パチンコのビギナーズラックはなぜ起こるのか?初心者が当たりやすい理由を解説!  

初めてパチンコやスロットを打った時、あなたは勝ちましたか?

いわゆる、ビギナーズラックで当たったかどうか?です。

パチンコでは、ビギナーズラックっていう言葉をよく聞きますよね。

なぜ、ビギナーズラックで当たるのでしょうか?

その仕組みが気になります。

 

ネットで「パチンコ ビギナーズラック」で調べると、

「パチンコ店が遠隔操作をして、初心者に大当たりをさせている」

と言う記事を見かけます。

え?これは本当なのでしょうか?

今回は「なぜパチンコは、ビギナーズラックで当たるのか?初心者が当たりやすいのは本当か?」について説明します。

 

【先に結論】

・ビギナーズラックは遠隔操作が原因ではありません。

・パチンコ初心者が、特別当たりやすくなるわけではありません。

・初心者が当たったから、それを後付けでビギナーズラックと呼んでいるだけです。

 




ビキナーズラックは遠隔操作が原因ではない

パチンコでビギナーズラックで当たるのは、遠隔操作による仕組みだと思っている人がいます。

 

パチ屋の店長が、

「お!初めてのお客さんだな。今後、ウチの常連になってたくさん負けて欲しいから、初めだけオシシイ思いをさせてやろう。スイッチオン!」

と言うような場面を想像しているようです(笑)

これはドラマや、漫画の世界ですね。

 

確かに昔は、パチンコ店の中でも遠隔操作をしている店はありました。

でも、今はもう時代が違います。

今の規制が厳しい時代のパチンコ店で、遠隔操作をしているホールはないでしょう。

 

よく考えてみれば、

・そのお客さんが初心者かどうか?

・初めて打ちに来るお客さんかどうか?

なんて、正確に判断することは無理です。

 

もしも、遠隔操作でビギナーズラックで当ててもらえるなら、誰もが初心者を装って、全国のパチンコ店を打って廻ります。

こうすれば、パチンコでの勝率は100%ですよね。

 

というわけで僕は、ビギナーズラックがなぜ当たるのかという理由は、遠隔操作が原因ではないということをまずは言いたいです。

今のパチンコ店に、遠隔操作なんてないですよ。

もう遠隔操作は、パチンコ業界の「都市伝説」と言ってもいいぐらいです。

 

初心者が特別当たりやすいわけではない

初めてパチンコ店に行く時って、だいたいパチンコに詳しい人に、一緒に連れて行ってもらったりしますよね。

で、なぜか初心者の人だけ当たって、パチンコに詳しい人は大負け・・・。

これがビギナーズラックの典型的な例だと思います。

 

でも、よく考えてみてください。

パチンコやスロットは、誰が打っても大当たりする確率は同じです。

打ち手によって、大当たり確率が変わるわけではありません。

 

パチンコなんて、デジタルが回るたびに大当たりの抽選をしているだけです。

サイコロを振ったり、くじ引きの抽選をしているのと同じ。

パチンコ初心者の人が打ったからといって、特別に当たりやすくなるわけではないのです。

 

初心者が当たったから「ビキナーズラック」

では、ビギナーズラックが当たる仕組みが遠隔操作ではなく、また特別にビギナー(初心者)が当たりやすいわけでもないのなら、その当たる仕組みは何なのでしょうか?

なぜ、ビギナーズラックは起こるのでしょうか?

 

これは

「初心者が当たりやすいからビギナーズラック」

ではなく、

「初心者が当たったからビギナーズラック」

だからです。

 

言葉の表現の仕方が違います。

上の文章は未来の意味ですが、下の文章は過去の意味ですね。

つまり、ビギナーズラックというのは、ただの「結果」に過ぎないんですよ。

初心者が当たったことを、後付けで「ビギナーズラック」と呼んでいるだけです。

 

これは「パチンコの運」と同じ考えかたです。

「運が良いからパチンコで当たった」

のではなく、

「パチンコで当たったから運が良い」

のです。

 

2つの違いが分かりますか?

「運が良い」と言うのは「結果」です。

パチンコを打つ、前提の条件ではありません。

 

パチンコ初心者の人が、初めて打ったパチンコでたまたま当たったことを「ビギナーズラック」と呼んでいるだけです。

だから「俺、パチンコ初心者だから、ビギナーズラックで当たるかも?」と言うのは間違った表現です。

パチンコ初心者が打っても、当たりやすいわけではありませんので。

 

初心者が当たると記憶に残りやすい

それに、パチンコの初心者の人が大当たりすると、印象(記憶)に残りますよね。

人間の記憶って都合のいいもので、良いことをよく覚えていて、悪いことは忘れようとします。

 

僕も今こうやって思い出すと、初めてパチンコで勝った時とか、パチンコで大勝ちした時のことはよく覚えています。

最高いくら儲かったとか、最高何連チャンしたとか、打った機種や打った店まで覚えています。

でも、反対に初めてパチンコで負けた時とか、パチンコでボロ負けした時のことは、何となくでしか覚えていません。

勝った時に比べて、明らかに記憶があいまいです。

 

そもそもギャンブルって、「勝てる!儲かる!」という期待があるから、お金を賭けます。

負けた時の印象(記憶)しかなければ、「勝てる!儲かる!」という期待はゼロですので、誰もお金を賭けません。

 

このように、パチンコの初心者がたまたま初めて打った時に大当たりして勝った時は、その人や周りの人の脳に強く記憶されています。

これがパチンコのビギナーズラックの仕組みです。

 

ビギナーズラックの影には、初めて打ってボロ負けしている人もたくさんいます。

でも、負けた人は目立たなく印象に残らないので、「パチンコ初心者は勝ちやすい、ビギナーズラックが起こる」と錯覚するのです。

 

僕の友達に、一切ギャンブルをしないヤツがいます。

そいつが言うには、

「一度だけパチンコ打ったことあるけど、何も当たらずに1万円なくなった。あんな金をドブに捨てるようなものは、もう一生やらない!」

と怒っていました。

これがいわゆる、ビギナーズ”バッド”ラックってやつです(笑)

 

むしろパチンコ初心者は勝ちにくい

ビギナーズラックという言葉があるぐらいですから、パチンコ初心者って、何だか勝ちやすいように思います。

「初心者は儲けようという欲もなく、余計なことを考えずに無心に打つから当たりやすい」などと思われがちです。

 

でも、よく考えてみてください。

パチンコ初心者って、むしろ逆に勝ちにくいですよね。

例えば、保留ランプが満タンなのに打ちっ放しにしたり、大当たりしてアタッカーが開いていることに気が付かず、打たなかったり・・・。

全然回らないボッタクリの釘調整の台でも、何も分からないので平気で打ってしまいます。

どう考えたってムダな打ち方ですから、勝ちにくくなるのは当然です。

まあ、そんな中でも大当たりさせるので、それがすごいんですけど。

 

ビキナーズラックは依存症になりやすい?

ちなみにですが、僕はビギナーズラックでパチンコで当たると、依存症になりやすいと思います。

普通の人は1日一生懸命働いて1~2万円ぐらいの給料をもらっています。

でもパチンコって、楽して数時間で数万円儲かるわけです。

働くことが馬鹿らしくなりますよねぇ。

皆さんも初めてパチンコで勝った時は、こんな気持ちになりませんでしたか?

 

でも、そこがギャンブルである、パチンコの落とし穴。

そんなに続けて、儲かるわけではありません。

しかし、パチンコ初心者の人でビギナーズラックを経験した人は、パチンコで儲かったことを強烈に覚えています。

 

「負けてもまた儲かる!」

「あの時のようにすぐ当たる!」

「パチンコで勝つのは簡単だ!」

 

という錯覚に陥ってしまいます。

そして、気が付いたらホールの養分に…。

 

こう考えると、パチンコでビギナーズラックで当たるのは、長期的には負ける原因になるかもしれません。

いっそのこと、ビギナーズラックで勝ち逃げするのが、一番賢い打ち方かもしれませんね。

 

そもそも、パチンコとは確率ゲームです。

勝てる正しい理論に基づいて打てば、誰でも勝てます。

そこに「運」の要素は必要ないと、僕は考えています。

 

ビギナーズラックの「ラック」とは、「幸運」という意味です。

単に初心者が「たまたま当たっただけ」です。

運だけで勝ち続けることができるほど、パチンコは簡単ではありません。

パチンコ店がボロ儲けしていて、お客さんの9割以上が負けている現実を見れば、運だけで勝ち続けることは到底不可能ということが分かると思います。

 

ビギナーズラックで当たったからといって浮かれずに、パチンコで勝てる正しい理論を学ぶことが、その後、勝ち続けられるかどうかの分かれ道だと思います。

なぜ勝てたのか?なぜ負けたのか?

その理由をしっかり分析することが、僕は大切だと思います。

 

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