ウリンチャンスを外した後はハマる？やめた方がいいのか解説！

2022年8月27日

「ぐるぐるぐる～タッチして！」

ゲゲっ！汚い手で触らないでね。

閉店掃除でガラスを拭く、店員の気持ちも考えてね（笑）

 

今回は大海物語や沖縄5などの「ウリンチャンス」について説明します。

信頼度が約50%と言われるウリンチャンスですが、外れるとその後にハマる！というウワサがあります。

これって本当なのでしょうか？

もしウリンチャンスが外れたら、ハマる前にやめた方がいいのかな？

 

【先に結論】

・ウリンチャンス外れ後にハマるかは分からない。

・「大当たり抽選→リーチ発生」の順番。

・大当たりは独立して抽選されている。

・ヤメ時はボーダーで判断する。

 

ウリンチャンス外れ後ハマるかは分からない

僕は今まで他の記事でも、この手の内容をいくつか書いて来ました。

「魚群が外れたらやめた方がいいのか？」

とか、

「サムが出たらハマるのか？」

とかです。

※記事下にリンクを貼っておきます。

 

ウリンチャンスも、これらと全く同じ理屈。

ウリンチャンスも魚群もサムも、リーチアクションのひとつです。

パチンコにおいてリーチとは、単なる大当たり抽選の結果に過ぎません。

だからウリンチャンスが外れても、その後ハマるかどうか？は分からないが今回の疑問の答えになります。

 

激熱スペシャルリーチは大当たりの信頼度が高いので、どうしても期待をしてしまいます。

だからと言って外れても、その後当たらない気がする・ハマる気がするというのは、そういう気がするだけの気のせいです。

人間が勝手にそう感じているだけであって、パチンコ台の大当たりの仕組みから見れば、「ウリンチャンス外れ後はハマる」は全く根拠のないオカルトだということが分かります。

 

スタートに玉が入った瞬間に抽選

大海物語や沖海などパチンコ台は、玉がスタートチャッカーに入った瞬間に大当たりの抽選をしています。

スタートに玉が入ると液晶デジタルが回転しますが、この回転する前にすでに大当たり抽選は終了しているということです。

ここが重要なポイントで、また多くの人が勘違いしている部分でもあります。

 

一見すると液晶が回転しながら、またリーチが掛かったその場で大当たり抽選をしているように思えますが、実際には大当たり抽選をしてから液晶が回転をしているのです。

つまりウリンチャンスが発生した時点で、すでに内部では当たるか？ハズレるか？が決まっているわけです。

 

抽選に当選すると当たるリーチが発生

大当たり抽選に見事当選した場合は、次にどのようなリーチ演出で大当たりさせるのか？が決まります。

・魚群を発生させて大当たりさせる

・サムなどのプレミアで大当たりさせる

・ウリンチャンスで大当たりさせる

・ノーマルリーチで大当たりさせる

などです。

 

「大当たり抽選→リーチ発生」の順番ですので、打っているお客さんは抽選の結果をリーチという演出で見ているわけですね。

注意点として「リーチ→抽選」の順番ではありません。

つまりウリンチャンスで当たった場合は、「今当たった」のではなく「当たっていたんだ」と過去形で言った方が表現としては正しいでしょう。

例えば パチンコのアツいリーチが出現。
でも、それは 内部的には もう当たってて それを「演出」するのに「アツいリーチ」が現れる。でもドキドキするし楽しいと思う。この「リーチ演出」は大当たり期待値が40%！ じゃなく、大当たりが成立してる40%で この「リーチ演出」が出る。でも 楽しいやん

— Ryochang4star (@Ryochang4star1) July 18, 2019

 

抽選に外れるとハズレリーチが発生

では、大当たり抽選に外れた場合は、どのような流れになるのでしょうか？

大当たり抽選に外れた場合は、ほとんどの場合はリーチが発生せずに適当な出目で停止します。

そして保留玉を消化して、次の抽選へ移行します。

 

ただこれだけですと、お客さんは打っていて退屈。

たまには予告やリーチを発生させてあげないと、飽きてしまいます。

というわけで、あらかじめ機種ごとに決められた確率で外れのリーチ演出を発生させるのです。

ハズレリーチ＝退屈しのぎ、ですね。

 

ここでも重要なのが、リーチが外れてもそれはデジタルが回転する前から抽選に外れていたということです。

ウリンチャンスが外れても、それは「今外れた」のではなく「ウリンチャンスが発生する前から外れていた」となります。

 

タッチしなくても結果は変わらない

この「大当たり抽選→リーチ発生」の仕組みから見ると、ウリンチャンスでタッチの有無は結果に関係ないことになります。

内部の抽選で当たっていれば、タッチしなくても必ず当たります。

反対に内部でハズレていれば、どれだけベタベタにタッチしても絶対に当たりません。

「タッチするコツ」とか「タッチするタイミング」などもないですね。

これを知ってしまうと、ウリンチャンスの面白さが半減してしまうかもしれませんが、「ウリンチャンス外れ後はハマるのか？」を理解するためには必要な知識です。

 

隣のおばちゃんがウリンチャンスの画面タッチで全身の体重かけたエルボーかましてて笑いました🤣

外れてました😅

— ジャラ (@jaralagoon) July 7, 2022

↑エルボーでも内部で当選していれば当たります。

ただ、出禁や事務所に連行されるリスクはあります。

 

ウリン外れとハマりに関係性はない

さて、必要な前置きの説明が済んだところで、今回の本題に入ります。

冒頭でも先に結論を書きましたが、ウリンチャンスが外れてもその後にハマるかどうかは分かりません。

「分からない」というのは無責任の意味で「分からない」のではなく、ウリン外れとハマりには一切関係性がないので「考えてもムダ」という意味での「分からない」と言うことです。

 

つまりウリンチャンスが外れた後にハマるのか？連チャンするのか？は、実際に打ってみなきゃ分からないってことです。

これが今回の結論になります。

もう少し理由を説明します。

 

海物語は独立して大当たり抽選

先ほど海物語などのパチンコ台は、スタートに玉が入った瞬間に大当たり抽選をしていると説明しました。

この大当たり抽選は、スタートに玉が入るたびに毎回転ごとに行われています。

初めから「あと〇回転まわすと当たる」とプログラムで決められているわけではありません。

 

また「抽選にハズレ続けると当たりやすくなる」のような、大当たりを調整する機能もありません。

1回転ごとにその都度、同じ確率で抽選されているからです。

これをパチンコ用語で「独立抽選」と言いますが、どれだけハマっても連チャンしても次の回転の抽選に影響は与えない仕組みです。

1/319の沖海5ミドルなら、いつでも1/319の確率で抽選しています。

 

ウリンで外れても確率は同じ

独立抽選の海物語では、ウリンチャンスが外れても次の1回転で当たる確率（期待度）は同じです。

その後すぐに当たるかもしれませんし、大ハマりするかもしれません。

だから打ってみなければ分からないのです。

未来の抽選結果は予測できないので、「当たりは当たり、ハズレはハズレ」と割り切って考えるのが理にかなっているでしょう。

 

外れ後のヤメ時はボーダーで判断

最後にもう一つの疑問、「やめ時」について説明します。

ウリンチャンスが外れた後にハマるかどうかは、実際に打ってみなければ分かりません。

でもこれだけでは、やめた方がいいのか？打ち続けた方がいいのか？の判断に迷いますよね。

このヤメ時はボーダーラインの上下で判断します。

 

ボーダーラインとは1,000円あたりそれだけ回われば、理論上”チャラ”になるという回転数（回転率）のこと。

ボーダーが23回転/千円なら、千円で平均23回転まわる台を打てば、理論上チャラ、つまり勝ち負けなしになるということです。

ボーダーを上回っていれば理論上は玉がどんどん増えて行きますし、反対にボーダーラインを下回っていれば、玉はどんどん減っていく計算になります。

 

一例として、沖海5ミドルのボーダーは…

・4円…約19回転

・3円…約21回転

です。

自分の打っている台がこの回転率よりも上回っていれば勝負続行、下回っていれば即ヤメ、が正しいヤメ時の判断基準になります。

 

結論としてヤメ時は、ウリンチャンス外れではなくボーダーで判断します。

もっと言えば、ウリンチャンスが外れる以前でもボーダーを下回っていれば即ヤメ、ですね。

 

【結論】ウリンチャンスとヤメ時は別もの

ウリンチャンスなどの演出とヤメ時は「別もの」です。

演出の当たりハズレでハマリや連チャンは予想できないので、これらからヤメ時を判断することはできません。

「抽選→リーチ発生」という順番と、独立抽選という仕組みを忘れないで欲しいです。

 

パチンコはシンプルな確率ゲームです。

確率が同じなら、千円で少しでもたくさん回る台を打った方が有利に決まっています。

この「少しでも」の具体的な数字が、ボーダーラインです。

だからパチプロは釘を読み、ホールは釘を調整するわけです。

 

自分が今打っている台のボーダー、もちろん把握して打ってますよね？

知らないとヤメ時が分かりませんよ。

パチンコは釘、これが答えです。