甘デジは甘くない!勝てないので打たないがいい理由を解説!
低予算で遊べるパチンコとして登場した甘デジ。
しかし実際は、甘デジは思ったほど甘くなく勝てない!という意見もあります。
そこで今回は甘デジを打たない方がいい、具体的な理由について説明します。
目次
甘デジとは確率が甘い遊べる機種
甘デジとは一般的に、初当たり確率が1/99より甘い(低い)機種のことを指します。
他に「遊パチ」や「デジハネ」という呼び名もありますが、基本的にはどれも同じ意味。
確率が甘くハネモノのように遊べるから、これらの名称で呼ばれています。
甘デジ打つなら運試し程度に留める
甘デジには、他のスペックの1/319ミドルや、1/199ライトミドルと比べて、大当たり確率が高いのが特徴です。
少ない金額で手軽に当たりを楽しみたい!という期待で打つ人が多いですね。
しかしここ近年の甘デジに対しては、このような期待を持つべきではありません。
私の意見としては、甘デジは絶対に避けるべきです!
もし打つなら、2~3千円程度の運試しに留めることをお勧めします。
その理由は次の通りです。
※以下の内容は、私の住む地域を基にしています。
もちろん地域や、店舗によって異なる場合があります。
敵意を感じるほど回らない釘調整
近年の甘デジは、千円あたりの回転数が非常に少ない傾向があります。
ミドルやライトミドルも似たような状況ですが、甘デジはそれらを上回る低さです。
まるでお客に遊ばせる意志がないかのような、抽選の機会を与えないような、渋い釘調整がされていています。
台によっては打ち手に対する、敵意を感じるほどの回らない釘調整。
確かに確率が甘いので、理論上は当たりやすいです。
しかし、実際には回転率が大幅に減少しているため、これではパチンコとは言えません。
回らない甘デジが1番タチが悪いな💢ミドルスペックの台だとハマリでやめれるけど、甘デジは次の当たりに期待して追加投資の嵐(T_T)
気づいたら恐ろしく負けてる😤
はい、諦めの悪い自分が1番悪いんです⤵すみません— ノンパパ(のぞみ父) (@Kazutoshiwind) December 11, 2021
遊タイムとの組み合わせは最悪
遊タイム付きの甘デジとなると、釘の状況はさらに悪化します。
基本的に遊タイム機は、ハイエナの的となりやすいからです。
甘デジ+遊タイムは、最悪の組み合わせと言えるでしょう。
パチンコ店はお客に有利な要素を、徹底的に排除する姿勢にあるようです。
ミドル並みにハマることもある
1/99という確率に期待し過ぎると、後悔することがあります。
甘デジでも、2倍や3倍ハマリは珍しくありません。
私自身の経験では、700回転までハマったことがあり、最終的には当たらずに諦めざるを得ませんでした。
パチンコの確率は全体的に見ると収束すると言われてますが、個人レベルでの体感はそれほど確実ではありません。
もちろん、当たりやすい、当たりにくいということはあります。
しかし1/99という確率は、思った以上に甘くはありません。
過度な期待を寄せるのは、賢明ではないです。
ミドルスペックの機種でも、甘デジのように当たることもあります。
反対に甘デジでも、ミドル並みにハマることも少なくありません。
結局、個人レベルで打つパチンコは運に左右される、というのが現実です。
「甘デジだからすぐに当たるだろう」と考えるのは理解できますが、期待はほどほどにしておくべきです。
繰り返しますが、遊タイム付きの台は避けた方が良いでしょう。
中途半端に打つと遊タイムまで追いかけてしまいがちになり、結果として損失を拡大する可能性があるからです。
甘デジ1000ハマリ
恐怖の単発 pic.twitter.com/rgRpXtfn1n
— 🥦ぼƕ೬゙´•ﻌ•`🐾@にᯇ೬🥦 (@y50fuga55) August 18, 2018
当たっても出玉量は微々たるもの
甘デジの初当たりの出玉は、おおむね300発前後になります。
これを金額に換算すると、だいたい千円分の出玉。
では、この出玉を得るために、いくらの金額を投じるつもりでしょうか?
1万円、2万円…、それとも意地になって3万円を突っ込むのでしょうか?
「甘デジで万発出た!」という報告を見かけますが、これは稀なケースです。
初当たり300個の機種に、何万円もの金額を費やすのは合理的とは言えません。
実際には甘デジで3,000発も出れば、かなりの好成績です。
少し連チャンしても、1,500発程度に終わることが多いです。
多くの場合は、1,000発にも満たないで終了することが普通です。
甘デジで万発の夢を追うこと自体は悪くありません。
しかし、それは「非常に回転率が良く回る」という状況でのみ許されることです。
現状の甘デジでは、そのような台に出会うことはほとんどありません。
そのため甘デジを遊ぶ際には、
「数千円で持ち玉ができたらラッキー!」
程度に考え、できなければ素早く撤退する、という運試し的なスタンスが賢明だと思います。
実質的には1/200~1/300にもなる
甘デジの1/99という確率に騙されていませんか?
甘デジでまとまった出玉を得るためは、
「1/99で当たりを引き、その後30%~50%確率のラッシュを引く」
という2段階を突破する必要があります。
さらにラッシュを引いた後も、いかに連チャンを引き続けるか、出玉が多いラウンドを引くか?の必要があります。
初当たりの確率は、確かに1/99です。
しかし、実戦で勝つためのプロセスを考えると、かなり低い確率をクリアする必要があります。
1/99でラッシュ突入率50%なら、ラッシュ当選確率は1/198。
突入率30%なら、ラッシュ当選確率は1/330です。
これでは実質的には、ミドルやライトミドルと変わりません。
こう考えると、甘デジはぜんぜん甘くはないのです。
名前に反して甘くなく激辛で無理ゲー
「甘デジ」という名前に反して、実際の仕様は「激辛」そのもので無理ゲーです。
スペック自体がキツかったり、店の釘調整が厳しかったりするからです。
遊パチと呼ばれることもありますが、実際には「遊ばせる意図」など微塵も感じられません!
・甘デジで遊ぶのは時間と労力の無駄。
・遊ばせる意思が伝わって来ない(回転率が極めて低い)
・出玉を得るまでのハードルが多数ある
・得られる出玉は基本的に非常に少ない
・遊タイム付きは最悪で楽しむことは困難
これらの理由から、甘デジは選ばない方がいいと言えます。
夕方から近隣店調査
どこの店もパチンコ回らない
特に、甘デジが酷かった😭
ゴジエヴァ甘 1k9回
ユニコーン甘 1k10回
シンフォギア甘 1k10回
等価ではありません…
甘デジやり過ぎだよ😓— パチンコ界の予言者マイキー (@revengers_777) October 26, 2023
負けを一気に取り戻せるほど甘くない
「最近の甘デジには波が荒い機種も増えている」との意見もあります。
しかし基本的に甘デジは、少ない出玉をじっくりと積み上げていくスタイルです。
このため大きく負けた場合、一気に取り戻すのは困難になります。
ミドルやライトミドルで3万円程度の投資なら、一撃大連チャンで一気に回収できることも珍しくありません。
しかし、甘デジで同じ出玉を得るためには、先ほど説明したような低い確率に頼る必要があります。
「甘デジは2万円使った時点で負け確定」と肝に銘じて打つべきでしょう。
もちろん、一撃性の高い機種を選んでも、長期的には期待値に沿った結果になります。
期待値がプラスの機種を選ばない限り、甘デジに限らずミドルでもライトでも、最終的にはマイナスになる可能性が高いです。
したがって、一撃性が低く上振れが少ない甘デジでは、短期的に見ても勝ちづらいと言えるでしょう。
まぁ今更なんだけどさ
谷村先生が甘デジの出始めた頃から
ずっと甘デジは甘くないからマックス機を打てといい続けてたんだよなぁ
それですら叩かれてたんだもん
パチンコライター()は谷村叩きをしながら甘デジで持ち玉を作る作戦とか
理にかなってないことをドヤ顔で言ってたのが15年前 https://t.co/r4qoG7dKYR— 正直くん (@shojikikun) August 14, 2020
今の甘デジで勝つのは簡単ではない
ここまで読むと今の甘デジで勝つことが、いかに難しいことだと分かったでしょう。
甘デジで勝つのは、そうそう簡単ではありません。
そこで、最後に甘デジで勝つ方法を説明します。
ボーダー以上によく回る台を選ぶ
パチンコで勝つ基本は、ボーダー以上に回る台を選ぶことです。
これは甘デジも、他のスペックも同じ。
スルーやアタッカー周りの釘の状態も重要ですが、最も大切なのは「ヘソ釘がボーダー以上に回る良釘台を選ぶこと」です。
注意点として「打ってる感覚でよく回る」ではなく、「ボーダー以上に回る」ことが重要です。
甘デジの中には極端にボーダーが高い(辛い)機種もあり、よく回っていても実はボーダーを超えていないことがあるからです。
特に設定付きの機種で設定1を選んだ場合、千円あたり24回程度の回転が必要な機種もあります。
ボーダー低でスペック甘の台を選ぶ
甘デジで勝つための他の戦略として、ボーダーが低い、いわゆる「スペックが甘い台」を選ぶことです。
最近では波の荒い機種が目立ちますが、波が荒いということは、出ない時のダメージも大きくなります。
したがってスペックが安定した台で、堅実に勝ちを目指すのが賢明な選択と言えます。
例えば、「Pウルトラセブン2 Light ver.」は設定付きの甘デジです。
このジャンルでは、比較的甘いスペックを持っています。
設定6ではボーダーが千円あたり14回転ですが、設定6が入ることは稀でしょう。
注目すべきは設定1のボーダー。
千円あたり19.9回転となっており、他の設定付きの設定1に比べてかなり甘めです。
通常の甘デジでも、ボーダーが20回転以上の機種が多いです。
こんな中、ウルトラセブン2は設定1でも十分に勝負でき、高設定域では非常に甘い台になります。
安定感を重視するなら海シリーズ
甘デジで安定感を重視するなら場合、海シリーズは超おすすめです。
STと時短が付いてくるこのシリーズは、確変タイプの機種も含まれ、甘デジの設置台数としては恐らく最も多い主力機種の一つです。
ボーダーが千円あたり20回転を切る機種が多いのも、海シリーズの特徴です。
特に年配の方々に好まれることから、多くの店舗では釘が甘めに調整されているのもオススメの理由です。
逆に言えば海シリーズの釘が渋い場合、そのホールの他の機種にも期待が持てない可能性が高まります。
したがって海シリーズを打つことは、そのホール全体の釘の状態を把握する上でも有益です。
まとめ:甘デジの現実はぜんぜん甘くない
名前だけ聞くと、簡単に勝てそうで遊べそうな「甘デジ」。
しかし、実際は激辛スペックや激辛調整なので、手を出さないことを強くお勧めします。
甘デジは、客を遊ばせる意志がないのにも関わらず、魅力的な名前で打ち手を騙して惹きつける、業界の悪しき習慣が根付いています。
そして、この罠にまんまとハマる客は、残念ながら考え方を見直す必要があるのです。
近年のパチンコ業界は、客を楽しませることを目的としていません。
甘デジからすらも、利益を取ろうとしています。
甘デジの現実は、ぜんぜん甘くはない!と言わざるを得ません。
しかし!
ボーダーを上回る釘調整を行っている店を見つけ出し、賢く立ち回ることで甘デジでも勝つことは十分に可能です。
「甘デジでは勝てない」という固定観念にとらわれず、ボーダーを上回る釘調整のある台を見つけたら、積極的に打ってみましょう。
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