海物語で不調出目や死の出目って本当なの?出たらハマるのか解説!
4は「し=死」、9「く=苦」で、これは日本だけの文化。
だから外国人がパチンコを打っても、気にしないのでは?と思います。
今回は、よく海物語が打つ人の中でウワサされる「不調な出目」について書いてみます。
死の出目っていうヤツもあるみたいですね。死兆星??(笑)
目次
海物語に不調出目や死の出目はない
初めにズバリ、僕の考えの結論を先に言っておきます。
大海物語や沖縄4などの海物語には、不調出目や死の出目などはありません。
ネット上では、「4のリーチは不調出目」「偶数でハズれると、その後にハマる」とか、色々書いてあります。
僕も、この「出目」に関してはあまり詳しくないので、もしかしたらまだ他にもたくさんあると思います。
というか興味がない、知っても一寸の得にならない知識なので調べる気すら起こりません。
中には、「海物語の出目攻略法」とかいう、怪しい有料情報を販売しているサイトもありますね。
引っかかったらダメですよ(笑)。
そんな攻略法、存在しません。
パチンコ台の大当たりの仕組みを理解すれば、いかにこの「不調出目や死の出目」がデタラメなのかが分かると思います。
不調出目や死の出目は本当か?と聞かれたら、僕は迷わず「嘘です」と答えます。
出目は大当たり抽選にハズれた結果にすぎない
海物語に限らず、パチンコ台のデジタルが回れば、その結果として停止した「出目」があります。
これは、大当たり抽選の結果です。
他の記事でも何度も書いてきましたが、パチンコ台はスタートチャッカーに玉が入った瞬間に内部で大当たりの抽選をしています。
大当たりの抽選をしてから、液晶デジタルが回転するのです。
見た目上は、液晶デジタルが回転しているその場で大当たりの抽選をしているように思えますが、実際には先に大当たり抽選をしていて、その結果として液晶デジタルで演出を発生させているのです。
内部の大当たり抽選で大当たりすれば、液晶デジタルで大当たりの演出を発生させます。
同じく内部の大当たり抽選でハズれてしまえば、液晶デジタルでは何も揃わずに出目が停止するだけです。
何も起こらないとお客さんが退屈してしまうので、時にはハズレのリーチを発生させたりします。
このようにリーチの演出や出目などは、内部の大当たり抽選の結果を見ているに過ぎません。
まず、ここを理解して下さい。
パチンコなんて「俺の考えたオカルト攻略法」(特定の出目や演出が出たら台が好調とか不調とか判断する)みたいのを読者から募集して掲載する雑誌がいくつもある。台の前で拝んでる人もいるし。「パチンコ打つような奴は程度が低いから」ではなく、日本人全体が気分としてオカルトを容認してるのだろう
— 坂東真紅郎 (@sinkurou) January 22, 2017
大当たりの抽選は毎回転ごとに行っている
そしてこれらの内部での大当たり抽選は、スタートチャッカーに玉が入る度に毎回転行っています。
あらかじめ、「あと何回転回せば大当たりする」とか「あと何回転回せばスーパーリーチが発生する」など、未来の結果が決められているわけではないのです。
もし、これらが決められていれば、それは不正な基盤となります。
よく怪しい攻略法の販売サイトでは、”メーカー側の仕込み”とか書かれていますが、そんなものをメーカーが仕込む訳がないです。
そのような仕込みがあれば、それは第三者が手を加えた不正な基盤となります。
そして、そのような不正な基盤をホールに設置すれば、パチンコ店は営業停止です。
安易に仕込みとか信じてはいけません。
仕込みは、ラーメン屋さんなど飲食店だけにしましょう。
ちょっと話が逸れましたが、パチンコ台が毎回転大当たり抽選をしているということは、この先いつ大当たりするのか?この先どれくらいハマるのか?は誰も分からないのです。
未来の抽選結果を予測するのは、到底不可能。
もし、仮に予想した通りに大当たりしたりハマったりしても、それはたまたま偶然にそうなっただけ過ぎません。
僕は、不調出目や死の出目が出たらハマるのか?と聞かれたら、「出目なんて見ても意味がないけど、仮にあったとしても打ってみなければ分からない」と答えます。
不調出目や死の出目が~って言う人の話をよく聞くと、「~しやすい」「~になる傾向がある」というような表現ばかりです。
僕はこれを聞くと「何で断言しないのかな?」といつも思います。
曖昧な逃げ道を残した”歯切れの悪い言い方”しかしないですよね。
本当に不調出目や死の出目が存在するのなら、「絶対こうなる」「100%こうなる」と言い切ってこそ、その出目の存在意義があるのではないでしょうか。
僕からすれば、海物語の出目で将来の大当たりやハマりを予想するのは、オカルトや都市伝説だと思っています。
海物語を楽しんで打つ分には、このようなオカルトもアリかと思いますが、本気で海物語で勝ちたいのなら、もっと理論的に勝負すべきです。
ネットで海物語の図柄配置順が示す意図を真剣に考察してるサイト見つけて、興味深い内容だったので読み進めていったら、急に好不調のサイン出目だのオカルティな話しだして途中で見るの止めた。
— しゅんく堂 (@shunkudo777) February 13, 2013
パチンコ台に好調不調など存在しない
不調出目って言いますけど、そもそも海物語(パチンコ台)に好調とか不調とかあるんでしょうか?
店長をしていた僕が「台の調子が悪い」と聞けば、「台が故障している」ということを真っ先に思い浮かべます(笑)。
玉が飛ばなかったり、玉が出て来なかったり。
一般的には、大当たりが続けば「台の調子が良い」、反対にハマりが続ければ「台の調子が悪い、不調だ」と言われています。
確かに過去の出玉のグラフを見れば、大当たりが続いている台もあれば、ハマりが続いてる台もあります。
でもこれは、過去の大当たり抽選の結果に過ぎません。
もしも、海物語(パチンコ台)に好調不調があるとすれば・・・
「好調だから大当たりが続いた」
ではなく
「大当たりが続いたから好調だ」
と言うのが、僕は適切な表現かなと思います。
この二つの表現の違いが、分かりますでしょうか?
ちょっと強引な表現になりますが・・・
「調子が良いから、この先大当たりしやすい」
ではなく
「この先大当たりすれば、調子が良かったと言える」
と表現するべきだとも思います。
パチンコ台と言う機械に、人間のような調子がが良いとか悪いとかないですよ。
パチンコ台の大当たり確率は常に一定
もう少し補足して説明します。
先ほど海物語などのパチンコ台は、スタートチャッカーに玉が入るたびに毎回転ごとに抽選していると書きました。
当たり前ですが、もちろん大当たりの確率は常に一定で同じです。
大当たりしたからと言って、大当たり確率が低くなるわけでもありませんし、反対にハマったからと言って、大当たり確率が上がるわけでもありません。
※確変で当たれば大当たり確率が上がりますが、ここでは趣旨が違うので無視します。
例えば、CRスーパー海物語IN沖縄4MTCなら、通常時の大当り確率は1/319.6です。
どれだけ大当たりを繰り返しても、どれだけ大ハマりしても通常時の大当たり確率は不変です。
当たり前ですよね、大当たり確率が変化したら、それこそ不正基板です。
このことから考えても、不調出目や死の出目が意味がないということが分かります。
だって、どんな出目が出ようが、大当たり確率は変わらず同じなのですから。
そして先ほど説明したように、台の好調不調も関係ありません。
僕には、どうやって出目で未来の大当たりやハマりを予想しているのか、その理屈や根拠が全く理解できないのです。
ちょっとパチンコ台の仕組みが分かってる人なら、すぐにこの出目による好調不調の判断が「デタラメ」と分かると思います。
海物語の怪しい攻略法やオカルト情報に、騙されないようにしましょう。
オカルトや都市伝説で楽しんで打つ分には良いと思いますが、お金を払ってまで勝てない、根拠のない攻略法を騙されて買うのには気をつけて下さいね。
知識、遊び、割り切りとしてのオカルトは反対しないが、勝つ為の最大要素としてオカルトを用いたり(競馬の出目とか井崎先生クラスは除く。ようは絶対的な確率で語れるパチンコの場合)、ましてそれを商売にする奴は許せない。
— 蔵馬 (@teruteruasita) January 16, 2016
釘調整はあっても出目調整はない
近年、風営法が強化されて、釘調整に対する警察の取り締まりが厳しくなりました。
もし、出目で好調不調が判断できるなら、釘調整ではなくて「出目調整」したらどうかなって一瞬思いましたけど(笑)。
閉店後、店長が一人でひたすら海物語を回して、不調出目や死の出目を出すのです。
そうすれば翌日の朝一からハマるので、わざわざ釘を調整しなくてもパチンコ店は回収することができますよね。
全国に1万店以上のパチンコ店がありますが、出目で出玉を調整している店長っていないと思いますよ。
もしいたら、是非教えてください。
パチンコ店が出目で出玉を調整していないと言うことからも、出目での好調不調を判断するのは全く意味のない根拠のないことと言うことが分かります。
海物語は出目ではなく、釘とボーダーラインで判断する
というわけで海物語は、出目で好調や不調を判断するのではなく、釘とボーダーラインで勝てるかどうかを判断します。
ボーダーラインとは、攻略雑誌とかに載っている「3円交換で1000円あたり〇〇回転回る」と言う数字です。
先ほどのCRスーパー海物語IN沖縄4MTCなら、おおよそ千円で20~23回転ぐらいがボーダーラインになります。
海物語に限らずパチンコ台は確率ゲームですから、理論上1000円でそのボーダーライン以上回る台を打てば勝てる計算になります。
パチンコ店が釘調整をして営業をしているのですから、お客さんも釘調整で勝てるかどうかを判断するのは当然ですよね。
出目ではなく、釘を見ましょう。
【まとめ】海物語の不調出目はウソで、ハマるかどうかも分からない
出目とは、パチンコ台の大当たりの抽選結果に過ぎません。
内部の大当たり抽選でハズれたので、その結果としてハズレの出目が出ているだけです。
そこに深い意味も浅い意味もありません。
その出目で、海物語(パチンコ台)の好調や不調を判断することはできません。
そもそも大当たり確率は常に一定ですから、海物語に好調や不調と言うものすら存在しないのです。
仮に好調不調を言うのなら、「この台は、好調だから大当たりしたんだ」と言うのはなく、「この台は、大当たりしたから好調と言える」が適切ではないでしょうか。
パチンコ台は、毎回転ごとにその大当たりの抽選をしているので、この先の未来、いつ大当たりするのかどれだけハマるのかは、誰も予想ができないのです。
予想すること自体は勝手ですが、それに騙されないようにしましょう。
全くもって根拠がありません。
「海物語のメーカーの仕込みが~」ってあるのを見かけますが、それってメーカーの三洋さんが不正をしていると言ってるのと同じですよ。
パチンコメーカーでナンバーワンの三洋さんが、そんなハイリスクなことをすると思います??
パチンコ台は、保通協の検査も受けて販売されていますからね。
メーカーの仕込みが~と聞いた時点で、「ああ詐欺だな」と思って下さい。
実は、この記事で僕が一番言いたかったのは、↑上記のこの部分のことです。
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