パチンコ屋の店員からの転職は不利で難しいのか?業界に就職して後悔したかなど体験談まとめ

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人生は一度切り、後悔先に立たず、過ぎた時間は戻って来ない…。

どうも、元パチ屋テンチョーの”ななしー”です。

今回は、

「パチンコ屋の店員からの転職は不利なのか?」

と言うテーマについてです。

実際にパチンコ業界で店員として働いていて、そこから転職した人の体験談を集めました。

 

・パチ屋からの転職は難しかったのか?

・転職するのに不利と感じたことはあったのか?

・パチンコ屋で働いていたことを後悔しているのか?

現在パチンコ屋で働いていて、「転職しようかな…」と悩みを持っている人の参考になればと思います。

 

パチンコ屋の店員は高給でイメージが悪くスキルもないため転職が難しい

僕自身も、15年間ほどいたパチンコ業界を辞めて転職した人間のひとりです。

パチンコ屋は離職率が高く、定年まで働く人はほとんどいません。

50代で辞めて転職して行く人も、何人も見て来ました。

 

こんな僕自身の体験や周りの同僚たちを見てきたことから、パチンコ業界からの転職については次の3つのことが言えます。

①パチンコ屋は給料が高いため、次の就職先を待遇で選んでしまうとなかなか見つからない

②パチンコ屋の店員は世間ではイメージが悪いため、就職活動に不利になる

③パチンコ屋の店員をしていても特別なスキルは身に付かず、転職時に役立たないことに後悔する

です。

順番に説明して行きますね。

 

 

①パチンコ屋は給料など待遇が良いので転職が難しくなる

パチンコ業界は、どちらかと言えばブラック労働が多い業界です。

長時間労働や休日出勤など、今でも当たり前に行われているパチンコ屋もあります。

アルバイトなら定時で帰れますが、正社員、特に役職ともなると拘束時間が長くなるのは当たり前。

これらが原因で、パチンコ屋からの転職を考える人が多いわけです。

 

しかし単純に給料など待遇だけを比べた場合、パチンコ業界は平均して良い方です。

入社したばかりの若い平社員でも25万前後もらえますし、役職である主任になれば40万ぐらい、店長で50万ぐらいもらえます。

ボーナスもそこそこな金額をもらえ、労働時間を別とすれば年収は悪くはないです。

 

そして新しい仕事を探す時って、まずは給料がいくらもらえるのか?休みやボーナスはどれぐらいあるのか?など待遇をチェックしますよね。

この時にパチンコ屋の給料の良さが原因で、逆に転職が難しくなることがあるのです。

 

人って、やはり今より収入を落としたくない心理が働きますので、給料だけを見て比べてしまうと、なかなか次の就職先が決められなくなります。

実際、僕もパチンコ屋を辞めてから何社か転職しましたが、いまだにパチンコ屋の店長時代の給料が一番良かったです。

それでもあまりに労働環境がブラックすぎて、パチンコ屋から転職したことは後悔していませんが。

 

だからパチンコ屋の店員から転職をする時は、目先の給料だけを比べるのではなく、実際の労働時間や休みの日数、残業代がきちんと支払われるか?なども含めて、総合的に判断して決めた方がいいです。

 

 

②パチンコ屋の店員というだけで世間のイメージはかなり悪い

個人的には、「職業差別」をするのは良くないと思います。

しかし世間ではパチンコ業界のイメージが悪いのは事実。

これは偏見なのかもしれませんが、業界のイメージが悪ければそこで働いている店員のイメージも悪くなります。

 

パチンコって「遊技」や「娯楽」って言われてますが、ぶっちゃけ「ギャンブル」です。

ギャンブル依存症が原因で、借金苦や子供の車内放置は社会問題になっていますし、最近ではコロナの自粛無視などもありました。

これらがマスコミの格好の的になることもあり、世間のイメージを悪くしているのです。

 

だから、世間一般では「パチンコ屋で働いていました」って言うと、マイナスなイメージを持たれます。

これは転職する時も同じで、明確には言われないものの「あ、パチ屋だから不採用だったのかな」って感じることはあります。

特に書類選考は、なかなか通りません。

僕は、パチンコ屋から転職する時に20社ぐらい受けましたが、他業種への書類選考は全部ダメでした。

お金にルーズとか、そんなイメージを持たれるのでしょうか?

 

このパチンコ業界のイメージが悪いことは、パチンコ屋で働いているうちはあまり自分では実感しません。

お客さんを含めパチンコをする人にとっては、パチンコには悪いイメージを持っていないからです。

しかし転職しようと就職活動した時に、初めて何となく世間の評判を感じるのです。

 

やはりパチンコなどギャンブルをしない人にとっては、「パチンコ=悪」と言う印象があるのは事実。

この悪いイメージが、パチンコ屋の店員の転職を難しくしている原因だと思います。

少なくともパチンコ屋の店員と聞いて、良いプラスのイメージを持たれることはまずないでしょう。

極論で比べてしまえば、「医者」「弁護士」って聞くと「すごい!」って思いますが、「パチ屋の店員」と聞くと「…」となるのが普通の人の反応です。

 

 

③パチンコ屋の店員として働いていても特別なスキルが身に付かない

これが一番、パチンコ屋からの転職を難しくしている原因かもしれません。

パチンコ屋はサービス業であり、接客業です。

しかし、例えば飲食店や小売業と比べた場合、その接客の内容がかなり違います。

 

パチンコ屋の店員は、お客さんと面と向かって話すことはあまりありません。

基本的にお客さんはパチンコ・スロットを打っていますし、話かけられても店内がうるさいので、テキトーに愛想笑いして交わすこともあります。

それに特定のお客さんと話し込んで仲良くなると、不正結託を疑われることにもなるからです。

 

そのためパチンコ屋の店員に求められる接客スキルは、身だしなみを整えて笑顔でしっかり一礼をすること…だけ。

敬語の使い方や身振り手振りなど、そこまで細かい接客スキルは求められません。

別にお客さんに商品の説明をしたり、注文を取ったりするわけではないですからね。

 

主任や店長クラスなら、お客さんの対応をすることはあります。

しかしこれは、基本的にトラブルやクレームがあった時のみ。

やはり、飲食業や小売業などのような接客スキルは不要なんです。

僕は接客スキルだけ見れば、店員よりもコーヒーレディの方がよほど高いと思います。

 

だから、「パチンコ屋で身に付けた接客スキルを活かして、他のサービス業へ転職しよう」と思っても、なかなかうまく行かず難しい。

転職先の面接官も分かっているので、「パチンコ屋で働いていた=接客スキルがある」とは、そこまで評価してくれないのです。

 

やはりパチンコ屋はギャンブル場なので、ちょっと接客内容が特殊なんですよね。

どんなに良い接客をしても、お客さんは負ければ怒ります。

反対に接客がテキトーでも、お客さんは勝てば満足します。

パチンコ屋がボロ儲けしている以上、大半のお客さんは負けて怒るわけですから、どこまで接客の質を追求しても顧客満足にはつながらないわけです。

 

乱暴な言い方をしてしまえば、店員は不快感を与えないように気を付け、笑顔で一礼をしていればそれで良くなってしまうのです。

お客さんは遊技台に向かっていますが、お客さんの横や後ろから接客するってある意味珍しいですよね。

 

ただ例外として、パチンコ屋の景品カウンターのスタッフの接客は、転職に役立つスキルだと思います。

 

景品カウンターでは、お客さんとは向かい合って接客します。

お客さんも遊技しているわけではないので、意識も目の前の店員に向きます。

そのため、少しでも態度が悪いとすぐにクレームの対象になってしまいますので、ちょっとした表情や言葉遣いが大切になってくるのです。

景品カウンターの店員は、ホールの店員とは接客する状況が違うのです。

 

そして、景品カウンターでは特殊景品を渡します。

特殊景品=現金ですから、数を間違えたら即クレームに…。

景品カウンターの店員には、接客の丁寧さに加え正確さも求められるのです。

 

「タバコをくれ」とか「トイレどこ?」などの質問に対しても、しっかりと敬語で受け答えをしなければなりません。

中には景品カウンターの店員が、電話対応するパチンコ屋もあるぐらいです。

ホールの店員は、「どうぞ」とか「失礼します」とか一方的な発言ですが、景品カウンターの店員には、正しい敬語を使った会話での対応が求められるのです。

 

このように同じパチンコ屋の店員でも、ホールの接客スキルは転職にあまり役立ちませんが、景品カウンターの接客スキルなら十分に転職に活かせると思います。

ただ、景品カウンター業務は女性スタッフが担当することが多いですから、男性にはあまり関係のないことになってしまいます。

 

 

パチンコ屋の店員から転職してみた体験談

それでは、実際にパチンコ屋の店員から転職してみた体験談を紹介します。

・パチンコ屋からの転職は難しかったのか?

・どんな会社へ就職したか?

・転職してどうだったか?

などを参考にしてみて下さい。

 

パチンコ屋の店員から郵便局のアルバイトへ転職したが不利ではなかった

特にスキルを必要としない、パチンコ屋の店員からの再就職は難しい言われています。

実際に私も、その中の一人でした。

 

元々、うるさい所が好きではなかったので、手っ取り早くアルバイトで入れる郵便局に転職しました。

面接の際はアルバイトと言うこともあってか、特に不利と感じることはなかったです。

ちなみに私は、現在39歳男性です。

 

パチンコ業界で勤めていたのは3年ほどで、役職は特に店長までにはいかず、ただの平社員でした。

そこからの転職先は、パチンコ業界とは正反対の「お堅い職業」に就こうと思い、郵便局員を選んだのです。

パチンコ屋は立ち仕事でしたので、体力には少し自信はありましたし、ある程度の力仕事もできると思いました。

 

最初はキツイと言われる郵便局員の仕事ですが、そこまでキツくは感じられず楽々と転職することができました。

最初はアルバイトですが、何年か勤めると正社員への登用もあります。

何より周りの人の信頼も、パチンコ屋の店員の時に比べて高まったと思っています。

 

パチンコ業界で勤め上げた営業力・接客力は、郵便局員でも通用します。

何より、パチンコ業界というキツイ仕事を長く続けていたというのは、他の業界に入っても役立つと思いますし、特に後悔していることもありません。

 

 

大手のパチンコグループから転職したが書類選考を通過することが難しかった

35歳男。

過去に3年間ほど、パチンコ店の社員として勤務していました。

業界では大手のグループで、特に役職はなく平社員です。

 

パチンコ業界の世間のイメージは悪く、人に堂々と「パチンコ屋で働いている」とは言いづらいです。

そんな職種から異業種に転職となれば、当然、面接先の企業では色眼鏡で見られ不利になります。

そもそも、パチンコ業界で働いていたと言う経歴では、書類選考を通過すること自体が難しいのです。

書類選考を通過して、実際に面接に呼んで頂けるのは稀です。

 

そういった側面からも、同業他社に再就職してしまう人が多いですね。

パチンコ業界ってソコソコの給料もらえますし、他業種へ転職しても経験を活かしづらいため、パチンコ業界からは抜け出しずらい構造にあると思います。

 

パチンコ屋の店員の仕事は、やはり単純作業で生産性がなく社会貢献度も低い…。

そのため転職先としての検討したのは、小売業とか外食産業がメインになってきます。

私がパチンコ業界から再就職した先は小売業です。

不規則な勤務時間や、土日祝の勤務にはパチンコ業界で慣れています。

それに小売業や外食産業は、人手不足だからです。

 

今後は、パチンコ業界自体が淘汰されていく傾向にありますし、働く意義を考えれば離職者が多いのも当然かと思います。

パチンコ屋の店員の給与は比較的高く、転職時に同じぐらいの条件の仕事を探してもなかなか見つかりません。

この待遇の良さも、転職を難しくしている原因だと思います。

 

そのためついつい転職がおっくうになり、ずるずるとパチンコ業界に長居してしまう人もいるみたいです。

が、早めに抜け出さないと本当に辞められなくなります。

パチンコ屋の店員は、理不尽な客の対応などで対人スキルはあると思います。

その接客の経験を活かした、転職活動をおすすめします。

 

 

パチンコ業界から他業種への転職は難しく同業他社へ転職する人が多い

元パチンコチェーン店で勤務していました。

現在30代、業界経験は8年です。

 

大学卒業からそのままパチンコ業界に飛び込んだ私ですが、両親や友人からは「なんで大学卒なのにパチンコ屋なんか…」などと言われる事が多かったです。

大企業の説明会などにも参加したのですが、やはり大卒と言えど低学歴の自分が大企業には相手にされず、唯一しっかりコミュニケーションが取れたのがパチンコ業界(ホール)でした。

 

幹部候補という扱いで入社しますが、初めの2~3年はいわゆる「ホールの店員」としての業務が続きます。

私自身は、パチンコやパチスロが好きだったという事もありましたが、半年から一年ぐらいで辞めて行く同期もかなりいました。

 

私の会社は、社員旅行や豊富なボーナスなど待遇はとても良かったです。

これらは、世間からのマイナスイメージと引き換えになりますが・・・。

 

私は3年ほどでマネージャー(主任)に昇格し、退職するまでその役割を果たしたのですが、正直パチンコ業界からの他業種への再就職は難しいと思います。

私は個人事業主になるため退職しましたので、私自身は直接そう感じたことはないですが、先に辞めて行った同期たちは、なかなか次の就職先が見つかりませんでした。

中には「就職先を間違えて後悔した」と言っている同期もいました。

「パチンコ業界からの転職先は、パチンコ業界」の方がとても多く、やはり他業種への転職は不利になると思います。

 

そう言えば、ライバル店からの”引き抜き”等も全然ありました。

同じパチンコ業界内で、転職を繰り返す方が多いと思います。

 

 

パチンコ屋の店員から工場へ転職したが待遇が悪くなり後悔している

31歳女性ですが、パチンコ屋の店員として約2年働いていました。

役職目指すなんて言って入社したはいいけど、結局役職は何もつかないまま平社員でした。

 

パチンコ屋の店員からの再就職は難しいこともなく、面接もすんなり受かり今は工場勤務です。

パチンコ店を辞めた理由とか聞かれたら、新台の入れ替えで夜勤があることや勤務先が遠かったことを伝えました。

今の工場は夜勤のない会社だったので、この点は問題ありませんでした。

 

しかし、パチンコ業界と工場は違う仕事だから、パチンコ屋で身に付けたスキルは全く活かせません。

パチンコ業界のスキルを活かしたければ、転職先はパチンコ台を作ったり、同業の別のパチンコ屋に行ったほうがいいです。

間違いなく周りもパチンコする人だろうから、何も辞めた理由について詮索してこないでしょう。

今の工場では「前は何の仕事してたの?」と聞かれるぐらいで、特に変な目で見られたりとかなかったので大丈夫です。

 

ただ最近になり、手取りもパチンコ屋の社員のほうが断然高いし、休みも多かったのに何でやめたんだろう…と今では後悔してます。

来月から更に転職して別の工場にいくけど、次はボーナスもちゃんと3ヶ月分も出るし休みも多いです。

パチンコ業界から転職しようと思っているなら、ボーナス・年間休日・残業など、待遇がどれくらい良くなるのかを吟味してから就職先を探さないと、私のように後悔することになります。

 

 

パチンコ店に入社したことを後悔し転職したがなかなか就職先が見つからなかった

私は現在30歳で、パチ屋の社員として5年働いていました。

若いころの私は何も考えておらず、高校卒業して田舎から上京をして、給料の高さだけでパチンコ屋に就職しました。

パチンコ業界には詳しくなかったのですが、働いていた場所は業界ではTOP5に入る大手のパチンコ店で、座学など新人研修が半年もあり驚いた記憶があります。

 

半年後、ホールの現場に配属され働いたのですが、私の場合は店員として現場で働くのはそんなにきつくなかったです。

しかし、仕事が終わるのが遅くて家に帰れない!

早番・遅番など分けてあるのに、全然家に帰れないのがすごく嫌で入社したことを後悔しました。

半ば嫌々ながらも5年間勤めてパチンコ屋を辞める事に。

 

再就職は地元に戻って実家から通える範囲で転職先を探しました。

どうやら職歴がパチ屋店員では再就職は難しいと聞き、案の定、新しい就職先はなかなか決まりませんでした。

 

仕方ないので地元の友達に助けを求めると、大手製造メーカの期間工なら、誰でも受かるので働いてみては?」と言われて応募することにしました。

友達の言ったように簡単に面接に受かり、再就職先がやっと決まりました。

最初は慣れるまで大変でしたけど、パチンコ屋で鍛えられた周りを見る目や気配り、変則な勤務、そしてパチンコの話題が好きな上司に気に入られ、2年後には正社員になることができました。

 

今は大手メーカで働けて良かった思いますが、あのままズルズルパチ屋で働いていたら、体調不良やストレスで倒れていたと思います。

転職は歳が上がれば上がるほど難しくなり、パチンコ屋の今の現状に不満があるのであれば、私は一刻も早く転職することを勧めます。

 

 

【結論】パチンコ屋からの転職は同業他社になりやすくステップアップは難しい

体験談にもありましたが、実はパチ屋からパチ屋へ転職する人は意外に多いです。

・他業種へ面接に行ったが全部ダメで、結局パチンコ業界しか残らなかった。

・他業種へ転職したけど仕事や待遇が合わず、またパチンコ業界に戻って来た。

こんな人を良く聞きます。

 

同業他社なら給料がそこまで減ることはなく、会社によって営業方針は違えど仕事内容は基本的に同じ。

今まで身に付けたスキルが、そのまま通用するメリットがあるからです。

実際にパチンコ屋で社員や主任・店長だった人で、「あの辞めて行った人、今〇〇(店名)で働いてるよ」って言うのはよく聞きます。

 

ただし、よほど良いパチンコ屋に転職しないと、結局はまた転職する羽目になります。

例えば、土日休みたいとか労働時間を短くしたい人が、再度パチンコ屋へ転職しても同じことです。

転職のキッカケとなった原因を解決しない再就職は、単に問題を先送りしているだけで根本的な解決にはなりません。

年齢を重ねると転職がどんどん不利になりますので、とりあえずパチンコ屋で…とズルズル働くのは、僕は良い選択とは言えないと思います。

 

若いうちの転職ならいいですが、さすがに40歳を超えて来ると、パチンコ業界内での他社への転職も難しくなります。

店長や主任なら、幹部候補として採用してもらえる可能性はありますが、平社員で40歳からの転職だとかなり難しいと思います。

そうなるといよいよ本格的に転職先がなくなり、みんな就職に困るわけです。

世間一般で見ても、40歳を超えてからの転職は難しいですからね…。

パチンコ屋の店員なら、なおさら感はあります。

 

なお、50歳を超えればハローワークに求人票はありませんので、スキルがないパチンコ屋の店員は本当に人生詰みます。

「年齢不問」は建前上そう書いてあるだけで、実際に電話すると年齢を言った瞬間に相手の反応が変わります。

歳を取れば取るほど、年齢をカバーするスキルなど「何か」が必要だと思います。

 

そう言えば、こんなこともありました。

僕は、「未経験歓迎」と書いてある会社に面接に行ったことがありますが、「経験がないとねぇ…」と断られました。

その時は「ふざけるな!」って思いましたけど、よく考えれば断られた理由は他にあったのかもしれません。

未経験者と言うことは、電話の時点で相手には伝えてあったわけですから、やはりパチンコ屋の店員だったってことが・・・考えすぎでしょうか?

 

40歳を超えると転職は厳しく、50歳を超えると本当に終わります。

本音を言えば、30歳を超えてからの転職でノースキルはヤバいです。

 

僕の知り合いに、パチンコ屋の店長から飲食店の店長、トラックの運転手、営業マンに転職した人がそれぞれいます。

飲食店の店長もトラックの運転手も、ブラックと言われている職業です。

でも皮肉なことに、ここでパチンコ屋で長時間労働に耐えた経験が活かされるわけです(笑)。

ちなみにどちらも年収はパチンコ業界よりも低いですね。

 

営業マンは歩合制で、契約が取れなければ手取り15万。

さらに成績が悪ければ、パワハラがすごいらしいとか…。

でもこちらも、社長に怒られ慣れているパチ屋の店長なら、なんとかやって行けそうです(笑)。

 

少なくとも僕は、パチンコ屋から他の業種へ転職して”ステップアップ”できた人を知りません。

やはりパチンコ屋から転職した場合は、年収ダウンは避けられないようです。

 

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