ジャグラーで合算確率からの狙い目台や見極め方について解説!
ジャグラーで台を選ぶ時、合算確率を見ますよね?
特に夕方から実戦するなら、当日の合算確率は大きな判断材料になります。
1/95なら高設定っぽいとか、1/180なら低設定で打たないとか。
しかし本当に、合算確率だけで台を選んで良いのでしょうか?
もし選ぶなら、どんな合算確率の台を打てばいいのでしょうか?
今回は、このジャグラーの合算確率について説明します。
目次
設定6なら合算が1/96~1/144になる
例えばマイジャグラーの設定6では、実戦上、ボーナス合算確率が大体1/120となります。
確率の分母に基づく試行回数の100倍を行えば、95%の確率で20%以内の誤差に収まるとされています。
従って、マイジャグラーの設定6のケースでは、12,000回転打つと95%の確率で、合算確率が1/96から1/144の範囲になると考えられます。
さらに、試行回数を確率分母の400倍まで増やせば、95%の確率で誤差が10%以内に収まる確率になります。
確率が収束するまでには、膨大な試行回数が求められるのです。
1万回転レベルでは収束に至らない
しかし、これを逆に言えば、約1万回転(1日だけで見た場合)といったレベルでは、確率の収束には至らないと言えます。
1日だけの合算確率だけでは、そこまでデータにこだわる必要はない、と私は考えています。
多くの実戦を重ねてこそ、マイジャグラーの設定6であれば、最終的に合算が1/120に近づいていくのです。
最終的には同じ合算にたどり着く
8,000回転で合算が、1/95の台を長時間打ったとします。
その後は合算は、1/120の方へ収束することが予測されます。
また反対に、現在8,000回転で合算が1/180でも、将来的には1/120に収束して行きます。
これを考慮すると、設定6が確かであれば、
・大量に出玉が出ていても
・ボーナス合算が設定6を超えていても
・ボーナス合算が設定1以下だったとしても
最終的には、同じ合算にたどり着くことになります。
したがって、負けそうである、大ハマリが起こりそうである、または連チャンしそうである、といった未来予測は無意味です。
要するに設定6であれば、設定変更がない限り常に同じ確率で抽選されるため、高設定なら現在の合算確率を気にせずに打ちましょう、という結論に至ります。
合算の良い台でも出玉が増えない3つの理由
ジャグラーで「合算は良いが出玉が増えない」という状態になるのには、以下の3つの可能性があります。
REGが多くBIGが少ない
REGが連発しBIGがなかなか来ない場合、合算が良くても出玉が増えにくいです。
ジャグラーではBIGを獲得しつつ、REGでも増やして行きます。
しかしBIGを十分に獲得できなければ、たとえREGが多くてもメダルの増加は望めません。
ブドウの落ちる回数が少ない
合算が高設定であってもメダルが増えないという場合は、ブドウの落ちる回数が不足しているのが原因かもしれません。
ボーナスが確率なりに出現しているのにも関わらず、出玉が増えない場合は他の要因が存在しており、ブドウの獲得率の低下がその一因であることが多いです。
ボーナスの獲得タイミングが悪い
「ちょっとしたハマり後に続く小連の繰り返し」は、合算が良くても出玉が伸び悩む一因となります。
いわゆる「下皿モミモミ状態」で、ボーナスを引くタイミングが悪い状態です。
これは単に運の問題とも言えますが、その台を続行するかどうかを迷わせる挙動のひとつでもあります。
合算数値の良し悪しを見極める方法
ジャグラーにおいて、「合算が良くても出玉が増えない」状況は、その台が良いのか悪いのかの判断が難しいものです。
継続するかどうかを決める際のポイントを、異なる状況ごとに説明します。
店の信頼度が不明なら撤退
設定が高いかどうかが不確かな店では、基本的には見切ることを推奨します。
ジャグラーは設定推測が難しい機種であり、特に「店の信頼度」が重要です。
その店の信頼性が定かでなければ、出玉が増えない段階での撤退が賢明です。
REG確率が高いなら粘るべき
設定が高いと分かっている場合は、いくつかの状況に応じてヤメ時を考慮します。
まず、REG確率が特に高い場合は、そのまま打ち続けることをおすすめします。
設定が高いと分かっていれば、REGの連続で出玉が増えなくても粘り強く続行すべきです。
その後の確率の収束により、BIGへの期待が高まります。
高設定でブドウが引けていないだけ
上述の通り、BIGとREGの確率が良いにも関わらず出玉が増えない場合、ブドウの出現率が悪い可能性が考えられます。
現行のジャグラーの多くは、ブドウに設定差があります。
ただし、ブドウの設定差は微妙なため、単に高設定でブドウが引けていないだけの可能性もあります。
難しい判断ですが、この場合はREGの確率が低下したら、撤退を考えるのが妥当でしょう。
プラスの要素がなければ続行は避ける
特に自信がある狙い台でない限り、基本的にはヤメを推奨します。
ジャグラーは非常に判断が難しい機種ですので、プラスの要素がなければ続行は避けた方が良いでしょう。
それでも続ける場合は、損失を覚悟の上で挑む姿勢が必要です。
ジャグラーの合算値は信頼性に乏しい
ジャグラーにおいて、合算値は信頼性に乏しいとされます。
その主要な理由は、設定を入れている店の関係者でさえ、正確な判断が難しいという事実にあります。
毎日、ジャグラーの設定を把握している専門家が「ジャグラーの読みは困難」と言っていることから、その不確実性が如実に表れています。
私自身もマイジャグラー5の設定6を、1日間打ち続けて大敗した経験が何度もあります。
(確認作業を行ったため、設定6であることは間違いありません)。
マイジャグの設定6で大敗するとは思えないかもしれませんが、合算が悪いけれども高設定であるという状況は、ジャグラーでは決して珍しくないのです。
ネットやSNSでは、全設定6のデータも見ることができます。
そこでは度々、本当に設定6か?と疑いたくなるほど、大ハマりした悲惨なグラフを目にすることがあります。
逆にBIGとREGの合算が、1/80~1/100でも低設定であるケースも存在し、ここがジャグラーの難解さと言えます。
異常に合算が良い台に対するリスク
ジャグラーでは時折、異常に合算数値が良い台に出くわすことがあります。
「さすがにもう出ないだろう…」
「なぜ誰も打たないの?打っても大丈夫だろうか…」
このような台を見つけた際には、何度も言いますが「その店が高設定を導入するかどうか」をまず確認することが重要です。
設定の高低が不明な状況で、合算値が異常に良いジャグラーを打つのはリスクが伴うからです。
もし、店が高設定を導入すると分かっている場合は、設定差のあるREG確率を検証したり、差枚数からブドウの出現率を計算してみるのが良いでしょう。
(ネットで「ブドウ逆算ツール」を検索すると、計算ツールが見つかります)
もちろん、大量に出た後の低設定ジャグラーはその後悲惨な結果に陥る可能性が高いため、プレイを始める前に慎重な判断が求められます。
ジャグラー攻略の総括
この記事では、「ジャグラーで合算が良いのに出玉が増えない場合どうするか?」というテーマについて説明しました。
結論としては、「見切るか続行かは店の状況次第」ということになります。
ジャグラーの設定判別は、合算値やグラフだけでは不十分であり、確固たる根拠を持って臨むことが重要です。
ジャグラーシリーズは基本的に機械割が低く、アイムジャグラーシリーズの設定6でも約105%程度に過ぎません。
ジャグラーでの設定狙いは、実質的に設定6のみがターゲットとなります。
設定4や5では長期的に見ても機械割が100%を超えるケースは少なく、利益を大きく出すのは難しいです。
多くの人は合算が良い台や、REG確率が高い台を選んで打つことが多いかもしれません。
しかし、実際にはこれらの指標だけでは、ジャグラーの設定6であるかを判断するのは非常に困難です。
ジャグラーは全台が低設定であっても、その中の1~2台が高設定のような動きをすることがあります。
特にハッピージャグラーやゴーゴージャグラーは、低設定や中間設定でも設定6のような動きを示すことがよくあります。
REG確率においても、設定1から6までの差は約1/450から約1/250程度と、大きな差がないことが一因です。
確率は大きく変動することもあり、実際に私が最近経験したゴーゴージャグラーは、4000回転でBIG20、REG20の合算1/100でした。
しかし、その日は設定4(機械割約102%)だった可能性が高く、最終的に合算1/140まで下がりました。
これらの事例から、合算値だけを基にジャグラーを打つことは、非常にリスクが伴うことが明らかです。
確率のブレによって低設定や中間設定が、高設定のような動きを示すこともあり、それを見極めるのは非常に難しいのが現実です。
ジャグラーに設定は関係ない?専業プロが勝っている立ち回り方を公開!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません