1円パチンコは儲かる?4パチとどっちが勝てるか解説!
1円パチンコって儲かるの?
4円パチンコと比較した場合、どっちが勝てるの??
今回はこんな疑問について解説します!
【先に結論】
・1パチはお店もお客も儲からない。
・1円と4円では利益率が違う。
・1円より4円の方が勝ちやすい。
目次
1円パチンコが儲からない理由
先に結論です。
「1パチって儲かるの?」と聞かれたら、僕は「儲かりません!」と答えます。
遊びと割り切って打つならいいですが、儲けようと思うのなら1パチは打たないですね。
低価貸しは勝てる気がしません。
その理由を説明します。
・・・その前に、
「儲かる」と一言で言っても、人によってその受け取り方は様々です。
500円勝ちでも「儲かった」と言う人もいれば、「1万円以上の勝ちでないと、儲かったとは言えない」と言う人もいます。
そこで今回は、1円パチンコという仕組み自体が儲かるのかどうか?という意味で説明しますね。
売上は1/4なのにコストは同じ
1パチが儲からない一番の理由はコレ。
4パチに比べて売上は1/4なのに、掛かるコスト(経費)が同じということです。
だから「1パチは出ない=儲からない」という仕組みになっている訳なんですね。
1円パチンコは、1玉1円で借りることができます。
お客さんとしては、1/4の金額でパチンコが遊べるのがメリット。
しかしお店から見れば、4パチに比べて売上が1/4に減ってしまいます。
経費も同じく1/4になればいいんですが、経費は1パチも4パチも同じなんですよねぇ…。
4パチと同じサービスを提供
他のサービス業や小売店などでは、払うお金が少なくなる(値段が安くなる)とその質も低下します。
「安かろう、悪かろう」になりがちで、「良い商品や良いサービスを受けたいのなら、それなりの金を出せ!」です。
ホテルなんかが良い例で、宿泊料金とサービスの質は比例しますよね。
でも1円パチンコって、貸し玉料以外に4円パチンコと何か差別化されていますか?
例えば、
・遊技台や床が汚れている
・出玉交換がセルフサービス
・エアコンが効いていない
・店員の愛想が悪い
などのコストカットはされていないです(笑)
そう、1パチは4パチと同じ環境やサービスで打つことができるのです。
これってお客さんにしてみれば、かなりありがたい事だと思いませんか?
店にとって1パチは儲からない
ぶっちゃけ、売上だけ減って経費は減らない1パチは、お店にとって儲からないんですよ。
パチ屋も安いホテルのように、質やサービスを下げてコストカットすれば利益が出ます。
例えばバイトの時給を1/4にするとか、照明を消すとか、トイレを有料にするとか・・・(笑)
でも1パチコーナーだからと言って、コストカット(サービスの低下)はしてないですよね。
だから儲からないんです。
ここに気づいて下さい。
釘を閉めて利益を出している
じゃ、どうやってお店は1円パチンコで儲けているのか?
それは、釘を閉めて回らなくして儲けているのです。
4円パチンコよりも還元率を下げて(回収して)、利益を出しています。
だから1円パチンコは出ない!儲からない!勝てない!となるわけです。
1パチは売上が1/4にダウン
↓
でも掛かる経費は同じ
↓
その分、釘を閉めて利益を確保
↓
お客さんは勝てない
という仕組みですね。
今は昔と違いパチンコは1パチがあります。
今はそっちが主流になりつつあります。
これも時代の流れ…
ただし、店側からすれば売り上げが1/4になってしまうのに…
経費は4パチと変わらないのです‼️
1パチは遊べるが勝ちにくい❗️
「いいかい、敵の立場になって考えれば、自ずと答えは出る」 pic.twitter.com/3yREc7TKwP
— ヤン@元パチプロ (@no13yan) 2019年4月13日
ボーダー以下の1パチは勝てない
1円パチンコが、その仕組みから儲からないのが分かってもらえたと思います。
実際に1円パチンコを打ってみると、ホント全然回らないですよねぇ…。
1パチが登場した当初は、千円で100回転以上は余裕で回りました。
2~3千円の低予算でも、十分に遊べましたね。
でも、今は「4倍遊べるパチンコ!」のキャッチフレーズは死語に。
どう見ても、4円パチンコの4倍は遊べません。
酷いホールだと、千円で30~40回しか回らない1パチもありますよね。
当然このような釘調整では、ボーダーラインを超えていないので勝てるわけがないです。
大雑把に言えば、1円パチンコは4円パチンコの4倍回ってようやく勝負になります。
せめて千円で80回転以上は回らないと、打つ気すら起きません。
1パチに限らずパチンコは、ボーダーを超える台を打たなければ勝てないことを忘れないで下さい。
1パチ1k40回らないとかヤバすぎでしょ
— (@corpse_party) October 29, 2014
換金率が悪いので儲からない
1円パチンコは釘が悪くて回らないですが、換金率も悪いので勝てないです。
「1パチで3箱交換したのに、たったこれだけ…?」って経験ありませんか?
1パチは4円に比べて、換金率が悪い店が多いです。
4円パチンコで30玉交換なら、1円パチンコは120玉交換で同じ交換率(レート)と言えます。
でも実際には、1パチは160玉交換(4円でいう40玉交換)など低価交換のホールが多いです。
釘を閉めて出ないようにして、更に換金率も悪くして回収しているわけですね。
お客さんにとっては2重苦で、こんな状況で打っても儲かるわけがありません。
あなたは1パチを打つ時、換金率を把握していますか?
今はどこのホールも換金率を公表していません。
「4円が55玉(高価)だから1円も220玉(高価)と思っていたら、実は320玉(低価)だった」
ってことはよくあります。
いくら釘を見たところで、換金率を知らなければ意味がないですよ。
換金率は打つ前に必ず確認して下さい。
パチンコの換金率(交換レート)の調べ方を解説!店員への聞き方についても
1パチより4パチの方が勝てる
次に1パチと4パチどっちが勝てるのか?についてですが、これはもう答えが出てますよね。
1円パチンコよりも、4円パチンコの方が勝てます。
1円パチンコはその仕組み上、勝てないからです。
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パチ屋は4パチを前提に経営
先ほどのコストの話をもう少し詳しく説明すると、パチンコ店は昔から4円パチンコを前提に経営しています。
長年、パチンコ業界は「貸し玉料は1玉4円」でやってきました。
店舗の建設費から人件費・光熱費や新台の価格まで、すべて4パチでの売上を想定して経営しています。
1パチはそれを1/4にしてやってるわけですから、どうやってもムリがありますよね。
そのままやっても儲からないので、釘を鬼閉めしてさらに換金率も低くして利益を出しているのです。
今は新台が1台50万円ぐらいしますし、バイトの時給も1,200円以上が当たり前の時代です。
無料の休憩所があったり、携帯もタダで充電できたりとサービスも充実しています。
こんな状況の中で1パチを出してたら、店は儲からないどころか赤字に。
経費をペイできて、ようやくそこから利益になりますので、かなりボッタクリ営業をしないと経営が成り立たないのは想像できますよね。
だから「1パチより4円の方が勝てる(勝ちやすい)」と言えるのです。
1パチやってみた。
回らないストレス、半端ないです。
1パチはボッタクリなんですね。— moriken (@kmomomaru) October 23, 2020
誰も打たない4パチより1パチ
じゃ、何でパチ屋はわざわざ儲からない1パチを導入しているのか?という疑問が浮かびます。
それは4パチでは、誰も打ってくれないからです。
1円パチンコが登場したのは、CR機フルスペックの頃。
大当たり確率1/400とかなので1,500回転ハマリとかザラで、10万負けとか普通にありました。
こんなギャンブル性が高いスペックでは、お客さんは資金が持たず付いて来れなくなります。
弱小ホールでは、
「パチンコは羽根モノと甘デジ以外は稼働0」
っていうことも珍しくなかったです。
(スロットが4号機最盛期でしたので、スロットを打つ人が多かったですね)
で、稼働0で営業していても経費を垂れ流しているだけなので、1円パチンコなら打ってくれるのでは?となった経緯です。
実際、僕の店では20~30人しかいなかったパチンコが、全台1パチにした途端に200人とかになり、当時かなり驚いた記憶があります。
店にとっては売上が1/4になっても、お客さんが4倍以上になれば1パチの方が儲かるわけです。
ガラガラの4円より誰かが打ってくれる1円、ですね。
でも、1パチでは新台を何台も買えませんので、基本は中古台を1台などしか入替できません。
莫大な経費が掛かる大掛かりなリニューアルもできませんので、ライバル店との競争に負けると1パチでも店はどんどん衰退して行きます。
さらに業界の規制強化などもあり、1円パチンコの釘は次第に閉まって行ったわけです。
弱小ホールの起死回生となった1パチですが、やはり4円を想定しているパチンコ経営で長くやって行くのは難しいですね。
店は1円より4円を打って欲しい
このように4円で何ともならないので、仕方なく1パチコーナーにしているのです。
4円でガラガラで潰れるぐらいなら、1パチの方がマシって感じですね。
本音を言えば、お店としては4円を打って欲しいです。
売上が立つ4円の方が、1円より儲かるからです。
例えば、4円で1日の売上1000万で利益率10%なら、粗利は100万円です。
これが1パチになると、売上250万円で粗利は25万円。
25万円じゃ、経費で赤字ですね…。
4円と同じく100万円儲けようと思うと、利益率を40%まで上げないといけません。
利益率40%って、かなりのボッタクリ。
だから現状の1パチは、釘が渋すぎて回らないのです。
こんな無理な調整を続けていれば、結局は4円と同じ状況で誰も打たなくなり、倒産(閉店)するホールが出て来ます。
店としては1パチではなく、売上が出る4円を打って欲しいわけです。
でも4円は打ってくれないので、仕方なく1円を置いている…。
ホールをよく見て下さい。
旗艦店などの繁盛店は、1パチの割合が少ないですよね?
4円でも打ってくれるので、わざわざ売上が少なくなる1円を入れる必要がないからです。
1パチを入れる店って、もともと4円で集客できないから1円を入れています。
あなたは4円で集客できない店に魅力を感じますか?
出玉に期待ができますか?
4円が絶対勝てるわけではない
注意点として、4円パチンコが絶対に儲かるのか?と言えば、そういう意味ではありません。
あくまで「4パチと1パチとを比較した場合、どっちが勝てるのか?」を、パチンコ店の仕組みから見て4パチの方が勝てるという意味です。
1パチも4パチも両方出しているホールもあれば、両方ボッタクリのホールもあります。
4パチを打てば、絶対に儲かるわけではありません。
【結論】1パチ専門店なら勝てるかも
1パチと4パチとでは、表面上は貸し玉料の違いだけに見えますが、実は利益率(還元率)にも違いがあります。
ここに気が付くことができれば、1円は勝てないパチンコであり、4円の方が勝てるということが分かるハズです。
それでも1円パチンコを打つのなら、僕は1パチ専門店(低価貸し専門店)で打ちます。
1パチと4パチとが併設されているホールでは、どうしても1パチ自体が回収コーナーになるからです。
でも1パチ専門店なら、その比べる4パチがありません。
1パチ専門店は1パチだけで集客しているわけですから、まだ4パチとの併設店よりも勝てる可能性があります。
ただ、ここでも勘違いして欲しくないのは、すべての1パチ専門店が勝てると言う意味ではありません。
優良な1パチ専門店もあれば、ボッタクリの1パチ専門店もあります。
あくまで4パチとの併設店と比較した場合、経営の仕組みから見て1パチ専門店の方が勝てると言う意味です。
帯広にあるオペラが忘れられない、低貸し専門店なんだけど異常に釘の平均点が高くて1.25パチ千円100回転超えない台がほぼないレベル。
ここまで回ると交換率低いだろうなと思ってたら札幌のボッタ店よりも高い交換率だった。
客層が地元の打ちっぱなし勢多めだから経営出来てるんだろうな— rara (@saiplabo) April 2, 2017
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コメント一覧
必勝法は誰も教えてくれませんよ。
まずは「自分がパチンコ経営者なら」からの考えを始めて下さい!!
パチンコ屋は経費かかってなんぼです。
トイレが豪華なのが良い例です。
1パチだからって釘を締める事は無いです。
確率は同じです。
この記事読んで「自分も4円なら稼げるか」もって思う人は、間違いなくギャンブル向いてないw
この記事は1円と4円、どっちが勝てるか?という視点で書いています。
4円は勝てる、4円の勝ち方という視点ではありません。
例えば、山奥の温泉街にあるボロいパチ屋と、
昨日グランドオープンした中心街にあるパチ屋とでは、どっちが勝てるか?
という視点みたいな感じです。
4円(パチンコ)で勝つなら、釘や確率論、期待値が必要になって来ます。
正しい知識と立ち回りができない人は、4円でもグランドオープンの店でも勝てません。
コメントありがとうございます!