パチンコで悪い方に偏りすぎて負ける原因について解説!
パチンコでよく耳にする「悪い方に偏って負けた」について解説します。
「偏り負け」は以下のような状況で使われます。
・ラッシュに入る確率が高いにも関わらず、ぜんぜん入らない
・10ラウンドの当たりがスペック通りに出ない
つまり連続して、打ち手に不利な悪い結果に偏ることを「偏り負け」と呼ぶのです。
目次
ラウンドや確変は独立して抽選されている
「パチンコに本当にそんな偏りがあるのか?」と疑問に思うこともあるでしょう。
パチンコでは大当たり後のラウンド数や、確変突入の有無が予め決まっているわけではありません。
これらはそれぞれ独立して抽選されます。
例えば1/319で、50%で確変ラッシュに突入する機種の場合。
確変の確率は1/638、通常の確率も1/638となり、合算すると合計で1/319になります。
また、ST中に1/50の確率で当たる機種があり、ラウンド内訳が10Rが50%、3Rが50%の場合。
10Rの確率は1/100、3Rの確率も1/100、合算にして1/50です。
したがって、50%の確率でラッシュに入らない1/319の場合は、不利な1/638の確率を引いていることになります。
ST中に3Rばかり出る場合は、不利な1/100を引いていると言えます。
簡単に言えば、50%や80%などの確率で抽選されるわけではないということです。
振り分け悪すぎて出玉足らねーぞ!
甘デジじゃねーぞ! pic.twitter.com/DGQKmkBXgq— 南 (@garogod0810) May 18, 2021
振り分けがおかしいのもパチンコの面白さ
パチンコで「振り分けがおかしい!」という感覚には共感できます。
たとえば、ラウンド内訳が半々の機種で、10Rが2回しか出現せず、逆に8回も出ることは珍しいです。
また、1/319の確率で50%ラッシュに突入する機種でも、運悪く50%を連続して引き、終日ラッシュに入らないこともあります。
「1/638の悪い方ばかり引いてしまうなんて!」という気持ちになることでしょう。
疑う気持ちは分かりますが、このような現象もパチンコの面白い部分でもあります。
振り分け負けを克服する思考方法
以前の私は、「運が悪すぎる。振り分け負けがひどい」と感じていました。
遠隔操作や台のせいにしていましたが、そんなことを考え続けるとパチンコの楽しみが半減します。
そこで私は、思考を変えることに。
それは「振り分け負けではなく、単に運が強いだけ」と考えることです。
例えば1/319の確率の機種で、悪い方の50%を2連続して引いたとします。
通常はイライラするところですが、私は「同じ1/638を2回連続で引けたのは、実はすごいこと」と考えるようになりました。
超ポジティブ思考ですが、こう考えることでストレスを軽減できます。
STの場合も同じです。
最近、ルパンのライト機で16連チャン(ST中 1/53)しましたが、そのうち10Rはわずか2回(内訳50%)。
普通なら怒りますが、
「3ラウンド(1/106の確率)を引けたからこそ、ここまで連チャンできた」
と考えるようにしました。
3Rがなければ、ラッシュは3回スルーしていたかもしれません。
どれほど不運な確率を引いても、出玉は少ないかもしれませんが、打ち手としては損していないはずです。
ラッシュが終わるよりマシですよね、欲を出してはいけません。
もっとポジティブに考えることも大切です。
振り分け悪すぎて全部3Rなんでしゅ・・・ pic.twitter.com/EpXyzFhdrx
— たなし (@drpow1) January 4, 2022
日常的によく起こる身近な確率
例えば、1/100の転落抽選で「確率分母まで行かずに終了する」という不満はよく聞かれます。
一部の人はこれを「運が悪い」と捉えるかもしれません。
しかし実際には、1/100なら約64%の確率でこのような結果になります。
つまり約3回に2回は、確率分母に達しないまま転落して終わるということです。
また、ラッシュ突入率50%の機種で、4回連続ラッシュに入らないという厳しい状況があったとしましょう。
このような事態は、初当たり16回に1回の確率で起こり得ます。
もし1日に初当たりを4回ずつ引いた場合、4日に1回はこのような悪い状況に遭遇することになります。
これは宝くじのような珍しい確率ではなく、日常的に起こりうる身近な確率です。
80%10Rなのに振り分け悪すぎてきれそう pic.twitter.com/RYPf7MM9GC
— まえばぼっと (@maebabot_Twich) August 10, 2021
振り分けのないオール○○タイプを打つ
振り分けや偏りに悩まされないためには、以下のような機種を選ぶことも一つの方法です。
・ラッシュが100%突入する機種
・右打ち専門のオール○○タイプの機種
これらの機種を選べば振り分けがありませんので、純粋に楽しむことが可能です。
実際、エヴァやとある禁書目録のような「ST突入率100%」の機種が人気なのも、こうした振り分けがないのも理由です。
結論:「振り分け負け」という概念はない
最終的に伝えたいことは、パチンコにおける「振り分け負け」という概念は、実際には存在しません。
パチンコの大当たりは、単に特定の抽選に当選しただけだからです。
「振り分け勝ち」や「振り分け負け」という表現は、厳密に言えば不適切かもしれません。
もちろん、日常会話で「振り分けした!」という言葉を使うこと自体に問題はないです。
特定の確率が偏る現象は、誰しも避けられないですからね。
理論上、スペック通りに振り分けがされることはありますが、それがいつも完璧に実現するとは限りません。
そうでなければ、パチンコは面白くなくなってしまいます。
「10Rを引いたから、次は3Rが来る」と決まっていたら、楽しむことは難しいでしょう。
悪い振り分けもあれば、良い振り分けもあります。
確率の偏りを楽しむことも、パチンコの魅力の一部です。
偏った結果に悲観する必要はありません。
当たりを引くこと自体が、すごいことだと思いませんか?
当たらず大ハマりすれば、振り分け以前の問題になります。
パチンコは勝つか負けるかの二択のように感じられがちですが、「負けている=運が悪い」とは限りません。
ラッシュに全く入らない、または入っても2連だけの場合でも、それは単なる偶然です。
そもそも、ボーダー以下の負けて当然の台を打っている場合、スペック通りに振り分けられても負けます。
負けているからこそ、余計と「振り分けして負けた」と感じるのは自然なことです。
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