アイムジャグラーでレギュラーが先行する台は高設定?爆発するのかを解説!
フィーバー!
レギュラーと言えばガソリンですよね、元パチ屋店長の”ななしー”です。
今回は、アイムジャグラーでレギュラーが先行する台ついて考えてみたいと思います。
・ビックよりレギュラーが先行する台は、高設定の場合が多い
・レギュラーが先行すると爆発しやすい
アイムジャグラーのこんな噂を聞いたことがあると思います。
もしこれが本当なら、台選びや立ち回りが有利になりますよね。
ウワサが本当かどうかを順に解説して行きます。
【先に結論】
・レギュラーがビッグと比べて先行しているかではなく、レギュラー自体の確率で設定を判断すべきです。
・アイジャグは、設定が高いほどレギュラーの確率も高いですが、だからと言って爆発しやすいわけではないです。
・設定は、様々な要素から見て総合的に判断しましょう。
目次
レギュラーの回数がビッグよりも先行しているか?は設定判別には関係ない
アイムジャグラーで高設定かどうかをボーナスから判別(推測)する場合、レギュラーがビッグより先行しているかどうかは関係ありません。
設定を判別する要素は、レギュラーの出現率(の確率)です。
アイムジャグラーは、高設定ほどビッグとレギュラーの確率が高くなります。
設定が高くなれば、ボーナス確率が高くなるのは当たり前ですよね。
そして、ビッグよりもレギュラーの方が、より確率が高くなる傾向にあります。
言い換えれば、ビッグは設定毎の差が小さく、レギュラーは設定毎の差が大きいと言うことです。
※設定5は、ビッグよりもレギュラーの方が確率がわずかに高く、設定6だとビックとレギュラーの確率は同じになり、その比率が1:1になることにも注目です。
1:1と言うことは、出現率が同じと言うことですね。
反対に低設定ほどレギュラーの確率が低くなり、ビッグの方が出現率が高くなります。
レギュラーの出現率が高い台は高設定と推測できる
つまりアイムジャグラーは、ボーナスの出現率で設定を判別(推測)する場合、設定毎の差が小さいビッグよりも、差が大きいレギュラーの方が判別しやすいと言えます。
設定1と6を見比べてみて下さい。
ビッグの確率よりも、レギュラーの確率の方が開きが大きいです。
だからレギュラーの出現率が高い台は、高設定と推測できるひとつの判断材料になります。
これは、ビッグの出現率で設定を推測するよりも、レギュラーの方が推測しやすいと言うことです。
ビッグの出現確率で推測できないことはないですが、ビッグは設定毎の確率の差が小さいため「信頼度が低い=判断材料にはなりにくい」です。
↑BIGの確率差は、設定毎にほとんどないと言っていいぐらいです。
1日単位の実戦では、設定1か6ですら分からないでしょう。
レギュラーがビッグよりも先行しているか?では設定判別できない
ここまで読んだだけで、すでに答えが出たようなものです。
レギュラーの出現率で設定判別(推測)はできますが、ビッグに比べて先行しているか?では設定判別できません。
レギュラーが先行していると言うことは、ビッグよりもレギュラーの回数が多いと言うことですよね?
なぜ、これが高設定と言えるのでしょうか?
いくつか例を挙げて説明しますね。
レギュラーの回数が先行していても低設定のこともある
ビッグ3回・レギュラー6回のアイジャグがあるとします。
回数だけ見ると、確かにレギュラーの方がビッグよりも先行しているので、ウワサからだと高設定と言えるらしいです。
しかしこの台、実は3,000回転まわしてこの回数でした。
ふたつのボーナスの出現率を計算すると…
ビッグ 1/1000
レギュラー 1/500
になります。
・・・どちらも設定1以下ですね。
もちろん、確率の偏りもあるので断定はできませんが、このデータからではちょっと勝負しにくいのが本音です。
設定推測は、前日データや周りの台の状況などから総合的に判断してするべきですが、このデータだけを見ると素直に低設定と判断した方が賢明と言えます。
極端な例かもしれませんが、レギュラーが先行していても低設定と推測できるケースです。
レギュラーが先行していても設定の判断に迷うこともある
では、ビッグ3回・レギュラー6回の台が、1,500回転まわっていたとします。
ふたつのボーナスの出現率を計算すると…
ビッグ 1/500
レギュラー 1/250
になります。
ビッグの出現率はこちらも設定1以下ですが、レギュラーは設定6以上の出現率です。
これをどう判断するか?
「高設定だけど、ビッグを引けなさすぎ」
と推測するか、もしくは
「低設定でレギュラーを引きすぎ」
と推測するかです。
これは、人により判断が分かれると思います。
僕なら、レギュラーの方を信頼して高設定かな?と推測することが多いです。
その理由は、レギュラーの方が設定毎の確率差が大きいからです。
※実戦では、その他の要素も含めて総合的に判断します。
この例では、レギュラーの回数は先行しているけど、ビッグの出現率が極端に悪いと言うケースです。
1500回転しか回してませんが、判断に迷いますね。
レギュラーが先行して高設定と推測できるケース
最後にビッグ3回・レギュラー6回の台が、500回転まわっていたとします。
ふたつのボーナスの出現率を計算すると…
ビッグ 1/167
レギュラー 1/84
になります。
どちらのボーナスも、設定6の確率を大幅に上回っている出現率です。
「ジャグ連したけど、バケが多かった」と言う状態に近いかもしれません。
500回転とまわしている回数が少なすぎますが、ここでは先行しているかどうか?に注目して解説をしています。
この例の場合、レギュラーの回数がビッグよりも先行して、どちらも出現率が高いので「もしかしたら高設定かな?」と推測できるケースです。
先行しているか?ではなく出現率で高設定かを判断する
3つの例を挙げましたが、それぞれレギュラーが先行しているという点は共通しています。
でも、そこから推測できる設定はすべてバラバラですよね?
つまり、レギュラーがビッグよりも先行しているかどうかでは、高設定かどうかは判断できないのです。
初めに説明しました。
アイムジャグラーで設定判別(推測)する場合は、レギュラーの出現率を参考にします。
上の3つの例でも、ビッグとレギュラーの出現率を計算しましたよね。
大切なのはレギュラーの回数でもなく、先行しているかどうか?でもなく、レギュラーそのものの出現率です。
総回転数をレギュラーの出現回数で割って、出現率を求めて下さい。
今のデータカウンターなら、計算しなくても出現率が表示してあるはずです。
「先行する」とは、ビッグに対してレギュラーを比べているわけです。
比べる相手はビッグではなく、レギュラーの設定毎との確率です。
高設定かどうかを判断するなら、設定上の確率と実戦上の出現確率を比べるべきではないでしょうか?
まだ「ビッグとレギュラーの比率を比べて、高設定かどうか判断する」なら分かりますが、先行しているかどうかでは設定は判断できませんよ。
ジャグラーはレギュラー先行が当たり前
どーしていつもこうなるのか謎だわ。 pic.twitter.com/qrlmSL3EJN
— ゆうや【相互フォロー100%】ラーメン (@wD5HxUf6YiSIKPZ) March 22, 2020
ビッグとレギュラーは別々で抽選されている
レギュラーが先行すると、「連チャンしやすくなる」とか「爆発しやすくなる」と言う意見もあります。
しかしこれは、まったく根拠のないオカルトです。
その理由は、アイムジャグラーではビッグとレギュラーとは、別々で抽選されているからです。
「レギュラーが先行すると、ビッグの確率が上がる」と言うようなことはありません。
そもそも、設定を変えない限りボーナス確率は同じです。
確率が同じなら、当たりやすさも変わらず同じですよね。
レギュラーが先行しても、もちろん当たりやすさは変わらず同じです。
それなのに、なぜ爆発しやすいと言うのでしょうか?
こういうのを”根拠のないオカルト”と言うのです。
ビッグとレギュラーは別々で抽選されていて、ふたつのボーナスの抽選に関連性は一切ありません。
僕が打つとどんなジャグラーでも8割方バケ先行になってしまいます。序盤だけなら10割と言ってもいいくらいです。僕の台選びが良くてBIGの引きが弱いだけなのかただ単にバケの神様に取り憑かれてるのか。もしかしたら誰かに操られてるのか?
— ペカ☆おじさん (@pekaojisan) 2018年10月12日
高設定でも爆発するのかどうかは分からない
レギュラーが先行しても、それだけでは高設定と言えないことを説明しました。
次に、レギュラーが先行すると爆発するのか?について説明します。
とは言っても、「レギュラーが先行してもビッグの確率が上がることはない」とも説明したので、すでにこれも解決済み。
レギュラーが先行するだけでは、高設定とも爆発するとも言えないが結論となります。
でも、せっかくなので「爆発」について説明します。
人により「アイムジャグラーで爆発する」の定義が違います。
「1日で差枚数5,000枚でれば爆発」と言う人もいれば、「短時間で2,000枚が爆発」と言う人もいるでしょう。
僕は、「ダイナマイトが仕掛けられている台が爆発する台」だと思っています(笑)。
で、「高設定=爆発する」ではありません。
特に、設定6だと1日中ジャグ連しぱなっしで全然ハマらない!と言うようなイメージをする人がいますが、これは間違った認識です。
もう一度、設定6のボーナス確率を見て下さい。
ビッグ・レギュラーともに1/268です。
確率通りに当たったとしても、268回まわさないと当たらない計算です。
爆発=ジャグ連すると思いがちですが、ジャグ連は当たりすぎ・引きすぎなんです。
確かに高設定はハマりにくいと言えますが、ジャグ連のように連チャンすると言うイメージは間違っています。
また、設定6の機械割は105%。
1日8,000ゲーム回した場合で計算すると…
8,000ゲーム x 投入枚数3枚=24,000枚
24,000枚 x 105%=25,200枚
25,200枚-24,000枚=1,200枚
1,200枚純増するわけですら、等価交換なら+2万4千円になります。
まあ、等価で設定6はないですが。
設定6を1日打っても、1,200枚しか増えません。
差枚数3,000枚とかは、ボーナスの引きすぎなんですね。
「ヒキ」とか「運」がなければ、数千枚クラスは出ないことになります。
結論として、アイムジャグラーは高設定だからと言って、爆発することはありません。
確かに設定が高い方が爆発しやすいですが、設定以前に「ヒキ」とか「運」に頼る部分が大きいです。
またヒキや運が良ければ、低設定でも爆発する可能性があるとも言えます。
1日単位では回転数が少ないので高設定かどうかは信頼できない
話をレギュラー先行に戻します。
確かにレギュラーがビックより多いと、高設定の可能性が高いと言えます。
でもそれは、アイムジャグラーを数十万回転まわした時の話です。
前半では、「先行すると高設定かどうか?」を説明するために3つの例を挙げました。
3,000回転・1,500回転・500回転の3つの回転数でしたよね。
でも実際には、こんな少ない回転数で設定推測するのは難しいです。
回転数(試行回数)が少ないと、その信頼度が低くなるからです。
わずか3,000回まわしたぐらいでは、アテにならないってことです。
アイムジャグラーを1日フルで回しても、8,000回転から9,000回転が限界ですよね?
1/200から1/400のボーナス確率を、1万回転も満たない試行回数で確率をうんぬん判断するのは無理があります。
とてもじゃないですが、1万回転程度では確率は収束しません。
1日ぐらいの短期のスパンでは、アイムジャグラーの設定6でも「BIG 40回・REG 6回」などのことも平気で起こります。
反対に設定1でも「BIG 20回・REG 20回」もあり得ます。
これは、僕が実際にパチンコ屋の店長として、スロットの設定を触っていたことからの事実です。
設定1でも、一日中高設定ぽいような出方をすることもザラです。
反対に設定5や6でも、打っているお客さんから「店長これ設定1だろう!」とキレられたこともあります。
波の穏やかだと言われるノーマルAタイプでも、たった1日1万回転ぐらいじゃ確率通りに収まりませんよ。
嘘だと思う人は、試しにジャグラーの実機など買って家で打ってみたらどうでしょうか?
設定6にしても全然出ないですし、全然連チャンしません。
設定1でも、面白いように連チャンすることもあります。
皆さん、ホールでは様々な要素から設定を推測すると思います。
しかし100%の設定判別でない限り、設定を断定することはできません。
推測はあくまで推測の域を超えませんし、たった数千回転まわしただけでは確率の偏りによる誤差が大きく、判別できる試行回数とは言えません。
だからこそ、アイムジャグラーで設定を推測する時は、ビッグやレギュラーの回数だけではなく、周りの台の状況、前日までの出方などから総合的に判断する必要があるのです。
ちなみにですが、一番最強の設定判別は、設定キーを回して自分の目でその数字を確かめることです(笑)。
もちろんホールでは設定確認はできませんので、ジャグラーシリーズは値段が高いですが、実機を買って試してみるのも面白いですよ。
設定6にしても全然爆発しない!を味わって下さい(笑)。
アイムジャグラーでバケが17連したらしい #MJ長岡店(福岡県)#アイムジャグラー pic.twitter.com/HXqDVAeCsf
— パチンコ店長クロロ (@Curoro_tenchou) 2019年2月21日
【まとめ】ジャグラーの設定はレギュラーだけではなく総合的に判断する
繰り返しますが、アイムジャグラーで設定を推測するなら、レギュラーの出現確率だけでは心細いです。
その他の要素から、総合的に判断するべきでしょう。
レギュラーの回数が多く出現率が高いなら、高設定と言うより高設定「域」ぐらいの認識で留めるぐらいが良いと思います。
「結局は、高設定かどうか分からないの?」と思うかもしれませんが、実際はその通りで分からないです。
アイムジャグラーに限らず、ジャグラーシリーズは設定が分かりにくい機種です。
ぶどうの確率を数えても設定6しか判別できませんし、数えても100%信頼できる方法でもありません。
ジャグラーは万人向けの機種なので、メーカーもあえて打ち手の技術格差をなくしているのではないでしょうか?
特定の方法で設定判別ができるとすれば、お年寄りから敬遠されてしまいますからね。
今回の結論として言えることは、レギュラーが先行してるかどうかは、設定判別の要素としてはまったくの無意味と言うことです。
立ち回りの参考にできませんし、してはいけません。
変に「高設定だから爆発する!」と期待して打つと、低設定をつかまされて負けますよ。
「レギュラーが先行する」と似た内容ですが、「バケに偏る」と言う記事も書いています。
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ディスカッション
コメント一覧
拝見いたしました。
とても参考になります。
が、
1日でなければどの位の日数が必要なのでしょうか。
1日で分からないのであれば、故意に設定を入れても無駄になりませんか?
それでは設定される方の仕事の意味も無くなってきますし、設定差を設ける意味も無い気がするのですが.
ジャグラーのBIGボーナス抽選確率は、約1/240です。
1万回転では、少なすぎです。
10万回転でも収束しづらいでしょう。
100万回転ぐらいあれば、おおよそ本来の設定に近い確率結果になるのでは?と思います。
ホールとしては、ジャグラーという「機種全体」で割数を見ます。
1台だけでは設定通りになりづらくても、5台10台とあれば1日でもそれなりに平均設定に近い割数になります。
(もちろん、全然設定通りに出ないこともあります。)
もっと言えば、機種ごとに1ヶ月で「売上いくら・割数何割・粗利いくら」と計画を立てて営業をします。
その計画に向かって、日々設定を入れます。
お客さんは目の前の1台の設定にこだわりますが、ホールは機種全体、1週間、1ヶ月という視野の広い目線で見ています。
ご返信頂きましてありがとうございます!
ユーザー視点と店舗運営視点からの違いに納得いたしました!
どういう立ち回りをすれば
下手な台を打たなくて済みますか?
店長さんの立ち回りを教えてください。
まずは、ホール選びですね。
高設定は、ある店にはありますが、ない店にはないです。
次に設定配分です。
メリハリを付ける設定配分なのか、平均的な設定配分なのか。
もちろん、設定の分かりやすいメリハリのあるホールを狙います。
そして、設定変更のクセを読みます。
出たからと言って、次の日にすぐに設定を下げるとは限りません。
また、その逆もしかりです。
この辺りは、同じホールに通っていれば、ある程度の傾向が見えてくると思います。
個別の台の選び方ですが、やはりREGの出現率には注目しますが、
ジャグラーはBIGもREGも各設定に差がそれほどありませんので、
1日ぐらいでの信憑性は薄いです。
REGは確率が低いため、BIGよりもバラツキやすいです。
データカウンターの回数と実際の設定は、
1日打ってもその通りにならないことの方が多いです。
これは、設定をやったことがある人なら分かると思います。
そして、前日閉店前から翌日狙う台を決めて、朝イチから打ちます。
後は、高設定だと思ったら、ひたすら閉店までブン回す。
オカルトとか波とか一切排除して、機械のように打ちます。
完全確率で立ち回ります。
途中で交換したら、等価交換以外のホールでは換金手数料で損をします。
波を読んで台移動したり、交換することはしません。
基本、平日をメインで打ちます(仕事がありますが)。
土日祝は、ホール全体が閉めるからです。
大型連休は、絶対に行きません!
後は、常連さんやスロ仲間などと仲良くします。
情報は大切だからです。
店員さん(ホール)からも嫌われないように、マナーにも気をつけますね。
「高設定を探して、ひたすらブン回す」
実は、スロット軍団がやっている立ち回りが正しいことが多いです。
少しでも参考になれば嬉しいです^^
パチスロは、まあデタラメだという結論です。
それでもお金を入れて向き合いますか?
当たるゲーム数がわかれば喧嘩になります。
だからパチスロは、デタラメにしてあくまで遊戯と娯楽仕様になっています。
パチスロと向き合う姿勢は、自由という表面化になっています。