ジャグラーシリーズで損するリスクのある9つの間違った打ち方!
ジャグラーは適切に打てば、基本的に損失はほとんどない機種です。
ただし、いくつかの打ち方をすると、損失を招くことがあります。
ジャグラーで効率的な実戦を楽しむためにも、避けるべき間違った打ち方を覚えましょう。
目次
ジャグラーで損するリスクがある9つの打ち方
ペカリ後の3枚賭けはコインロス
ジャグラーを始めたばかりの方は、
・通常時は3枚賭け
・ペカった後は1枚賭け
と覚えておくことが大切です。
これを怠ると、コインの損失を被ることになります。
ペカっても、なかなかボーナスが揃わない時には、大きく損している感じがするかもしれません。
しかし、ボーナスを揃えられない以上に、ペカリ後も3枚賭けをしてしまう方が、より多くの損失を招くことがあります。
このポイントは必ず記憶してください。
ペカってもボーナスが揃わない時は、練習を重ねる他ありません。
最近の法規制で、店員も目押しを助けることができなくなりました。
うまく揃えられない場合は、一つの方法として、左リールと中リールを適当に押し、7が揃いそうな時だけ右リールで7を狙う技があります。
左・中リールにはそれぞれ7が2つずつあり、目押しができなくてもテンパることがあります。
そして右リールには7が1つしかなく、BAR図柄と隣接していて目押しがしやすいからです。
左に7を狙うとチェリーを取りこぼす
ジャグラーで、通常時に左リールに常に7を狙い続ける行為は、チェリーの取りこぼしを確実に招きます。
(ハッピージャグラー、みんなのジャグラーを除くアイムジャグラー系、マイジャグラー系、ゴージャグ、ファンキージャグラー、ガールズジャグラーなどに適用されます)
ジャグラーはリール配列により、適当にボタンを押すだけでも約2/3の確率でチェリーが自動的に揃います。
チェリーの払い出しは2枚と少ないですが、通常自動で揃うべきチェリーが揃わないのは痛手です。
たった2枚(=約40円)の損失とは言え、毎回7を狙う行為を続けると、1時間(700回転)で14枚(=280円)、1日(7000回転)で140枚(=2800円)の損失に繋がります。
(アイムジャグラーを例に挙げ、適当に押すことによる損失枚数を計算)
この程度の損失であれば、「毎回7を狙う方が楽しい」と考える人にとっては、そこまで大きな問題ではないかもしれません。
しかし、いくつかのポイントを補足しておきます。
まず、上記の計算は、左リールにある2つの7を均等に狙った場合のものです。
下にピエロがついている7を狙えば、チェリーを取りこぼすことはありません。
もし、2つの7の狙い分けができる目押し力がある場合、確実にそれを狙うことで上記の損失枚数は減少します。
反対に、何かの理由で下のリプレイの7を毎ゲーム狙うと、上記の損失枚数が2倍になります。
また、ボーナスが成立しているゲームで7を枠内に押すと、ボーナス優先制御によりチェリーを必ず取りこぼします。
この追加の損失枚数を考慮すると、上記の数値はさらに悪化します。
さらに7を狙う時に、枠上や枠上上で押すプレイヤーもいます。
7は最大4コマまで滑りますが、この位置で押すとピエロがついている7であっても、100%チェリーを取りこぼします。
これらを考慮すると、「毎回左リールに7狙い」をする場合の損失枚数は、上記の数値の倍、1時間(700回転)で28枚(=560円)、1日(7000回転)で280枚(=5600円)に近い損失値になると考えられます。
条件によっては異なりますが、いずれにせよ「毎回左リールに7狙い」はかなりの損失を招くと覚えておくべきです。
不正確なBAR狙いでチェリーを取りこぼす
ほとんどのジャグラーでは、チェリーはBAR図柄の上または下に配置されています。
そのためBAR図柄を基準にして、チェリーを狙う方法が一般的です。
しかし、BARが目立ちやすく2つあるとは言え、時には狙うタイミングを大きく間違うこともあります。
プレイ時間が長引くと疲労も増し、その結果ミスの発生率も上がる可能性があります。
たまのミスなら「気にしない」と考えるかもしれません。
でも、目押しミスを繰り返すくらいなら、目押しをせずにチェリーが自然に揃う確率に任せた方が、結果として高い取得率を期待できます。
BARを狙うタイミングが早すぎると、チェリーが一切揃わない位置で押してしまうリスクがあります。
完全に揃わない位置で押してしまうくらいなら、適当に押して自然にチェリーが揃う可能性に賭ける方が賢明です。
したがって、一度チェリー狙いに集中すると決めた場合は、細心の注意を払って狙うべきです。
また、BARの目押し成功率が低い場合は、無理に目押しを続けるよりも、適当に押す選択をするのが望ましいと覚えておきましょう。
ゴージャグの変則押しはぶどうを損失
ゴーゴージャグラーは、現在ホールで稼働しているジャグラーシリーズの中で、「変則押し厳禁」とされる機種のひとつです。
「変則押し」とは、通常の打ち順である左リールから止めるのではなく、中or右リールから打ち始めることを指します。
ゴーゴージャグラーには、実は二種類のぶどうが存在します。
一つはどのように押しても必ず揃うタイプ、もう一つは押す位置を間違えると揃わないタイプです。
変則押しを行うと、後者のぶどうが揃いにくくなる傾向があります。
仮に変則押ししても、最後に左リールを目押しできれば問題は解消されますが、当サイトではこの方法を推奨していません。
ゴーゴージャグラーでの変則押しによる、損失枚数を具体的に算出しようと考えましたが、正確なリール制御データの不足により計算が不可能でした。
ただ、正しく目押しする必要があるぶどうの確率は、1/56と比較的高めです。
ぶどうが7枚の小役であることを考えると、変則押しによる損失は無視できないと予想されます。
ジャグラーシリーズの中には、右リールから押すことで特別な出目が得られる機種もあります。
しかしゴーゴージャグラーにおいては、このような打ち方は避けた方が良いとされています。
ゴージャグって変則押しで葡萄こぼすのかよっ
ジャグはほぼ中押し消化だけど、変な出目出てアレ?というのが何回かあった絶対こぼした
— したぎ (@shitagi_d) July 26, 2020
変則押しすると偽中段チェリーが出る
ハッピージャグラーで変則押しを行うと、中段チェリーフラグではない場合にもチェリーが中段に止まり、予期せぬ2枚の損失が発生することがあります。
「場合がある」と表現するのは、この現象が頻繁には発生しないからです。
左リールにおけるチェリーを引き込む位置は、枠内3コマと枠上4コマの合計7コマが該当します。
ハッピージャグラーで変則押しを行うと、この7コマのうち、1~2コマで何故か「ペカらない偽中段チェリー」が発生し、2枚の損失を引き起こします。
特に損失が発生しやすいのは、枠上2~3コマの位置です。
ただし、私自身もその位置に正確に押しているかは自信がないため、確証は持てません。(枠上なので検証しづらい)
確実に枠内にチェリーを押す目押し力があれば、ハピジャグでの変則押しも問題ないと言えます。
実際、ハピジャグでの変則押しは特にアツいプレイとされており、ベルやピエロを取得するチャンスも増えますので、積極的に試す価値はあります。
ハピジャグでは、中押し時にチェリーフラグがある場合、中リールの中段には必ず7が止まります。
チェリー重複率は他のジャグラーシリーズの約2倍あり、外れチェリーが連チェリーになることはありません。
さらに、中リール中段7からは単独ボーナスの成立もあり得ますので、目押しに自信がある方は、ハピジャグの中押しを試してみることをお勧めします。
個人的な意見ですが、ハッピーで中押し中リール中段7を出してみて、左リール枠内にチェリーを狙い(7を枠上3コマに押す)、5回に1回以上で偽中段チェリーが出る場合は、目押しが甘いため変則押しを避けた方が無難です。
偽中段チェリーの出現率がそれ以下であれば、ハピジャグで変則押しを行うのも有効な戦略と言えるでしょう。
空回し自動停止は小役を逃すリスク
ジャグラーシリーズでは、空回しで自動停止すると、ぶどうやリプレイなどの小役が一切揃わなくなる問題があります。
通常、適当に左リールから始めて押すことで、自然に揃うはずのぶどうやリプレイを自動停止すると100%確実に取りこぼしてしまいます。
これは明らかに損失と言えます。
多くのプレイヤーが空回しを利用して、短い休憩をとることがありますが、これが意外と損失を招く原因になっているのです。
例えば空回しをしてトイレに行き、戻って来た時にペカっている可能性を楽しむという行為も、長期的に見れば損失を増やすだけです。
ただし、左リールでチェリーを止めた後は、中リールや右リールを空回しして自動停止させても、チェリーの払い出しに影響はありません。
この場合、チェリーがすでに出ているため、他の小役を取りこぼす可能性がないからです。
さらに、左リールと中リールでぶどうやリプレイ(ピエロやベルを含む)がテンパイしていない場合に、右リールだけを空回ししてトイレに行くのも問題ありません。
小役が揃う可能性がないことを確認してからならば、自動停止しても損失は発生しません。
しかし、上記の例外を除いてジャグラーで空回しを行うと、リプレイ(3枚)やぶどう(7枚)などの小役を無条件で損する可能性があるため、注意が必要です。
良い子のみんなー!
ジャグラーを空回しする時はー!
ジャグラーを空回しする時はー!チェリーが出た状態以外なら、小役を否定した状態にしようね!
よく全リール空回ししてる人見るけどリプレイも葡萄も強制的に取りこぼすよ。
まぁ60円や160円を空回しする度に捨てても良いならやって良いけど。 pic.twitter.com/tZLmduVe7P
— 絶対自由@皇帝【逆位置】 (@zettai_GU) August 22, 2022
REGボーナス中の変則押しは損失を招く
ジャグラーシリーズでは、REGボーナス中は左リールから押すことで、15枚の小役が確実に揃います(アイム系は14枚)。
もし、何も揃わなかった場合は、それはおそらく変則押しを行ったためでしょう。
REGボーナス時には、常に左リールから押すことを心掛けるべきです。
万が一、REG中に間違えて中リールや右リールから押してしまった場合は、冷静になり、左リールでチェリーやBAR図柄を狙ってください。
そうすれば、15枚(または14枚)の払い出しが得られるはずです。
一方で、ジャグラーのBIGボーナス中に何も揃わない場合は、何らかの小役を取りこぼしている可能性が高いです。
ピエロやベルなどは非常に稀にしか出現しないため、BIGボーナス中に意識的に狙うのは非効率的です。
ただしチェリー程度ならば、狙うことに意義があるかもしれません。
高設定は目押しより回転数を優先する
ジャグラーシリーズの高設定台は、プレイすればするほどコインが増える可能性が高くなります。
そのため高設定台を掴んだ場合は、できるだけ多く回転数を重ねることが重要です。
実はジャグラーでは、設定が高いほど目押しの必要性が低くなります。
高設定台では目押しによる時間ロスよりも、適当に打って早く多く回転させた方が、長期的にはより多くの利益を得ることができるからです。
もちろん目押しが得意で、フルウェイトで効率的に打てるプレイヤーは、高設定台でも目押しを続ける価値があります。
しかし、目押しに時間がかかるプレイヤーは、特に設定6などの明らかな高設定台では、目押しをせずに速く回すことが推奨されます。
目押しの技術と、それによって平均何枚のコインを獲得できるかも、この判断に影響します。
また、「高設定台」と一口に言っても、設定4、設定5、設定6など具体的な設定値によって最適な戦略が変わります。
細かく見れば見るほど、多くの要素が考慮されるべきです。
個人的な見解としては、高設定台であっても、チェリーを狙うぐらいはやった方が良いと思います。
しかし、ピエロやベルなどの細かい目押しは、高設定台であればあるほど避けるべきです。
設定が未確定の場合は、丁寧に小役を狙ったり、目押しの技術を楽しむのも一つの打ち方です。
設定が高いと確信が持てた時は、プレイヤーの目押し能力に応じて、適当に打つか、またはチェリー狙いなどに集中するかを決めるべきです。
初代アイムでコインが飲まれるリスク
最後にネタ話になります。
初代アイムジャグラー(アイムジャグラーEX)では、コインを乱暴に入れるとセレクターが反応せず、コインを飲まれてしまうことがありました。
同様に「ザラザラッ」と一気にコインを投入し、まだカウントされないうちにレバーを叩くと、コインが飲まれる可能性があります。(本来なら下皿へ返却される)
また、クレジット枚数が50枚付近になっている場合、50枚を超える枚数を一気に投入すると、コインが飲まれるリスクが高まります。
初代アイムジャグラーは古い筐体のため、コインの飲み込みに注意が必要です。
「随分細かいことを言うな」と思うかもしれませんが、この「飲まれるコイン」の枚数は無視できません。
以前の実験では、コインを飲まれた方が、目押し失敗などよりも多くの損失を招くという結果が出ました。
ただし、この実験はわざとコインが飲まれるタイミングを狙って行った結果であり、通常のプレイではそこまで頻繁にコインが飲まれることはないかもしれません。
現在では、初代アイムジャグラーの設置店はなく、ゲームセンターでしか見かけないでしょうから、この点は頭の片隅に置いておく程度で良いかと思います。
まとめ:他人の真似で変則打ちなどはしない
ジャグラーには各シリーズごとに特徴があり、それに合わせて人それぞれ色んな打ち方や楽しみ方があります。
勝ちを最優先する人もいれば、多少負けても楽しめれば良いって人もいます。
しかし、明らかな損をする打ち方は避けるべきです。
他人の見よう見まねで変則打ちをしたり、空回しをする人を見かけます。
理由をしっかりと把握した上なら構いませんが、知らずにやるのは辞めた方がいいでしょう。
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