1円パチンコや5円スロットの意味は?貸し玉料金について解説!
最近の1円パチンコは、本当に回らない!
まだ5円スロットの方が、確実にリールが回るからマシ!?(笑)
今回は、そもそも1円パチンコや5円スロットとは、どんな意味の言葉なのか?
そして「4円パチンコと20円スロットの違い」についても説明します。
目次
1パチは貸し玉料が1玉1円の意味
1円パチンコ(1パチ)とは、貸玉料金が1玉1円という意味の言葉です。
パチンコ屋に行くとお金を使って台を打つ訳ですが、この時のパチンコ玉は、お客さんが買ったものではありません。
パチンコ店から借りたものです。
まずは、ここを誤解していた人は気をつけて下さいね。
「貸し玉」料金です、「販売」料金ではありません。
ちなみにパチンコ玉は借りた物ですから、お店の外へ持って帰ったり、勝手にお客さん同士で売買してはいけません。
昔は貸し玉料は4円が主流だった
なぜ、わざわざ「1円」と強調されているのかと言うと、以前まではパチンコの貸し玉料金は、4円が主流だったからです。
いや主流というよりも、どこのパチンコ店も4円でした。
当然ながら4円パチンコの方は、1玉4円で借りるという意味ですね。
1円パチンコや5円スロットが登場し始めたのが、確か2007年ぐらいだったと思います。
パチンコ店は風営法によって、営業許可されています。
風営法では、パチンコ玉の貸し玉料金は上限が4円、スロットのコインは上限20円、と決められています。
この4円と20円よりも、高い金額で貸してはいけませんが、これ以下の金額なら可能です。
1円パチンコとは「(4円よりも)少ない金額でパチンコが遊べる」をコンセプトに生まれた営業方法です。
交換時の交換率の意味ではない
1円パチンコとは、交換する時の交換率の意味ではなく、借りる時の意味の言葉です。
4円パチンコに比べて、1/4の金額で借りることができるのが、1円パチンコです。
4円パチンコだと、1,000円で250玉借りることができます。
これが1円パチンコになると、1,000円で1,000玉も借りられます。
1,000玉と言うと、ドル箱約半分ぐらいですから結構な量ですよね。
5スロは貸しメダル料が1枚5円の意味
5円スロット(5スロ)もパチンコと同じ意味で、貸しコイン(メダル)の料金のことです。
今までの20円スロットは、1000円で50枚のコインを借りていました。
これに比べ、5円スロットは1枚5円でコインを借りることができます。(1000円で200枚)
200枚と言ったら、下皿がそれなりに満タンになる量のコインですね。
4パチ20スロよりも釘や設定が悪い
1円パチンコや5円スロットは、貸玉(コイン)料金が違うということを説明しました。
しかし、実はまだ他にも、4パチ・20スロと違うところがあります。
その違いは、大きく分けて2つあります。
まず一つ目ですが、1パチ5スロは4パチ20スロに比べて、釘や設定が悪い傾向にあります。
これはなぜかと言うと、1パチ5スロは、売上げが今までよりも1/4になったにも関わらず、経費はそのままだからです。
経費とは光熱費や人件費、機械代などです。
貸し玉(コイン)料金が1/4になったからといって、人件費や光熱費も1/4になるわけではありません。
従業員の給料も、1/4になったらイヤですよね(笑)
1/4になったのは、売上(貸玉・貸しコイン料金)だけ。
つまり、パチンコ店は1/4になった売上から、今までと同じ経費を捻出する必要があります。
となると当然、そのシワ寄せは釘や設定に・・・。
1パチの釘は4パチに比べて渋くなり、5スロの設定は20スロに比べて低くなるのです。
特に最近は、その傾向が顕著です。
パチンコ業界全体が厳しいこともあり、本当に1円パチンコは回らなくなりました。
当然、5スロの設定も、ほぼオール設定1です。
高設定では営業が成り立ちません。
4パチ20スロよりも交換率が悪い
そして、もう一つの大きな違いは1パチ5スロは、4パチ20スロに比べて交換率が悪いということです。
例えば、4円パチンコで「30円玉で100円」の交換率の場合。
1円パチンコなら「120円玉で100円」の交換率で対等になります。
貸し玉料金が1/4なので、交換率も1/4になっているからです。
しかし、実際の1パチは「160玉で100円」など、4パチよりも交換率(レート)が低く(悪く)になっているパチンコ店が多いです。
スロットも同じです。
20円スロットが「6枚で100円」の交換率なら、5円スロットで言えば「24枚で100円」の交換率になります。
しかし実際には、28枚交換や32枚交換などの低交換率だったりします。
なぜ、1パチ5スロの交換率が悪いかと言うと、先ほどの釘や設定が悪いのと同じ理由です。
パチンコ店は1/4になった売上げで、今までと同じ経費を賄わなければいけないからです。
ただ、釘を閉めるのにも限界があります。
あまりにも回らない釘では、お客さんは誰も打ってくれません。
そしてスロットの設定も、設定1より下げようがありません。
釘や設定だけでは経費を賄えないので、さらに交換率を悪くして利益を得ているのです。
これが1パチ5スロはの換金率が、4パチ20スロよりも悪い理由になります。
投資が1/4だから「4倍遊べる」
1パチ5スロは、4パチ20スロに比べて投資金額が1/4で済みます。
これが「4倍遊べる」と言う意味です。
だからと言って、勝ちやすいわけではありません。
むしろ、店側にとって1パチ5スロは、売上が少ない儲からない営業スタイルなので、釘や設定は閉め調整が基本です。
1パチ5スロは勝てないもの、と認識しましょう。
1パチ5スロは勝つために打つのではなく、遊ぶために打つのが正しい向き合い方です。
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