オールナイトパチンコはなぜ三重県だけ24時間営業できるのか?理由を解説!

なぜ三重県のパチンコ店だけ、オールナイトで24時間営業ができるのか?

今回はその理由を解説したいと思います。

全国の都道府県でやったらいいのに…って思いますよね。

でも三重県だけができるのには、ちゃんとした理由があるのです。

先に結論から言うと、三重県には伊勢神宮があるからです。

 

伊勢神宮があるからオールナイト営業ができる

パチンコ店が深夜営業どころか、オールナイトで24時間営業ってなぜ?って疑問に思いますよね。

その理由は三重県伊勢市にある伊勢神宮が関係しています。

 

皆さん、初詣はどこの神社に行きますか?

三重県にある伊勢神宮と言えば全国的にも有名で、年末年始の初詣には毎年約50万人が参拝します。

50万人ですよ!50万人!

ちなみに東京ドームが満員で5万5千人です。

その約11倍の人数ですね。

 

参拝客のトイレと駐車場のため

これだけの人が年末年始に集中して訪れるわけですから、当然問題が発生します。

それはトイレと駐車場の問題。

伊勢神宮だけのトイレや駐車場だけでは、とても足りません。

 

そこで

「パチ屋のトイレと駐車場を開放して、参拝客に利用してもらおう」

「この時期は寒いので店内で暖を取ってもらおう」

と言うのが、この三重県のオールナイト営業が可能になった始まりです。

これが三重県のパチンコ店だけが、オールナイトで営業できる理由になります。

 

三重県内ならどこでもオールナイト可能

伊勢神宮はその名の通り、三重県の伊勢市にあります。

普通に考えると「伊勢神宮の参拝客のためのオールナイト営業なら、伊勢市だけができるの?」って思います。

でも後述する条例は三重県内の全域に対して有効です。

つまり伊勢市以外でも三重県内であればどのパチンコ店でもオールナイト営業は可能になります。

何かちょっと本来の趣旨とは違うような気もしますが、パチンカー・スロッターにとっては嬉しい限りです。

 

ちなみに伊勢市ってどこか知ってますか?

松阪市や鳥羽市、志摩市に隣接する三重県の南部に位置します。

鈴鹿市や四日市市よりも、もっと南の方角です。

松阪市と言えば、松阪牛。

鳥羽市と言えば、鳥羽一郎。

志摩市と言えば、志摩スペイン村。

伊勢市と言えば、伊勢神宮とオールナイトパチンコ発祥の地(笑)

 

最大40時間まで延長営業できる

パチンコ店を管理している風営法では、深夜0時~翌朝6時までは営業ができません。

え?じゃ、通常時でも深夜0時までは営業できるの?って疑問に思うかもしれません。

しかしこの風営法とは別に各都道府県の条例でパチンコ店の営業時間が規制されていて、この条例の方が優先されます。

だからパチンコ店の営業時間は、都道府県ごとにバラバラなんですね。

全国的に見ると、9時~10時に開店して22時~23時閉店の都道府県が多いです。

 

そして三重県のオールナイトパチンコは、1985年に条例で特別に認められた営業時間です。

その内容は…

「12月31日の朝9時~1月1日の深夜25時までの、最大40時間の延長営業が可能」

です。

24時間どころではありません!最大で40時間です。

実際には36~38時間ぐらいのホールが多いように思えますが、それにしても40時間近くもぶっ通しで営業ってスゴイですよね。

店員は「やってらんね~ってならないのでしょうか。

 

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伊勢神宮の初詣は「特別な事情」

基本的に条例は、法律よりもその規制内容を甘くしてはいけません。

都道府県が作った条例よりも、国が作った法律の方が優先されます。

 

しかし風営法には

「習俗的行事その他の特別な事情のある日には、条例で定めることができる」

と言う条文があります。

伊勢神宮の初詣は、この「特別な事情のある日」に当てはまると判断され、パチンコ店のオールナイト営業が認められたわけです。

 

ここまでをもう一度まとめます。

パチンコ店の営業時間は、風営法(国の法律)では深夜0時~翌朝6時は営業不可。

更に風営法が許す範囲内で、各都道府県の条例で規制されています。

そして三重県のオールナイトパチンコは、風営法が認めている「特別な事情」に当てはまり、三重県の条例によって特別に許可されて実現しているわけです。

このような理由を知らないと「なぜ三重県だけ?なぜ年末年始だけ?」と疑問に思いますよね。

 

オールナイト営業に反対する意見もある

今や年末大晦日のお祭り的イベントにもなっている、三重県のオールナイトパチンコ。

でも中には、このオールナイト営業に反対する意見もあります。

例えば治安が悪くなる、イメージが良くない、などです。

 

確かにパチンコを打たない人にとっては、オールナイトパチンコは全くメリットがありません。

近年はオールナイトパチンコ目当てで、三重県外からも若者がたくさん来ます。

駐車場やコンビニで騒いで、トラブルになったこともあります。

 

また、このオールナイトパチンコが条例で許可されたのは1985年。

まだ当時は、全国的にコンビニがあまりなかった時代です。

確かに参拝客はトイレに困りますよね。

 

でも今は令和の時代。

右を見ても左を見ても、コンビニだらけです。

そしてコンビニは基本24時間営業。

 

と言うことからも、

「もうパチンコ店がオールナイト営業する必要がないのでは?」

と言う反対意見もあるのです。

 

そう言えば、三重県って2000年までスロットが禁止だったって知ってましたか?

当時、スロットを打ちたい三重県人は、わざわざ県外まで遠征していたのです。

それから思えば、オールナイトパチンコは年末年始の一大イベントとなり、毎年全国から大勢の人が訪れます。

三重県のパチンコ事情は、昔からちょっと特殊ですね。

 

【結論】オールナイト営業は店にとっては稼ぎ時

現在はコンビニが乱立し、オールナイトパチンコ本来の意味合いが薄れています。

しかし年末年始のお祭りイベントとして、毎年多くの人が三重県内のホールに訪れます。

反対する意見もありますが、一度許可してしまったものを再び禁止にすることは、これもまた「禁止に反対する意見」があって難しいです。

パチンコ店にとってオールナイトは、超ボッタクリ営業で稼ぎ時なので禁止に反対するのも当然ですよね。

 

実は僕も20年ほど前にオールナイトパチンコに行ったことがあります。

当時はまだ「ラッキーナンバー制」だったのですが、夜中の3時に”サービスタイム”とかやっていて、かなり不思議な気持ちになったのを今でも覚えています。

ちなみに釘は低価交換にも関わらず恐ろしいぐらい締まっていました。

もしオールナイトパチンコに行く場合は、軍資金20万円ぐらい持って行った方がいいですよ(笑)

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