういう分野は完全デジタル野郎ですね。

— ウン山ヤロ吉 (@polpolkun4649) August 18, 2020

 

と言うわけで、ここまでをまとめます。

魚群やバイブなどの激アツを外しても、大当たり確率は変わりません。

だからその後ハマるか？すぐに当たりが来るのか？は、実際に打ってみないと分からないのです。

もしハマったりすぐに当たったとしても、それは偶然そういう結果になったと言う結果論ですね。

 

尚、「調子の悪い台」についてはこちらの記事で説明しています。

海物語で朝一の台選びのコツは？好調台や不調台の見極め方について解説！

 

魚群やボタンバイブが発生する仕組み

「確率が変わらないのは分かったけど、でもやはり魚群や大泡などが外れると悔しい」

と思っている人に、海物語で予告やリーチが発生する仕組みを説明します。

どうやって魚群やビックバイブが出るのか？を知れば、激アツが外れても余計なストレスを抱えることなく打てますよ。

 

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先に抽選してその後に演出を出す

前半に「スタートに玉が入った時に大当たり抽選をしている」と書きました。

実はこの大当たり抽選の後、どのような演出を液晶画面に表示させるのか？を決めているのです。（演出を決める抽選をしている）

抽選結果が当たりなら、大当たりするリーチや予告を。

ハズレなら外れる演出を表示します。

ハズレの場合は「何も予告やリーチを出さずにバラバラの出目を停止させる」と言う「演出」もあります。

 

「大当たり抽選」

↓

「演出を決定」

の順番であり、

「演出を決定」

↓

「リーチが掛かったその場で大当たり抽選」

の順番ではありません。

海物語シリーズ（パチンコ台）は先抽選の仕組みです。

 

当たりなら当たる魚群リーチを出す

抽選の結果が当たりなら、大当たりさせる演出を決定して液晶に表示します。

・魚群で当たるのか？

・大泡予告で当たるのか？

・ビッグバイブで当たるのか？

・ノーマルで当たるのか？

などですね。

 

ここで選ばれる演出は、ノーマルでも魚群でも絶対に当たります。

すでに大当たり抽選で当たっているからです。

どんな演出が選ばれるのかは、（メイン基板の）プログラム次第になります。

サムなどのプレミアは、出現率が低くプログラムされています。

昔はロム解析することにより、このプログラムの内容を知ることができました。

でも今はロム解析ができないので、リーチの出現率や信頼度は実戦値を参考にするしかないですね。

 

ハズレなら外れるビッグバイブを出す

抽選で外れた場合は、ハズレ演出を表示させます。

・炎目の魚群でハズレるのか？

・ノーマルで半コマ外れにするのか？

・レッツマンボウのハズレを出すのか？

・ジンベエチェンジで外すのか？

などです。

 

ここで発生する演出は、どれだけ信頼度が高い予告やリーチでも必ず外れます。

ビッグバイブや魚群が出ても、すでに大当たり抽選でハズレているからです。

当たりの時しか演出が出ないのでは打ち手が退屈してしまうので、飽きさせないようにハズレ時でも予告やリーチを出すわけですね。

パチンコはこの演出のバランスが、各メーカーの腕の見せ所になります。

ハズレ演出が出過ぎると「煽るだけで全然当たらない」というクソ台になってしまいます。

海物語シリーズはノーマルリーチや魚群の信頼度が絶妙で、シンプルながらもドキドキできるのが大ヒットの秘訣ですね。

 

予告やリーチは抽選結果を見ているだけ

「リーチ」って聞くと、麻雀のリーチのような「あと1つで当たる（上がる）」をイメージします。

でも海物語のリーチは、確かに見た目はあと1つで当たりますが、実際は当たりか？ハズレか？はすでに内部で結果が決まっているのです。

スタートに玉が入った時に抽選はすでに終わっており、この時点で当たり or ハズレは確定。

この後に魚群や大泡やバイブを出して、当たりやハズレを演出している流れですね。

つまり海物語において予告やリーチとは、大当たりの抽選結果を見ているだけに過ぎません。

リーチが発生したその場で、大当たり抽選をしているわけではないってことです。

 

バイブや大泡が外れても惜しくはない

もし魚群やビッグバイブ、大泡やジンベイザメが外れても、それは「初めからハズレていた」と思うのが正しい受け止め方（？）です。

あと少しで当たりそうだったので悔しい気持ちになりますが、でもハズレはハズレなので惜しくはありません。

激アツを外しても、

「大当たり抽選でハズレて、その結果の演出としてハズレの魚群が出たんだ」

ぐらいに冷静に受け止めることができれば、余計なストレスになりません。

 

麻雀のリーチは本当にあと1つなので、上がれないと惜しいです。

しかし海物語のリーチは、初めから外れることが決まっていたので全然惜しくはないです。

 

魚群の出し方は魚群リーチに当選する

余談ですが、

「魚群の出し方を知りたい」

「魚群を出す方法は？」

と言う疑問について説明します。

 

海物語シリーズで魚群を出す方法は、魚群の演出に当選すればいいだけです。

もちろん意図的に当選することはできません。

メイン基板のプログラム次第なので、魚群が出るかどうか？はしょせん確率ですね。

 

昔の海物語シリーズの魚群出現率は、1/500ぐらいって言われていました。

でも、これは「当たり時に出る魚群」と「ハズレ時に出る魚群」のトータルの出現率です。

もちろん、皆さんが待ち望むのは「当たりの魚群」。

魚群の信頼度が50%とすると、当たりの魚群が出る確率は1/1,000になります。

今のP機の海物語シリーズがどれぐらいの出現率なのかは、解析ができないので正確には分かりません。

恐らく、同じく数百分の一ぐらいの出現率だと思いますので、やはり当たり魚群を出す方法としては、この薄い確率を引くことが必要です。

 

大海スペシャル4で魚群信頼度100%にしてから1200回転ぐらい魚群見てないし当たってない

もしかして私パンドラの箱開けちゃいました?

— じぇ (@Jy5296Fx) December 27, 2020

↑カスタムで魚群信頼度を100%にすると、魚群＝大当たり確定演出となります。

つまり大当たり抽選にハズレた時には魚群は絶対に出ませんので、当たらない限り魚群は永遠に出ません。

ハズレ魚群が出なくなる分、魚群のトータル出現率も低くなります。

 

【結論】激アツでなくボーダーでヤメ時を判断

魚群やビッグバイブ、ジンベイザメやレッツマンボウ・大泡など、海物語シリーズにはたくさんの激アツ演出があります。

でもこれらは、すべて大当たりの抽選の結果を演出しているに過ぎません。

その後の当たりやすさや、ハマリやすさには無関係です。

「激アツが外れても気にしない」が正しい受け止め方になります。

だから魚群などが外れたことを理由にやめてしまったり、お詫びを期待して打ち続けるのは間違った立ち回りとなります。

 

では、激アツを外した後はどう行動すべきか？となりますが、これはボーダーでヤメ時を判断します。

ボーダー以上に回っている台なら、激アツ外れ後でもそのまま勝負続行。

ボーダー以下の台なら、激アツが外れたら即ヤメ。

と、ボーダーの上下で判断するのが、勝つための正しい立ち回りになります。

 

ただもっと言えば、激アツが外れる前の打ち始めの時点から、ボーダーの上下を把握するべきです。

ボーダー以下の台なら激アツに関係なく、ボーダー以下と分かった時点で即ヤメしましょう。

「お詫び魚群が50回転以内に来る！」と思い、ボーダー以下の回収台を打ち続けるのはパチンコ負け組の行動です。