ジャグラー:ロータリー打法のやり方とメリットを解説!
ジャグラーで、小役狙いの基本となるチェリー狙い。
さらに応用のロータリー打法について、解説していきます。
フリー打ちからステップアップしたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
チェリー狙い打法の基本とは?
ロータリー打法を説明する前に、まずはチェリー狙い打法の基本を押さえておきましょう。
左リールに毎回チェリーを狙う
チェリー狙いとは、左リールに配置されたチェリー絵柄を、毎ゲーム狙う打ち方を指します。
現役の全ジャグラーシリーズには、左リールに2箇所のチェリーが設置されています。
この2箇所のうち、どちらかを狙いながら中リールと右リールは適当打ちで進めるのが、チェリー狙い手順です。
慣れるまでは手間に感じる
これまでフリー打ちをしていた人にとっては、チェリーを毎回狙うのは手間に感じるかもしれません。
しかし、これは習慣の問題です。
左リールにチェリーを狙う程度であれば、すぐに慣れることができます。
慣れてくると何も狙わず打つのが、逆に物足りなく感じるようになるかもしれません。
まずは左リールにチェリーを狙う感覚に、慣れることが大切です。
REG図柄を基準に目押しする
左リールでチェリーを狙う際は、REG絵柄を目印にします。
REGの上下には、それぞれチェリーが配置されているからです。
上下どちらのチェリーにも、対応できる位置を目押しする必要があります。
リールが回転している間に、絵柄をしっかりと見られることが理想的です。
しかし、多くの人は直視できず、ぼんやりとしか認識できないでしょう。
その場合は「左リール枠上1コマ~上段」付近にREGを狙うと、チェリーを取りこぼさずに済みます。
正確には「左リール枠上3コマ~中段」の範囲を狙うのが適切です。
しかし、ギリギリを狙うと目押しミスのリスクが高くなるため、枠上1コマ~上段付近を目安にする方が安全です。
ロータリー打法とはどんな打ち方か?
ここからはチェリー狙いを応用した、ロータリー打法について説明します。
2つのチェリーを交互に狙う打ち方
ロータリー打法とは、左リールに配置された2つのチェリーを交互に狙う打ち方を指します。
単に「ロータリー」と呼ばれることもあり、分かりやすく言えば「チェリー交互狙い」と表現することもできるでしょう。
具体的な手順は以下のとおりです。
1G目:左リールのREGの上にあるチェリーを狙う
2G目:左リールのREGの下にあるチェリーを狙う
3G目:再びREGの上のチェリーを狙う
4G目:再度REGの下のチェリーを狙う
5G目以降もこの流れで、交互にチェリーを狙っていきます。
このように、1ゲームごとに狙うチェリーを切り替えるのが、ロータリー打法です。
なぜ「ロータリー」なのかは不明
なぜ「ロータリー」と呼ばれるのか…?
その由来は、はっきりしていません。
昔のスロット用語の多くは、攻略雑誌から広まったものが多く、その一環だと考えられています。
ロータリー(rotary)という英語は、日本語で「回転する」という意味です。
ロータリー交差点や、ロータリーエンジンからイメージされたという説もあります。
回転するリールに対して、異なる位置を交互に狙うイメージが由来とされることもあります。
現在では「ロータリー」という表現自体、あまり使われなくなっています。
この記事では「交互打ち」という表現を用いて説明を続けます。
なぜ、わざわざ交互打ちをするのか?
なぜ、交互にチェリーを狙う必要があるのでしょうか?
リールの回転速度は一定のため、同じ箇所を狙った方が簡単に感じますよね。
それにもかかわらず、なぜ狙うチェリーを毎回変えるのでしょうか?
同じリズムで打ち続けられる
交互打ちの最大のメリットは、同じリズムでスムーズに遊技できる点にあります。
それならば、なおさら毎ゲーム同じ場所を狙えばよいのでは?と思いますよね。
しかし、この部分にはスロットの内部仕様が関係しています。
リールの1周目では止められない
スロットは、リールが回り始めてからストップボタンが有効になるまでに、わずかな時間(ラグ)が空く時があります。
このラグに明確な決まりはありませんが、通常はリール1回転ほどの遅れが生じます。
つまり、最初の1回転が終わるまでは、ボタンを押してもリールを停止させることができません。(ストップボタンのランプが点灯しない)
このリール1周分のラグが、同じ絵柄を狙う際に非常に厄介な存在となります。
実際に試してみると、狙った絵柄が見えて押したにもかかわらず、ストップボタンがまだ無効で止められません。
機種によって多少の違いはありますが、これが続くとかなりのストレスになります。
2周目では消化時間が長くなる
これを防ぐためには、リールが2周目に入ってから押すのが確実です。
しかし、その場合リズムが悪くなり、1ゲームあたりの消化時間も延びてしまいます。
これを防ぐ手段が、交互打ちなのです。
ストップボタンが有効になった直後(リール1周半)にチェリーを狙えるため、テンポ良く遊技を進めることができます。
スムーズに、かつ最速でプレイする工夫が交互打ちといえるでしょう。
時間効率の改善にはつながらない
「より速く消化する」という目的では、ジャグラーの交互打ちはあまり効果はありません。
その理由は、どれだけ速く3リールを停止しても「ウェイト」がかかるからです。
スロットには、
「1ゲームあたり、最低4.1秒以上かけなければならない」
というルールがあります。
つまり、いくら速くリールを止めても、次のゲーム開始時には必ずウェイトがかかり、4.1秒未満でゲームを進行することはできない仕組みになっています。
ジャグラー以外の機種の中には、通常時から全リールに目押しが必要なものが存在します。
こういった機種では、1ゲームあたりの消化時間がかかるため、全リールを素早く停止させることに意味があります。
しかし、ジャグラーシリーズの場合は、左リールでチェリーさえを狙えば、中リールと右リールは適当打ちで構いません。
左リールを止めるのに多少時間がかかっても、中・右リールは即座に止められるため、結果的にウェイト時間の範囲内に収まります。
以上のことから、ジャグラーでは交互打ちによる消化スピードの向上は、ほとんど意味がないと言えます。
あくまでも、毎ゲーム一定のリズムで打つことによる、快適なプレイ感を目的とした打法だといえるでしょう。
まとめ
チェリー狙い打法とは、左リールに配置された2か所のチェリー絵柄を目指して打つ、基本的な遊技方法です。
この打ち方を習得することで、フリー打ちから一段階進んだ、ジャグラーの楽しみ方ができるようになります。
ロータリー打法は、このチェリー狙いを発展させたもの。
REG付近にある2か所のチェリーを、1ゲーム毎に交互に狙う方法です。
ロータリー打法の主な利点は、毎ゲーム安定したリズムを保ちながら、快適なテンポでプレイできる点にあります。
ジャグラーシリーズにおいては、消化スピード向上の効果はほとんどありません。
しかし、リズムよく打ち続けることで、より快適な遊技を楽しめることは大きなメリットといえるでしょう。
最終的には、色んな打ち方を実践しながら、自分に適した打ち方(打法)確立することが大切です。
打つ台や自身の技術レベルに応じて、最適な打ち方を選ぶことで、ジャグラーシリーズをさらに深く楽しむことができるでしょう。
まずは実際に試してみることから始め、自分に合ったチェリー狙いのリズムを身につけていってください。
ジャグラーを遊技する際、皆さんは小役に意識を向けていますか?
ハッピージャグラーのような変則打ちが前提の機種を除き、通常のジャグラーシリーズでプレイする場合、大きく分けて次のタイプに分かれるでしょう。
・小役を意識せず打つフリー打ちタイプ
・左リールでチェリーのみを狙うタイプ
・ベルやピエロを含めた全小役をカバーするタイプ
このうち、全小役を網羅して打つ人は、かなり少数派だと考えられます。
多くはフリー打ちを選び、次いでチェリーを狙うスタイルが主流といえます。
ジャグラーシリーズは、フリー打ちでも大きな損失が出にくい設計です。
そのため気軽に遊べる点が人気の理由ですが、小役狙いを取り入れることで、さらに深みのある遊技が楽しめます。
せっかくなら、より幅広い楽しみ方をしたいもの。
とはいえ、いきなりフリー打ちから全小役をカバーするのは、難易度が高くなります。
感覚的に大きな差があり、全小役フォローには高い目押し精度が求められるからです。
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