パチンコで非等価を打つメリットはあるの?デメリットも合わせて解説

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1円パチンコの玉を4円パチンコで交換しても「非等価交換」?

今回は、パチンコ初心者の方へ向けたテーマです。

非等価交換のメリットとデメリット。

ホール選びの基準のひとつに換金率があるわけですが、大きく分けて等価交換と非等価交換のホールがありますよね。

その非等価交換について説明したいと思います。

 

非等価のパチンコを打つ主な3つのメリット

まず初めに、非等価交換のパチンコを打つメリットについて解説します。

これを読めば、なぜ換金率というものがあるのかも分かりますので、初心者の方はぜひ読んで下さい。

 

釘調整が甘い台を打てる

パチンコで非等価交換を打つ一番のメリットと言えば、やはり釘調整が甘い台が打てるということです。

簡単にその理由を説明しますと、パチンコ店側は出玉率が100%でも、換金率の手数料で儲けることができるからです。

 

4円パチンコの場合、お客さんが1万発(4万円分)打って1万発出した場合、出玉率は100%です。

一見すると、パチンコ店の儲けはゼロのように思えます。

しかし非等価交換ですから、お客さんは1万発を交換しても元の4万円にはなりません。

 

例えば、3円交換なら1万発を交換すると3万円に。

2円交換なら、1万発を交換すると2万円です。

この打ち始めの時の4万円との差が、換金手数料と言われるものです。

 

つまり、出玉率が100%でもお店は儲けることができるのですから、それ以上に釘を開けた調整をすることができます。

先ほどの3円交換なら、出玉率133%まで釘を開けることができます。

1万発打って13300発出る計算になり、この13300発を3円で交換すると約4万円になるからです。※端数は除外。

 

お客さん側から見れば、出玉率100%の釘調整では、理論上打っても玉の増減はなしです。

打っても増えないパチンコ台、つまり全然回らないパチンコ台を打っても面白くないですよね。

 

でも、非等価交換のパチンコは、このように出玉率が100%を超える釘調整ができるわけですから、お客さんとしては打っても玉がどんどん増えていく、つまりよく回るパチンコ台が打てるのです。

これが、非等価交換が甘い釘調整の台が打てるいう理由です。

 

釘が読めれば他人と差を付けられる

2つ目の非等価交換のパチンコを打つメリットを説明します。

 

先ほどの説明のように、非等価交換のパチンコは釘調整に幅を持たすことができます。

低価交換である2円交換のパチンコなら、出玉率が200%になるまで釘を開けても”チャラ”で営業できます。

と言っても、パチンコ店も商売やっていますので、全部のパチンコ台がぐるぐる回るような釘調整はしません。

一部の人気機種や一部の台のみ、釘調整を甘くします。

その釘調整が甘い台を探すことができれば、他のお客さんと差をつけることができますよね。

 

一般的に一言で非等価交換と言っても、等価交換に限りなく近い3.6円交換などの高価交換は、釘調整がシビアになります。

出玉率110%がチャラのラインですので、ほとんど釘を開けることができません。

つまり各台ごとに、それほどメリハリを付けた釘調整ができないと言うことです。

 

でも、2円や2.5円交換ならメリハリの付けた釘調整が可能です。

回る台、回らないに幅がありますので、釘を見て読むことができれば勝てるパチンコ台を探すことができるでしょう。

言わば、(昔の)パチプロの立ち回り方です。

 

時間がある人は有利に打てる

そして、3つ目の非等価のパチンコを打つメリットです。

非等価交換のパチンコは、長時間パチンコが打てる人にはより有利に働きます。

 

その理由を説明します。

非等価交換・換金手数料とは、言い換えれば「貸し玉手数料」のことです。

お客さんは、パチンコ店からパチンコ玉を借りて打ちます。

買っているわけではありません。玉を”レンタル”しているのです。

 

つまりお客さんは、現金投資をした時点でお店に”レンタル料”を払っていることになります。

「非等価交換」と聞くと、交換した時に手数料を取られるイメージですが、借りた時点ですでに手数料を支払っているのです。

非等価交換のパチンコ店では、お客さんは現金投資をすればするほど、玉貸し料と言う”レンタル料”で損をします。

 

非等価交換では、現金投資をして玉を借りるとその時点で損をする…。

これを忘れないで下さい。

 

では、なぜ時間がある人には有利かと言うと、交換するケースが少なくて済むからです。

意味が分かりますでしょか?

「玉を借りると損をする」と言うことは、大当たりして持ち玉遊技になった場合、それを交換すると損をすると言うことと同じです。

交換したら再度現金投資をして、パチンコ玉をレンタルしないといけないですからね。 

 

パチンコ店には、お客さんの出玉を強制的に交換させることができる「閉店時間」があります。

閉店時間で出玉を強制交換させ、翌日以降に再度レンタル料で儲けるのです。

お客さんは、せっかくお金を払って借りたパチンコ玉を交換して返して、また同じパチンコ玉をお金を払って借りるんですよ。

どう考えても損ですよね。

 

他のことで例を挙げると、レンタルしたDVDをまだ半分しか見ていないのに、返却期限(閉店時間)が来たので、一旦お店に返して(翌日)再度同じDVDを借りてくるのと同じです。

それでしたら、期間内(営業時間内)に一度で見た方が得に決まっています。

 

時間がある人は、パチンコ店の1日の営業時間の中で、長時間持玉で遊ぶことができます。

その分、持ち玉を交換する回数が少なくなり、現金投資をしなく済みます。

結果、貸玉手数料というレンタル料を支払わなくて済むわけです。

 

非等価交換のパチンコでは、「交換したら損(現金投資をしたら損)」と言うことを覚えておいてください。

非等価交換のパチンコは、いかに持玉で長時間粘って打つのかが勝負のポイントとなります。

 

非等価のパチンコの主な3つのデメリット

メリットもあれば、当然デメリットもあります。

ここでは、非等価交換のパチンコの主な3つのデメリットについて説明します。

デメリットと言っても、そのほとんどがメリットの裏返しになります。

 

釘を閉められるとボロ負けする

メリットの方で、「等価交換のパチンコは甘い釘調整の台が打てる」と説明しました。

でも、どのような釘調整をするのかは、それぞれのパチンコ店次第です。

非等価交換だからと言って、必ずしも甘い釘調整のパチンコ台があるわけではありません。

もちろん中には、1台も甘い釘調整の台がないボッタクリ店も存在します。

 

非等価交換のパチンコは、言い換えれば「回ってナンボ」です。

お客さんは、換金手数料を支払う代わりに回るパチンコ台が打てるのです。

でも、ボッタクリ店では出玉率100%とか、中には100%を下回る釘調整の台すら存在します。

このような台は、打てば打つほど玉も減っていく上に、交換時にさらに換金手数料も取られます。

2重苦ですね。

 

あくまで非等価交換のパチンコは、釘を甘くすることができるというだけであって、必ずしも釘が甘いわけではありません。

ボッタクリされないように、ホール選びは慎重に行いましょう。

 

貸し玉手数料が発生する

これはメリットの方と重複する内容ですが、非等価交換のパチンコは、等価交換に比べて貸玉手数料が発生するのがデメリットです。

低価交換になればなるほど、そのデメリットは大きくなります。

 

等価交換は、4円で借りて4円で交換ですから、貸し玉手数料は発生しません。

価値が同じなので「等価」交換です。

 

同じ玉数を出した時でも、より低価交換になるにつれて実際に手にする現金が少なくなるのが、非等価交換のデメリットと言えるでしょう。

これと引き換えに、本来は釘が甘いハズなんですが・・・。

 

時間がない人は勝ちにくい

先ほどのメリットの裏返しです。

時間がない人は、どうしても持ち玉で遊ぶ時間が短くなります。

その分、現金投資をする機会が増えますので、貸し玉手数料分だけ損をします。

 

平日の仕事帰りのサラリーマンなんかは、夜19時頃から打ち初めて閉店22時ごろまで打ってわずか3時間。

高価交換なら、あまり手数料を気にすることはありませんが、低価交換で3時間勝負ではほぼ勝てません。

出玉自体が増えても、最終的に手残りになる現金が少ないからです。

 

今のパチンコは、1時間あたり300回転ほどしか回せませんので、理想は朝一からの終日勝負ですね。

非等価交換のパチンコでは、なるべく交換はしない。

これも、パチプロの立ち回り方です。

 

ちなみに「土日が休みだから朝から終日勝負・・・」は時間があって良いですが、基本的にパチンコ店は週末の土日は釘を閉めますので、あまり期待ができません。

回る台を長時間粘ってこそ、非等価交換(特に低価交換)のメリットが活きるのです。

回らない台、つまり出玉率100%未満の台は、打てば打つほど玉が減っていく計算ですから、そんな台は即ヤメしましょう。

やはりパチンコは、釘を読んで回る台を打ってナンボです。

 

非等価交換のメリット・デメリットまとめ

非等価交換には、換金手数料・レンタル料が発生することを忘れないで下さい。

その分、パチンコ店は釘を甘く調整することができますが、「できる」と言うだけで釘が甘いわけではありません。

 

現在は、露骨な釘調整ができないので、低価交換のメリットである「回る釘調整」は難しいでしょう。

反対に釘を閉めることができないので、その分換金率を悪くして手数料で儲けると言う営業方針もあります。

特に1円パチンコがそうですね。

全然回らないうえに、換金率も悪いです。

あれでは勝てません。

 

僕がパチンコを打つなら、3円~3.3円ぐらいの高価交換のパチンコ店で打ちます。

3円未満の2.5円などの換金率では、そこまで釘が甘い台はないですし、1日打つだけの時間もありません。

丁度、これぐらいの換金率の方が、今のパチンコにはバランスが良いかなと思います。

 

また、等価や3.7円交換などでは、釘が渋すぎるので打ちません。

大当たりの出玉も、結構削られていますからね。

打っていてイライラします。

 

今は釘調整は原則不可ですし、換金率を公言することもできません。

パチンコを打つ際は必ず換金率を調べてから、そしてその換金率に見合った釘調整なのかを判断して勝負しましょう。

最悪なのが、あまり回らないので高価交換かなと思って交換したら、実は低価交換だった、と言うケースです。

これがボッタクリ店ですね。

 

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