コーヒーレディをやってみて辛かったこと、楽だったことの体験談!
こんにちは、sakiです!
パチンコ店で、コーヒーレディを約3年ほどしていました。
突然ですが、コヒレの仕事って大変そうに思いますか?
それとも楽?
今回は私の体験談をお話したいと思います。
目次
コーヒーレディは割と楽な仕事
まず、コーヒーレディのお仕事ですが、大変か楽かと聞かれれば割と楽な仕事ですね。
どんなお仕事でもそうですが、大変な部分と楽な部分とがあると思います。
順番にコーヒーレディのお仕事の大変なところ、楽なところをお話していきます。
その前に簡単ですが、私がバイトしていたお店と待遇を説明します。
私が働いていたホールの大きさは、パチンコとスロット合わせて400台ぐらいのパチンコ店でした。
勤めている最中にスロットの台が増設し、最終的に全450台になりましたが、正直そこまで広いお店ではありません。
気になる時給ですが、900円です。(※当時)
パチンコ店のバイトだと、最低でも時給1100円ぐらいもらえますよね。
コヒレって、意外と給料が安いと思いませんか?
交通費は全額支給で、私の場合は1日あたり、往復のバス代として900円をもらっていました。
ちなみに私は派遣ではなく、「委託」と言う形でホール内でコーヒーを販売させてもらっている、会社に勤務していました。
出勤日数ですが、入社した当初はバイトという形で月に15日以内の出勤。
途中からパート契約をし、月に16日以上の出勤へと変更になりました。
勤務時間は、原則10:30〜19:30の実働8時間でしたが、私はバスの都合で11:00に変更してもらっていました。
この点は、とても融通の効くところで良かったです。
一人の仕事なので気楽にできる
それでは、本題に入ります。
コーヒーレディの仕事は楽か?大変か?ですが、初めにもお話したように、私自身は全体的に楽だと感じました。
なぜならコーヒーレディは、基本的に1人でする仕事だからです。
同僚に変に気を遣うところがないのが、良いですね。
自分のタイミングでホールを回ったり、好きな時間に休憩に入れますので、とても気楽にお仕事をすることができます。
一人でする仕事は、全部自分でこなさないといけない反面、自分のペースで進められるのが精神的に楽です。
同じバイトの人たちがいると、イライラしたりさせてしまったりすることがありますが、一人でするコーヒーレディの仕事は気楽にできますよ。
無理して会話をしなくて良いので楽
私は人との会話は、得意な方ではありません。
でも、コーヒーレディの仕事はサービス業(接客業)と言っても、ドリンクが欲しいかどうかを聞いて周るだけです。
コミュニケーションは、最低限で済みます。
お客さんはパチンコに夢中ですし、周りもうるさいのでほとんど会話をすることはありません。
コミュニケーションが苦手な人にも、コーヒーレディの仕事はできると思います。
お客さんと無理して話さなくていいのは、やはり楽な仕事の部分だと思います。
大声を出す必要がある点は大変
ただ、もちろんコーヒーレディの仕事にも、大変な部分もあります。
注文を聞いて周る時は、騒音の中なので大声を出さなくてはいけないこと。
コミュニケーションは取らなくてもいいですが、騒音の中でも注文は取らなくてはいけません。
特に耳が遠い年配のお客さんや、活舌の悪いお客さんの注文を取る時は、ちょっと大変でしたね・・・。
タバコの臭いがキツイのは嫌
禁煙者の私には、タバコの臭いや煙もキツかったです。
髪の毛に臭いが染み込んでしまうので、家に帰ってすぐにお風呂で洗い流していました。
タバコを吸わない人がコーヒーレディの仕事する場合は、ここが一番大変な部分かもしれませんね。
今は禁煙になっていますが、あのパチンコ店の独特の匂いが苦手、という人もいます。
セクハラや暴言がムカつく
負けていて機嫌の悪いお客さんからの罵声や、スケベなオッサンからセクハラを受けることもあります。
ここが一番ツライというか、理不尽で許せない気持ちになりましたね。
私のコーヒーレディ業務の中で一番酷かったのは、お客さんに壁に追い詰められて、頬にキスをされたことでした。
信じられないかもしれませんが、営業中のパチンコ店内で実際にキスされたのです。
今、思い出してもムカつきますね・・・。
キスは例外としても、セクハラまがいの言葉や負けていて八つ当たりされることは、コーヒーレディなら誰でも一度は経験していることだと思います。
恐らくコーヒーレディって、愚痴を言ったり八つ当たりをしやすいのでしょうね・・・ここは大変です。
同僚の話を聞いても、お尻を触られたりすることも意外と多いです。
私は仕事だから仕方がない、と割り切って我慢していました、キス以外は。
トラブルも自分一人で対応は大変
ちなみにですが、こういったお客さんとのトラブルの際に、すぐに相談できたり対応をしてくれる直属の上司が、近くにいないことが不満ではありました。
私の会社の上司は、定期的に見回りにパチンコ店に来るぐらいで、常にコーヒーレディを近くで管理しているわけではありません。
コーヒーレディは、上司もいないことも含めて「一人でする仕事」なのです。
ですから、こうしたトラブルの時にも自分で対応するしかなく、この点は大変だな感じます。
もちろん、後から報告や相談はしていましたが、そこまで親身になって聞いてくれる上司ではなかったです・・・。
(パチンコ店の主任さんに相談したら、そのお客さんに厳しく注意してくれたのが救いでした)
私がコーヒーレディを辞めた理由
こんなコーヒーレディの仕事ですが、私はこのお店は、わずか1年でやめてしまいました。
最後にその辞めた理由をお話します。
コーヒーレディのバイトを始めた当初は、先輩と私の2人体制です。
が、すぐに先輩が妊娠されたため、そのまま退職になりました。
私がいたバイトには、コーヒーレディの中のリーダーと言う役職がありました。
その辞めた先輩がリーダーだったため、自動的に私がリーダーに。
実は、コーヒーレディのリーダーと言っても特別することはなく、リーダー手当としての月3千円をもらうことができ、それはけっこうおいしかったです。
そして、しばらくは私一人で働いていたのですが、一人で動き始めた4ヶ月後に、コーヒーレディの販売自体がなくなってしまったのです。
正直、お客さんがあまりいないパチンコ店でしたので、売上が良くなかったのが原因かも・・・。
以前は、コーヒーレディは現金でも販売することができました。
しかし、数年前から規制のためらしく、玉かメダルのみでしかコーヒーを売ることができなくなりました。
これも、コーヒーの売上が減った理由だと思います。
私への時給や交通費のことを考えたら、会社は本当に儲かっているのか?
むしろマイナスではないのか?という疑問を常に抱いていましたからね。
会社がコーヒーレディの販売から撤退した、本当の理由は分かりません。
でも、私はそこのパチンコ店でのお仕事が気に入っていたので、まさかこんな形で退職になるとはちょっと残念です。
今はコーヒーレディがいるパチンコ店も少ないので、売上的にも厳しい業界かもしれませんね。
コーヒーが売れた時が一番嬉しい
一人で気楽な反面、大変でもあるパチンコ店のコーヒーレディ。
そんなお仕事の中で、やはりコーヒーが売れた時が一番嬉しかったです。
常連のお客様が、何を買われるのかを覚えていくのも楽しいです。
お客様の顔を見ただけで、ドリンクをお持ちできるようになった時は、
「お!覚えてくれてるのか!」
と言ってくれて、なんだかお客さんも嬉しそうでした。
常連のお客さんとのこうした距離感は、小さい店舗ならではかもしれませんね。
まとめ:上司がいないのは精神的に楽
最後にまとめます。
一人でやるコーヒーレディのお仕事ですが、きちんと休憩も取れます。
一通り注文を聞いて周り、次の周回までに隙間時間ができた時には、ある程度の自由なことができたことも楽に感じていました。
お客さんが少ないのに、あまり間隔を詰めて注文を聞きに周ることは、何だか”押し売り”しているみたいですからね。
私のように、壁に追い詰められてキスされるということは、滅多にないです。
ですが、タバコや騒音、立ち仕事に耐えられるのでしたら、コーヒーレディは割と楽な仕事だと思います。
やはり、上司がいない環境で一人でできると言う点では、精神的にも気楽な仕事だと思います。
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