スロットで時間がない時の立ち回り方とは?2~3時間でも勝負できるのか?
スロットを打つ時間があまりない時の、立ち回り方について考えてみたいと思います。
この記事は、仕事帰りのサラリーマンを想定して書いています。
ぜひ参考にしてみて下さい。
目次
スロットは長時間打ってこそ勝てるギャンブル
時間がない時の立ち回り方法を説明する前に、大前提としてスロットは、長時間粘って打って初めて勝てるギャンブルです。
2~3時間で大勝ちすることは、基本的に難しいと思って下さい。
千円でGOD引けば数時間で大勝ちも可能ですが、そんなこと滅多に起こりませんよね。
運勝ちではなく、もっと現実的な勝ち負けを考えた場合、ある程度の長時間打たなければスロットは勝てません。
機械割110%を12時間打った場合
ここで具体例を出しておきます。
機械割110%の設定6を、開店から閉店までの12時間打った場合はこうなります。
※1時間あたり600ゲーム回すとします。
1ゲームxコイン3枚x600ゲーム=1800枚打ち込み(1時間あたり)
1800枚x12時間=21600枚(総打ち込み枚数)
21600x110%=23760枚(総払い出し枚数)
23760枚-21600枚=2160枚(12時間での純増枚数)
2160枚÷12時間=180枚 (1時間あたりの純粋枚数)
と、1時間あたり180枚のコインが純増し、12時間では2160枚のコインが純増する計算になります。
等価交換のホールなら20円を掛けて、それぞれ3600円、43200円の勝ちとなります。
2~3時間だと勝ち額が少なくなる
では、この機械割110%の設定6を、仕事帰りに3時間打ったとします。
1時間あたり180枚の純増なので、3時間の勝負なら540枚の純増ですね。
等価交換なら、10800円の勝ちになります。
スロットを打つ時間が少ないと、総回転数も少なくなるため勝てる金額も少なくなります。
機械割が100%を超えていると言うことは、理論上打てば打つほどコインが増えていく計算になります。
スランプグラフで言えば、少しずつ右上がりのグラフになるイメージです。
やはり2~3時間しかスロットを打てないと、終日12時間打った時よりも、勝ち額はその分少なくなってしまうのです。
繰り返しますが、2~3時間と言う短い時間で、スロットで大勝ちしようとする考え方はやめましょう。
4号機の爆裂AT機や裏モノスロットなら話は別ですが、今の6号機では到底ムリです。
投資5.0k
回収15.4k
連敗ストップ!
やっと勝てた!
けど台の調子みてたら設定もよさそうやしもっと出せた気がする
くそこういう時に仕事帰りのスロットって不利なんよな〜
ま、勝てたから文句はこれぐらいにして
明日も勝てるように頑張ろっと pic.twitter.com/wWmn79P0d3— カズエル (@suropathirider) July 2, 2018
等価以外は交換すると損
上記は、等価交換でスロットを打った場合の計算です。
実際は、等価交換で設定6なんかないですよね。
機械割110%の台を打とうと思ったら、高価や低価交換のホールで探すべきです。
先ほどの「3時間で540枚の純増」した場合ですが、6枚交換のホールなら9000円の勝ちになります。
7枚交換なら7700円ぐらい。
低価交換になればなるほど、勝ち額が少なくなって行きます。
これは、貸しコインの手数料を取られているからです。
コインを借りる時は1枚20円なのに、交換する時は6枚交換なら1枚16.6円になります。
この差額が貸しコイン手数料として、パチンコ店の儲けになるのです。
つまり、等価交換以外のスロットは、出玉の交換をすると損することになります。
1枚16.6円で交換して、また翌日に20円で借りる訳ですから損しますよね。
せっかく借りたのなら、できる限り返さずに(交換せずに)長時間打った方がお得です。
ホールが手数料で儲かると言うことは、反面お客さんが損をしていることになります。
等価交換以外のホールでは、出玉の交換をすることは、手数料分で損をしていると思って下さい。
2時間の海外ドラマのDVDを100円でレンタルした時、2時間を一気に見て返却すれば100円で済みます。
しかし、前半の1時間だけ見て一旦返却し、再度同じDVDを借りて後半の残り1時間を見た場合は、レンタル料は2回分の200円かかってしまいます。
レンタル料=貸しコインの手数料、です。
一度借りたものを返却(交換)すると損をします。
スロットのコインも同じ。
現金投資から持ち玉になったら、極力長時間粘って打つことが理想です。
でも、時間がなく2~3時間しか打てない時は、このレンタル料で損をすることになります。
1日12時間打った場合は1回の交換ですみますが、1日3時間勝負を4日間に分けて12時間打った場合は、4回も交換することになります。
同じコインに対して、4回もレンタル料を払っているのです。
スロットは無制限遊技ですが、「閉店と言う名の強制交換」を忘れないで下さい。
等価はベタピン確定で勝てない
「等価交換以外のホールは、貸しコイン手数料を取られる。ならば、等価交換のホールで勝負すればいいのでは?」と思いますよね。
でも、等価交換のホールのスロットは、残念ながらベタピン確定です。
ほぼほぼ設定1。
パチンコ店からしてみれば、貸しコイン手数料で儲けることができないので、その分設定が渋くなるのは当然です。
貸しコイン手数料を嫌って等価交換のホールばかり狙うと、もれなくベタピン地獄にハマります。
時間がない時の勝てる立ち回り方
と、前置きが長くなりましたが、時間がない時の短時間勝負のスロットは、基本的に勝ちにくくて不利と言うことを知って下さい。
これを踏まえて、「では2~3時間しか時間がない時のスロットは、どう立ち回るべきか?」を考えてみます。
高価交換の店で勝負する
僕なら時間がない時は、5.5枚~6枚交換のホールで勝負します。
これ以上低価交換になると、やはり換金手数料で損をしますし、等価交換は全く設定に期待ができません。
「等価交換である5枚交換と、5.5枚交換ってそんなに変わるの?」って思いますよね。
全然違いますよ。
単純に5枚交換は、損益分岐点が10割ちょうど。
10割で”チャラ”営業となります。
※10割ですから、出玉率で言えば100%となります。
5.5枚交換なら11割なので、等価に比べて1割も余分に出玉を出すことができます。
人気機種なら、各1台ずつぐらいは設定入れることも可能な交換率です。
僕も、実際このように設定配分をしていました。
等価交換と5.5枚とでは、全然違うのです。
ちなみにですが、これは粗利の計算です。
等価交換のホールが、10割で営業したら赤字になります。
出玉的にはチャラでも、経費で赤字になるからです。
ですから実際には、等価交換なら8割後半~9割前半ぐらいで営業します。
だから、ベタピンなんですよ。
もうちょっと分かりやすい例を挙げると・・・
県外まで、スロットの遠征に車で行きました。
スロット自体は2000円勝ちだったけど、ガソリン代と高速代で3000円かかったので、最終的には1000円のマイナスでした。
経費も含めた勝負(経営)をしなければ、儲けることはできません。
こんな感じです。
と言うわけで、僕は時間がない時のスロットは、高価交換のホールをおすすめします。
ハイエナを中心とした立ち回り
ハイエナ狙いは、純粋に期待値が高くなります。
徹底したハイエナ狙いをすることも、勝つための有効な立ち回り方法と言えます。
但し、露骨なハイエナ狙いはホールからも周りのお客さんからも嫌われやすいので、この辺りには気を付けたいですね。
機械割が甘い機種を打つ
目押しに自信があるのなら、設定1を前提としてディスクアップ2など機械割が甘い機種を打つのも手です。
夕方以降の立ち回りでは、空き台はほぼ低設定確定と思えば、初めから設定1だと思って勝負するのもアリですね。
ただ2~3時間の勝負だと、110%であれぐらいの勝ち額です。
これが機械割103%になるわけですから、勝ち額はかなりショボくなります。
負けはしないけど、ほとんど勝てない。
そんな立ち回りになります。
もちろん、どうせ設定1を打つなら迷わず等価交換のホールです。
ディスクアップ3時間打ってちょいプラ
なかなか面白い店見つけたな。
ディスクアップ4台設置で12時までゼロ回転
等価
ベタピンだけどねー— まさき (@777masaki8192) December 15, 2018
貯玉は勝ちやすくなる
2~3時間と言う短時間勝負では、どうしても貸しコイン手数料がネックになってきます。
そこで貯玉システムがあるホールなら、これを積極的に活用することでこの手数料をカットできます。
閉店時に「交換」したことにはならず、翌日以降、いきなり持ち玉で遊技できるのは大きいです。
時間がない時はAタイプ
あと、時間がない時はこれ。
Aタイプのスロットを打つことです。
ジャグラーとかですね。
ATタイプのスロットは、せっかくATを引いても営業時間内に消化できない可能性があります。
パチンコの確変と同じで、ATが閉店打ち切り終了では大損をするからです。
Aタイプなら取りこぼすこともないので、安心して打つことができます。
時間がない時こそ、ATで一発勝負ではなくAタイプで堅実に稼ぐのです。
打ち合わせして美容室へ。
日曜って事もあり、待ち時間があるので30分だけの超短時間勝負。いや、暇つぶしにですかねw
もちろんA-typeで探します。今年初ペカリ祈願でマイジャグⅣへ。
投資6k回収0k
2勝3敗になりましたが、初ペカリがレインボーで今年は安泰な気がしました‼️#スロット#マイジャグ4 pic.twitter.com/P13pkJfWq1— 赤髪〜新アカへ移行〜 (@0116Akagami) January 6, 2019
閉店間際まで打たない
もしATのスロットを打つなら、時間がないからと言って、閉店間際まで粘って勝負するのは賢明ではありません。
その理由は、もちろん消化できずに取りこぼすからです。
機種にもよりますが、遅くとも閉店30分前、できれば1時間ぐらい前にはやめた方がいいでしょう。
「もし、今ここでATを引いたら全部消化できるか?」を考えながら立ち回るべきです。
閉店間際まで打てないと言うことは、その分さらに勝負する時間が短くなることを意味します。
時間がない時は、Aタイプを打った方が無難ですよ。
まとめ:時間がない時のスロットは勝ちにくい
スロプロや”軍団”の人たちが、どうして開店前から並んで閉店までブン回すのか?
それは、スロットは高設定台を長時間打てば勝てる、打たなければ勝てないからです。
時間がなくて2~3時間の勝負では、スロプロの立ち回り方法と全く逆になっています。
勝てないわけではないが、勝ちにくい。
それを認識しておいて欲しいです。
仕事帰りにフラ~とパチ屋によって、何となく選んだ空き台で勝負。
千円でGOD引いて、たった3時間で〇万勝ち。
仕事辞めようかな(笑)
誰しもこんな展開を夢見ますが、そんなにスロットは甘くはありません。
正しい店選び、機種選び、台選びの立ち回りが必要です。
遊びでスロットを打つなら、ここに書いたことはすべて無視してもらって構いません。
しかし、勝つためにスロットを打つなら、少しでも役に立ててもらえばと思います。
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