ジャグラーでリールの空回しに効果はある?損するってホントか解説!
ジャグラーの「リールの空回し」について、皆さんはどれくらい理解していますか?
スロットで言う「空回し」とは、レバーをONにしリールが回り始めた後、ストップボタンで止めずにそのまま放置しておくことを指します。
これはリールが一定時間経過すると、自動的に停止することを利用した一つの「プレイスタイル」です。
今のパチスロ機には、リールの自動停止は設定されていませんが、ジャグラーなど例外的に自動停止が設けられている機種もあります。
この空回しは、ジャグラー特有のプレイスタイルとも言えるでしょう。
今回はジャグラーのリールの「空回し」における、留意点を詳しく説明していきます。
【先に結論】
・空回しは当たりやすくなる等の効果はない。
・むしろ損をする可能性の方が高い。
・楽しみたい人なら空回しはアリ。
目次
空回しは自動停止するまで待つこと
他のパチスロ機では一定時間が経過すると、「リールを止めてください」という警告や音声が流れることがあります。
しかし、ジャグラーはそうした警告がなく、数十秒後にリールが自動的に停止する設計です。
自分でストップボタンを押さず、自動でリールが止まるまで待つことを空回しと言います。
数秒間だけリールを回転させた後、自分で止めることは空回しとは言いません。
なので、空回しの状態でトイレや休憩に行き、戻って来たらペカっていた、ボーナスが揃っていたってことも時にはあります。
小役を取りこぼし損する可能性がある
ジャグラーでのリールの空回しは、損失を引き起こす可能性があり避けたほうが賢明です。
リール制御や小役図柄の配列の設計上、小役を取りこぼす可能性があるからです。
実際に停止した図柄の見た目からは、何も揃わなかったように見えます。
しかし内部的に発生していた、小役が揃わず停止した可能性があるのです。
空回しは、本来ならば取りこぼすことなく獲得すべきブドウ、チェリー、リプレイ、ベル、ピエロなどの小役を見逃してしまうリスクがあります。
特に高頻度で出現するブドウを取りこぼすと、7枚分のコイン損失となり、等価交換であれば約140円の損となります。
小役非成立やチェリー確定なら損しない
しかし特定の条件下では、空回しを行っても問題ない場合があります。
例えば、順押しで一番目と二番目のリールを停止させた時点で、ブドウ・リプレイ・ベル・ピエロが成立していなければ、空回しをしても問題ありません。
理由は小役の取りこぼしで、損をする可能性がないからです。
また、左リールにチェリーが既に停止している場合は、この時点でチェリーが確定していますので、安心して空回しを行えます。
自動停止後には、チェリーの2枚分の払い出しがされます。
このように小役が成立していない状態か、または左リールにチェリーが停止している状態であれば、空回ししても損失を避けることができます。
空回しをする際は、小役の取りこぼしに気を付けて行うのが良いでしょう。
ボーナスフラグは空回しでも消えない
ジャグラーでリールを空回しする場合、小役が成立していると取りこぼしによる損失が生じることは説明しました。
では、もし空回しの時のゲームでボーナスが成立していた場合、ボーナスフラグはどうなるのでしょうか?
もしかして消滅してしまう…?
答えは「NO」です。
小役は取りこぼす可能性がありますが、BIGやREGなどのボーナスフラグは取りこぼすことはありません。
フラグは消滅せずに、次ゲーム以降も揃えるまで残り続けます。
具体的には、空回しの状態でボーナスが成立していれば、自動停止後にGOGOランプが点灯します。
空回しでトイレへ離席し、戻って来てGOGOランプが点灯していれば、それは離席直前の空回しゲームで、ボーナスが当選していたことになります。
特に左リールにチェリーが停止している状態で、空回しを行った後にGOGOランプが点灯すれば、それはチェリー重複ボーナスです。
チェリー重複ボーナスは、約1/20の確率で期待できます。
左チェリー確定で空回し離席すれば、トイレから戻って来る楽しみが増すでしょう。
空回ししても当たりやすくはならない
スロットの空回しは、昔から見かけるプレイスタイルです。
中でもジャグラーは、多くの人が空回しを行っているのを見かけます。
なぜジャグラーは、空回しする人が多いのでしょうか?
もしかして当たりやすくなる…?
答えは「NO」です。
ジャグラーで空回ししても、ボーナスが当たりやすくなることはありません。
ボーナス抽選はレバーをONした時点で決定するので、自分でリールを停止しても自動停止させても、当たりやすさは同じだからです。
ジャグラーで多くの人が空回しする理由は、いくつか考えられます。
・連チャンへの期待
・ハマりの波を変える
・空回しはペカリやすい
・じっくり楽しむため
・単なる気分転換
などが主な理由でしょう。
特に「自動停止時のペカリを見たい!」という理由で、空回しを行う人が多いようです。
もちろん当たりやすさに関しては、オカルトなので効果はないですが…。
空回しは時間効率が悪くなり損する
先ほどジャグラーの空回しは、小役を取りこぼして損するリスクがあると説明しました。
実はジャグラーで空回しすると、もうひとつは損をします。
それは時間効率が悪くなることです。
仮にあなたが、マイジャグラー5の設定6をつかんだとしましょう。
マイジャグの設定6の機械割は、約109%です。
これをフルウェイトで8,000ゲームぶん回した時と、毎ゲーム空回しで3000ゲームしか回さなかった時とでは、どっちが勝ちやすくなると思いますか?
もちろん、8,000ゲーム回した時の方が勝ちやすくなります。
理由は機械割が100%を超えているなら、回せば回すほどコインがどんどん増えて行くからです。
繰り返しの説明ですが、ジャグラーはレバーオン時にボーナス抽選をしています。
空回しの自動停止でも、自分で停止しても、当たりやすさに差はありません。
なので、ジャグラーで勝ちにこだわるなら、空回しは時間効率が悪くなるので避けた方が賢明です
結論:楽しみ優先か?勝ちを優先か?
ジャグラーのリールの空回しについて、いくつかの重要な点をお伝えしてきました。
ジャグラーでは全リールを空回しすると、成立した小役を取りこぼすリスクがありますので、基本的には避けた方が良いでしょう。
もし、空回しを行いたい場合は、小役が成立していない状態、または左リールにチェリーが停止している場合なら安全です。
このような条件下なら、空回しをしても損失を避けることができます。
また、ボーナスフラグは小役と違い、消えることはありません。
ですから、ボーナスの成立については心配無用です。
一部のプレイヤーは、空回しを行うことで連チャンを期待したり、単純にオカルト的な楽しみ方をしています。
この打ち方も、またジャグラーの楽しみの一つと言えるでしょう。
リールを空回しをしてGOGOランプが輝く瞬間は、非常に興奮しますからね!
しかし勝ちにこだわるなら、空回しは時間効率が悪くなるのでおすすめしません。
楽しみを優先するか、勝つことを優先するかは、打つ人のプレイスタイル次第になります。
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