海物語のやめ時はいつ?狙い目の回転数はあるのか解説!
海物語シリーズのヤメ時について説明します。
皆さん、何を基準にしてヤメ時を決めていますか?
ヤメ時を間違えて、ハイエナされるのは避けたいですよね…。
・大当たり後、何回転まわしたらヤメるべきか?
・何回転までハマったらやめるべきか?
・魚群など熱いリーチが外れたらヤメるべき?
・ハイエナされないヤメ時は何回転?
こんな疑問について解説して行きますね。
【先に結論】
・海物語のヤメ時はボーダーで判断して決めます。
・何回転まわしたか?の回転数でヤメ時は判断しません。
・魚群が外れても、ヤメ時の判断にはなりません。
・海物語でハイエナはないです。(遊タイム除く)
・結局は、パチンコは釘です。
目次
海物語のヤメ時はボーダーラインで判断
結論から先に言いましたが、海物語のヤメ時はボーダーラインで判断します。
回転数で判断してはイケマセン。
ボーダーラインとは、千円あたり平均してその回転数まわれば、理論上は”チャラ”になるライン(平均回転数)のことです。
パチンコって全然回らない台でも、確率が上振れして連チャンすれば玉は一時的に増えます。
逆にぐるぐる回りの台でも、確率が下振れして大ハマりすれば、玉はどんどん減って行きます。
でも、確率が上振れも下振れもせずに、本来のスペック通りの確率で当たった場合、勝ち負けがチャラになる、平均回転数がボーダーラインなんです。
↑沖海4のスペック表です。
通常時の大当たり確率の他に、確変中の大当たり確率や確変突入率・ラウンド振り分けなど、すべてがスペック通りになった時にチャラになる平均回転数がボーダーラインです。
攻略サイトなどを見れば、ボーダーラインは必ず書いてありますよね。
「3円交換…23回転/千円」
とかのアレです。
この場合、平均して千円で23回転まわれば、理論上は勝ち負けなしのチャラになります。
このボーダーを超えているかどうか?でヤメ時を判断するわけですね。
※ここで気を付けて欲しいのは、大当たり後に何回転まわしたかの「回転数」ではなく、千円あたりの「平均」回転数です。
「回転率」と言う意味での回転数ですので、二つを混同して間違えないで下さい。
↑沖海4のボーダーラインです。
自分が打つホールの換金率のところを見て下さい。
攻略サイトにより若干ボーダーが違いますが、大当たり出玉をいくつで計算しているかの違いです。
出玉が削られている釘調整の台では、その分ボーダーは高くなります。(削られる分だけ、余分にたくさん回らないと玉が増えない)
低価交換のボーダーが高いのは、出玉交換する際に換金手数料を取られるからです。
低価交換のホールは、出玉率100%でも負けます。
1万発(4万円分)打ち込んで1万発出して交換しても、4万円にはなりません。
2.5円交換なら25,000円です。
差額の15,000円は、手数料として取られています。
だから、その分だけたくさん回らないと勝てないわけですね。
それなら高価や等価のホールが良いかと言うと、一概にはそうとも言えません。
換金率が高くなるほど、釘も渋くなっていくからです。
特に等価でボーダー超えの台を見つけるのは、かなり難しいでしょう。
ボーダー以下と分かったら即ヤメ
では、ボーダーからどうヤメ時を判断するかと言えば、ボーダーを下回ったと分かった時点で即ヤメします。
大当たり後に何回転まわしたか?など関係なく、
「この台はボーダーより回らないな」
と判断した時点で辞めるのが、海物語(パチンコ)の正しいヤメ時です。
だから現金投資の時点で投資金額と回った(回した)回転数から、その台の平均回転数を計算する必要があります。
1万円で210回まわったのなら、平均回転数は21回転/千円ですね。
いくら使って何回転まわしたか?が分からなければ、ボーダーを超えているかどうかが分かりません。
つまり、正しいヤメ時を判断できないってことです。
もしかしたら、ボーダーを超えているお宝台を捨ててしまうことだってあります。
海物語(パチンコ)を打つ時は必ず、千円あたり平均して回転数まわるのか?を数えながら打って下さい。
で、ボーダーを下回っていると分かった時点でヤメるのです。
閉店1時間前までがヤメ時
では、ボーダーを超えている場合はどうするべきか?と言えば、そんなお宝台は時間のある限り、タコ粘りして打ちます。
なぜなら、ボーダーを超えていると言うことは、理論上、その台は打てば打つほど玉が増えて行くからです。
例えハマっても、それは短期間で見れば確率が下振れしているだけで、長い目で見れば玉はどんどん増えて行きます。
ボーダーを超えている台を、途中で捨てるのは損。
時間のある限り、休憩時間も惜しんでひたすらブン回しましょう。
ひとつ注意点として、いくらボーダーを超えていても、閉店ギリギリまで粘るのはやめた方がいいです。
理由は、確変を取りこぼす可能性があるからです。
海物語シリーズは平均的なスペックの台が多いですが、おおよそ閉店1時間前ぐらいを目安にやめるのが良いと思います。
閉店時の出玉補償がない現在では、せっかく確変引いたのに閉店終了ではもったいないですからね。
調子こいてパチンコ打ちに行ったら確変中閉店して悲しさ(トータル少しだけ勝ったけど)
— さゆま (@sayuma_sakita) 2019年9月21日
パチンコの大当たりは独立抽選方式
補足として、簡単にパチンコの大当たりの仕組みを説明します。
人間の心理として、海物語を打っていて…
・ハマると「そろそろ当たりそう」
・連チャンすると「もう出ない」
と思いがちですが、でもこれは気のせいです。
パチンコはスタートチャッカーに玉が入る度に、その都度大当たり抽選をしています。
「その都度」です。
例えば、沖海5なら(通常時)は毎回転1/319の確率で大当たり抽選をしています。
「毎回転ごとに」です。
同じく大海4スペシャルも、毎回転ごとに1/319で抽選をしています。
注意点として、あらかじめ「あと何回まわしたら当たる」などとは事前に決まっていないと言うことです。
当たるかどうかは、実際に回してみないと分からないので、いつ当たるのか?は誰も分かりません。
すべては確率次第ですね。
このように、毎回転ごとにスペックの確率に従って抽選する仕組みを、独立抽選方式と言います。
1/319は、いつでも1/319です。
ハマっても連チャンしても、1/319。
過去にどれだけ当たったか?は、確率に影響しません。
だから「独立」抽選なんですね。
パチンコやスロットは
・自分との戦い
・店(台・釘・設定)との戦い
・隣のヤツとの戦いだと思っていた。
しかし、あるパチプロが
「そもそも戦いではなく、ロボットのように確率論を遂行するだけ」
だと言った瞬間にハっとした。数値は正直だし裏切らない。
— ガッツ豪ドル円FX部長@1億円トレーダー (@FxGuts) 2019年6月23日
沖海5に狙い目の回転数はない
この独立抽選方式から分かるように、例えば沖海5ならいつでも(通常時なら)1/319です。
1回転目でも100回転目でも、1,000回転目でも1/319。
当たりやすい回転数や、当たりにくい回転数などありません。
つまり「狙い目の回転数はない」が結論になります。
引き戻ししやすい回転数はない
海物語で単発で当たると、
「その後に引き戻しがあるから、ヤメずに暫く回した方が良い」
という人がいますが、これは間違った認識です。
単発当たり後でも、大当たり確率は1/319です。
当たりやすくはなっていません。
「え?でも単発後に100回転ぐらいまわすと、当たる時が結構あるよ」
という声が聞こえて来そうですが、それは自力で引いた大当たりです。
1/319を100回まわして当たる確率は、約27%。
つまり単発後4回に1回は、大当たりを引き戻す計算になります。
でもこれって、単発後に特別当たりやすくなっていた訳ではないですよね?
狙い目だったとか引き戻ししやすかった訳ではなく、単なる自力で偶然に大当たりを引いただけ。
だから「単発後は引き戻ししやすいから狙い目」は間違った認識になります。
時短後の様子見は意味がない
単発後と似た内容で、
「時短終了後は、100回転ぐらい様子を見る」
という人がいますが、これも意味がありません。
時短が終了すれば、大当たり確率は通常時の1/319です。
(ちなみに時短中も1/319です)
と言うことは、ボーダーをチェックするための様子見なら良いですが、引き戻しを狙うための様子見は、独立抽選方式では意味がない行動になります。
時短終了後が特別に狙い目になるわけではないので、ボーダー以下と分かった場合はサッサと見切るべきです。
即ヤメしてもハイエナされない
「大当たり後にすぐに辞めると、次の人にハイエナされるからイヤだ」
という人がいますが、これも間違っています。
先ほどの単発後の説明と同じで、大当たり終了後に1/319が100回転以内で再度当たる確率は、約27%です。
つまり、自分が大当たり終了後に即ヤメした場合、4回に1回は次の人が100回転以内に当たる計算になります。
でもこれはハイエナではなく、次の人が自力で当てただけ。
自分がヤメずにそのまま打ち続けていても、当たったかどうかは分かりません。
そんなことよりも、ボーダーラインです。
ボーダーに届かない台なら、大当たり終了後でも即ヤメがベスト。
ハイエナされる!とかは気にしてはイケマセン。
むしろ、自分が捨てた台を次の人が打ったのなら、
「ボーダー以下なのに…」
と、心の中で思うぐらいがちょうど良いです。
魚群ハズレでヤメ時を判断しない
海物語では回転数の他に
「魚群が外れたらやめる」
とか
「魚群ハズレ後は暫く様子を見る」
という人がいますが、これも意味がない行動です。
魚群に限らず、特定の演出やリーチでヤメ時を判断してはイケマセン。
魚群が当たろうがハズレようが、大当たり確率は1/319だからです。
単発後と同様、魚群がハズレた後に100回転以内に当たる確率は約27%。
魚群を4回外せば、その内1回は100回転以内に当たる計算になります。
もちろん、これは自力で引いた大当たりですから、狙い目でも何でもないです。
魚群が外れた場合、ボーダー超えなら続行。
ボーダー以下なら即ヤメ。
これが、正しいヤメ時の判断になります。
「魚群が外れた後にはお詫びが来る」と言ってる人は、ちょっとオカルト思考すぎます。
ヤメ時はボーダーと残り時間で判断
この「狙い目の回転数はない」ことから分かるように、やはり海物語のヤメ時は「ボーダーを下回ったと分かった時」になります。
もし、仮に当たりやすい回転数があるなら、そこまで打ち続けた方がいいです。
でも、通常時ならずっと確率は変わらず同じなので、ボーダーに届かない台は即ヤメがベストになります。
沖海5のヤメ時は、換金率からボーダーの上下を判断し、下回っていれば即ヤメ。
上回っていれば、閉店1時間前ぐらいがヤメ時となります。
大海のヤメ時は遊タイムに注意する
海物語シリーズのヤメ時には、例外もあります。
それは、遊タイム(天井)を搭載している機種。
例えば大海4やSP、大海5やSPですね。
この台は通常時に950回転ハマると遊タイムに突入しますので、当然ながらこの回転数が狙い目となります。
とは言っても、知らずに捨てる人はほぼいないと思うので、ハイエナできる機会は少ないでしょう。
もちろん、大海シリーズも遊タイムを無視すれば狙い目の回転数などなく、最終的なヤメ時はボーダーラインで判断します。
海物語シリーズには潜伏確変はない
海物語シリーズには、確変が潜伏する機種は今のところありません。
つまり潜伏確変を気にして、ヤメ時を迷う必要はないわけです。
ちなみに潜伏確変と、内部確変は意味が違います。
海物語シリーズにあるのは、内部確変です。
時短のフリして実は確変、ってヤツですね。
電サポがありますので、いずれにせよ辞めて捨てて行く人はいません。
対して潜伏確変は、通常時のフリして実は確変です。
電サポがないので、潜伏に気が付かないとそのまま捨ててしまう恐れがあります。
なので確変が潜伏する機種は、当たった時に7セグなどで確変かどうかを判断する必要があります。
でも、海物語シリーズには潜伏確変はないので、電サポなし=通常時の認識でOK。
素直にボーダーでヤメ時を判断しましょう。
【結論】釘が分かれば打つ前からヤメ時が分かる
海物語を打つ時、どうしても頭上のデータカウンターの回転数が気になります。
しかし、データカウンターは過去の結果。
今回説明したように、過去がどうあれ確率には影響を与えません。
過去は過去です。
そして、海物語(パチンコ)で重要なのはボーダーライン。
大当たり確率が同じなら、千円で少しでも多く回る台を打った方が良いに決まっています。
…回る台?
つまり釘ですね。
結局は、パチンコは釘が重要なんです。
千円あたりの回転数を左右するのは釘。
大当たり確率は全台1/319と同じですが、台ごとに違うのはこの釘です。
だから釘を読むことができれば、打つ前から「ヤメ時」を判断することも可能になります。
釘読みは慣れてくれば、
「あ、この釘じゃボーダーまで回らないな」
って、投資0円で見切ることができるようになりますよ。
海物語シリーズは釘のゲージ構成が比較的シンプルなので、釘読み初心者にはオススメの機種です。
まずは命釘(ヘソ釘)から、チャレンジしてみてはいかがですか?
「いや、釘なんか分からないよ」
って言う人は、最低限、いくら使って何回転まわったのか?は計算しましょう。
ボーダーを上回っているかどうか?が分からなければ、そもそも海物語(パチンコ)で勝つことはできません。
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