パチンコでハイエナされた!やめた後に次の人にすぐ出される理由を解説!
パチンコを打っている人なら、一度はハイエナされた経験ってありますよね?
「いやー、もうちょっと打っておけばヨカッタ…」
と言っても、もう遅い「後の祭り」。
このような、やめたら次の人にすぐに出される原因は、何なのでしょうか?
ハイエナを避ける方法はあるのでしょうか?
これらについて解説します。
【先にこの記事の結論】
・パチンコではハイエナ狙いはできない。
・次の人がすぐに当たる原因は、ただの偶然。
・潜伏確変や遊タイムのハイエナには気をつける。
目次
パチンコにハイエナ狙いは存在しない
結論を先に言いますが、パチンコでハイエナはできません。
なぜなら、いつ大当たりするか分からないからです。
だから自分がやめて、次の人がすぐ当たって出されても、それは単なる偶然に過ぎません。
意図的に大当たりを狙ったハイエナではないので、気にしないようにしましょう。
パチンコにハイエナなんてものは存在しないのです。
この理由を理解するのには、パチンコの大当たりの仕組みを知る必要があります。
毎回転ごとに大当たり抽選する仕組み
パチンコは玉がスタートに入った瞬間に、大当たりの抽選をしています。
毎回転ごとに、この抽選を繰り返しているだけです。
サイコロ振って、大当たりの抽選をしてるようなものですね。
例えば、大当たり確率が1/319の台なら、スタートに玉が入るたびに319面体のサイコロを振って、大当たり抽選をしているのです。
確率が変わらない完全確率で抽選
パチンコの大当たりの抽選の仕組みは、毎回ごとに大当たり確率に従って抽選しているだけです。
「毎回転ごとに」ですから、過去の抽選結果に影響されないし、この先いつ当たるのかも分かりません。
いわゆる「完全確率」ってヤツです。
つまり、どれだけ連チャンしようがどれだけハマろうが、次の1回転で大当たりする確率は同じ。
当然ですよね。
同じサイコロを振っているだけですから、大当たり確率は変わりません。
次の人がすぐに当たるのは偶然
自分がその台をやめて、すぐに次の人が当たると、
「あ、しまった!もう少し打っておけばよかった…」
と悔しい気持ちになりますが、これはただの結果論です。
たまたま次の人が、偶然、すぐに自力で大当たりを引いただけのこと。
仮にあなたが、そのままやめずに打ち続けたとしても、同じように当たったという保証はどこにもないのです。
パチンコは、「あと何回転まわせば大当りする」というような、「当たる回転数」が決められているわけではありません。
毎回毎回、スタートに玉が入るたびに大当たり抽選をしてるだけ。
大当たり抽選の仕組みは、至ってシンプルなんです。
揃えるまでボーナスフラグが残り続けるスロットとは、大当たりの仕組みが大きく違います。
それでもハイエナが気になる時の対処法
上記のような理由から、パチンコにハイエナと言うものは存在しません。
しかし、次の人が座ってその台を打つ以上、当たる可能性はゼロにはなりません。
偶然とはいえ、時には自分がやめた直後に当たることもあるでしょう。
そこで、
「どうしても、次の人にすぐ出されるのが気になる…ハイエナと思ってしまう…」
と言う人のために、ハイエナを気にしない対処法を紹介します。
ハイエナ狙いはオカルトである
まず、一つ目の対処法として「ハイエナはオカルトである」と認識することです。
初めに説明したように、パチンコはいつ大当たりするか分からないため、ハイエナを防ぐことはできません。
これは言い方を変えれば、次の人も意図的にハイエナすることもできないということです。
パチンコはハイエナを防ぐ方法もなければ、ハイエナをする方法もないのです。
でも、実際ホールには人がやめた後の大当たりを狙う、「ハイエナ狙い」の人がいますよね。
そんな人のことは、気にしないようにしましょう。
あの人たちは、完全確率を理解していない「オカルト思考」な人たち。
立ち回り方は理にかなっていません。
だから、気にする必要などまったくないのです。
やめた台のその後を追跡する
2つ目の方法は、自分がやめた台のその後が、どうなったかをとことん追跡することです。
さっき書いたことと、全く逆の行動ですね。
すぐに当たったかどうかだけでなく、どれだけハマったかどうかも追い続けます。
自分がやめた台のその後のデータを、全部メモに取ってる人はいませんよね。
実は、次の人にすぐに出されたという「ハイエナされた体験」は、その悔しさから自分の記憶に残りやすいです。
でも、全部メモしていないので、ハイエナされた!というのは、自分の記憶や感覚だけで感じています。
人間の記憶はいい加減なもので、印象の強い出来事だけが脳に残り、そうでないものはどんどん忘れていきます。
自分が大ハマリして打ち込んだ台を、次の人にすぐ当てられれば、当然、脳には強い記憶として残ります。
でも、反対に次の人がハマった場合、出なかった場合は記憶には残りません。
すべてを平等に見るため、記憶だけに頼らず、メモに取って客観的に分析する必要があるわけです。
そもそも「すぐに当たる」ということは、時間にして短いです。
しかし、「ハマる」には数時間という、長い時間が必要です。
そこまで長時間、自分がやめた台のその後を、チェックする人はいないですよね?
だからこそ、あえて自分がやめた台をとことんチェックするわけです。
すると、次の人がすぐに当たることもあれば、全然当たらずにハマることもあるでしょう。
「自分がやめたら、次の人にすぐに出された!」
と嘆く人は、次の人がすぐに当たった時のことだけしか、チェックしていない(覚えていない)のです。
自分が気付かないだけで、次の人が1000回転ハマりしていたこともあるでしょう。
この「逆ハイエナ」を知れば、やめて正解だった、やめて良かったって思えるハズです。
長期で見れば確率通りになる
別に自分がやめた後のパチンコ台を、ずっと見ている必要はありません。
今はどこのパチンコ店にも、データカウンターがあります。
自分がやめた時点でデータをメモしておき、翌日以降に再度データを確認すれば、ハイエナされたのか、逆ハイエナだったのかを確認できます。
そして、こうしたデータを長期間に渡って記録分析すれば、
「結局は誰が打っても、確率通りになるんだな(=完全確率)」
という結論にたどり着きます。
ポイントは「長期間」で見ることです。
確率は短期間ではバラツキますが、長期間で見れば本来の確率なりに落ち着きます。
そうなれば、ハイエナなんか全く気にすることがなくなります。
パチンコは確率ゲームですから、当たるかどうかはコントロールできません。
しかし、ハイエナされたかどうかは、 自分の考え方ひとつでコントロールできるのです。
食事休憩札で打たせないようにする
これは、僕が店長の時に実際にあった、嫌がらせの出来事です。
自分が散々打ち込んだ台を次の人にハイエナされないように、食事休憩札を入れて帰るお客さんがいたのです。
当然、そのお客さんは戻ってきません。
このような行為は、遊技台の稼働が1台ムダに止まってしまいます。
戻ってくる意志のない食事休憩札は、店に対する営業妨害です。
パチンコ店の店長は防犯カメラの録画を巻き戻し、その人物を特定します。
場合によっては、次に来店した時に即「出入り禁止」を言い渡されるケースもあるでしょう。
実際、僕はそうしました。
ハイエナできる、できない、をどう思うかはお客さん個人の自由です。
しかし、パチンコ店の「商品」である遊技台の稼働を、悪意で止めることは犯罪です。
だからマネしないようにしましょう。
遊タイムと潜伏確変はハイエナされる
しかし例外として、パチンコでもハイエナができるケースがあります。
それは遊タイムと、潜伏確変の2つです。
遊タイムのハイエナ狙いは、発動する天井までの残り回転数が少ない台を狙うやり方です。
でも、液晶に残り回転数が表示されているので、前任者(あなた)もそれを分かっていて、その台を捨てているハズ。
だから「ハイエナされた!」って、そこまで感じることはないと思います。
問題は潜伏確変の方です。
パチンコの機種によっては、確変が潜伏する機種がありますよね。
この潜伏確変に気が付かない状態で捨ててしまえば、当然ながら次の人にハイエナされます。
しかも確変ですから、次の人はすぐに当たるでしょう。
これは非常にもったいないです。
潜伏確変をハイエナされない方法は、7セグなどの「潜伏確変の状態を表すランプ」を覚えることです。
ネットで少し検索すれば、どのように7セグが点灯すれば、潜伏確変状態なのかはすぐに分かりますよ。
また、どうしても潜伏確変をハイエナされたくない人は、そもそも確変が潜伏する機種を打たないという方法もあります。
潜伏確変を知らずに捨てて、次の人に即出されないように気をつけましょう。
まとめ
完全確率のパチンコでは、ハイエナというものは存在しません。
後任者がすぐに当たるのは、たまたまの偶然ですから気にしないのが一番です。
もし、自分がそのままやめずに打ち続けたとしても、同じように当たっていたかどうかの保証はありません。
それでも気になる人は、自分が捨てた台は一切見に行かないで下さい。
見に行くから結果を知って「ハイエナされた…」って感じるのです。
トイレや休憩に行く時に、自分が捨てた台をわざわざチェックする人がいますが、未練がましいですよ(笑)
自分の「やめた」という判断に、もっと自信を持つべきです。
ディスカッション
コメント一覧
お初です。
私も確率だと確信しています。
統計も取っていますし。
これ系の話は、何かとアンチも沸くかと思いますが、ブログ応援しています。
コメントありがとうございます。
確率論を理解して頂き、またブログの応援とても嬉しいです。
確かに確率論に反対する人は多いですが、僕はオカルトも波も否定はしません。
ギャンブルは、結局勝てばいいと思うからです。
考え方は、人それぞれです。
しかし、勝てない人に限って遠隔だ!と騒ぎます。
なぜ勝てないのか?どうやったら勝てるか?を突き詰めたら、
最終的に確率論にたどり着きます。
パチンコやスロットが、そうプログラムされているので当然です。
僕は、確率論で勝つことができたので、その体験をブログにしています。
少しでも、パチ屋の養分になる人を減らせれば・・・と思っています。
引き続き、よろしくお願いします。
遠隔操作
はじめまして。
去年の夏からパチンコを始めたばかりの初心者です。
大変参考になります。
今までスランプグラフや店の出玉量や、シマの流れを信じていた自分が恥ずかしくなります。
言わばパチンコは、ジャンケンやポーカーと同じような素っ気無いほど単純な確率ゲームだったと知って驚愕しています。
ところで、ふと疑問に思ったのですが
何故パチンコ台には、スランプグラフが搭載されているのでしょうか?
過去の波が関係ないのであれば、スランプグラフも必要ないはずです。
あれは誤解の元になるので、表示しないほうが良いと思うのですが。
もし、本当に台の良し悪しが釘のみで決まるのだとすれば、
払出球数と回転数の平均割合だけを表示させた方が良いような気がします。
釘の見極めが出来ない、僕のような初心者もその方が助かります。
店長さんはどのようにお考えでしょうか?
よろしくお願いします。
お役に立てたようで嬉しいです^^
>何故パチンコ台には、スランプグラフが搭載されているのでしょうか?
お客さんの台選びの参考のためです。
あと「これだけ当たってます!」的なアピール要素もあります。
昔の呼び出しランプは、本当に「呼び出し機能」しかありませんでした。
データなどは、一切表示されません。
スランプグラフは、必要ないですね。
僕も全く見ません。見ても意味がないです。
自分で回転数を数えるのが面倒なので、代わりにデータ表示器でカウントしてもらっている
程度にしか使いません。
お客さんからの需要があるので、スランプグラフを表示していわけですが、
パチンコ店にとっては、お客さんに勝ってもらっては困るのです。
大多数のお客さんが、間違った勝てない知識で打ってくれているので、
パチ屋はボロ儲けできているわけです。
パチ屋が、敵(お客さん)に塩を送るようなことはしません。
お客さんが、間違った知識でスランプグラフから波を読んで、負ける回収台を打ってくれればホールは儲かります。
>もし、本当に台の良し悪しが釘のみで決まるのだとすれば、
払出球数と回転数の平均割合だけを表示させた方が良いような気がします。
良いところに気が付いたと思います。
これを表示させているのが、ホールコンピューター(ホールコン)です。
ホールコンには、全台のデータが集約されて、台ごと機種ごと全台の合計や平均データが分かります。
売上や平均回転数、平均出玉、1日のデータ、1か月のデータなど莫大な量です。
これを見て、店長は経営判断をします。
こんなデータをお客さんには見せられませんよね。手の内を見せるわけですから。
見せてしまったら、勝てる(回る)台・負ける(回らない)台が分かってしまいます。
パチンコは釘ですから、自分で千円あたりどれだけ回るかの平均回転数を数えます。
そして交換率からボーダーラインを参照して、上回っているのかを判断します。
釘が分からなくても、回転数を数えるだけで回収台を避けることができます。
千円あたりの平均回転数と、交換率は必ず把握して打ってください。
波とかオカルトでは、パチンコは勝てません。
9割以上のお客さんがオカルトで打ってくれるので、
パチンコ屋は商売が成り立っているのです。