パチンコの撤退ラインは?最適な辞めるタイミングで損失を避ける方法を解説!
パチンコの休止(中断)に関して、最適な辞めるタイミングを見極めることは重要です。
多くのプレイヤーは、休止直後に大当たりが出るのを目の当たりにし、後悔することがあります。
次に打つ時、もっと粘ろうと思っても、結果が出ないこともあります。
3万円を使っても当たらない時、いつ止めるべきか…。
また勝っている時、どの程度の利益で止めるべきかは重要な問題です。
私がこれまでの失敗を踏まえて、パチンコの最適な休止タイミングを解説します。
本記事では、初心者が誤解しやすい撤退ラインを含む、5つのシナリオを詳しく説明します。
またQ&A形式で、パチンコの休止に関する疑問に答えます。
パチンコで継続的に成功するためには、台選びが基本です。
しかし、それ以上に遊技をいつ休止するか(休止タイミング)が極めて重要です。
パチンコの最適な撤退ライン5つを解説
パチンコの辞めるタイミングは、以下の5つに分けられます。
1. 回転数が目標に達していない場合
2. 期待値が目標に達していない場合
3. 遊タイム狙いで通常に戻った場合
4. 確変や時短を逃すリスクが高い場合
5. 体調不良や急な予定が生じた場合
これらのタイミングについて詳しく解説します。
回転数が目標に達していない場合
パチンコでは、「1000円あたりの回転数」が重要な指標です。
例えば、「1000円で10回転する台」と「1000円で20回転する台」では、コストパフォーマンスが大きく異なります。
回転数が多い台は、少ない投資で当たる可能性が高くなります。
ボーダーとは、「1000円で〇回転する台をプレイすれば、理論上利益が出る」という指標です。
このボーダーを基準に、ボーダー未満の回転数であれば、すぐに中断するのが一般的です。
また、ボーダー丁度の台で打っても勝つのは難しいため、「ボーダー+3回転以上の台でなければ休止する」というのが賢い選択とされます。
事前の解析情報で撤退ラインを決定
新しい機種を打つ際は、事前に解析情報で1000円あたりのボーダーを確認し、続行する回転数を決定します。
目標に達しなければ、休止中断することを心掛けます。
解析情報がなければ、パチンコで勝つのは難しいです。
趣味打ちだとしても、「〇回以上回らなければ他の台に移る」という考え方が重要です。
そうでないと、回転しない台に無駄な投資をし、他の人がすぐに大当たりを引くという状況を繰り返すことになります。
期待値が目標に達していない場合
たとえボーダーラインを超えたとしても、一回転あたりの利益である「回転単価(期待値)」が目標に達していなく、改善の兆しも見えない時は、遊技を終了するのが賢明です。
私の設定した目標は、「ミドル機では10円、ライトミドル以下の機種では8円」です。
例えば、1/319の機種でプレイしていて、回転単価が「+5円」であると判断した場合(状況によりますが)、遅い時間まで粘ることは少ないです。
パチンコでは、ゲームの波の激しさが増すほど、収支の変動も大きくなります。
この変動を抑えるためには、勝ちやすい(=回転単価が高い)台を選ぶことが重要です。
ギリギリプラスの台でプレイしても、結果は運に左右され、安定した利益を得るのは難しいです。
回転単価(期待値)を計算してから遊技しましょう。
遊タイム狙いで通常に戻った時
遊タイムを狙ってプレイしている場合、電サポが終了したら、直ちに上皿の玉を取り出してゲームを終了します。
遊タイム中の終了タイミングは以下のようになります。
・遊タイムに入って大当たりを引き、通常モードに戻る時
・遊タイム中でも大当たりがなく、通常モードに戻る時
これらの状況では、「遊タイム中に台が良く回る → 続行」という選択もありますが、基本的には私は即終了することが多いです。
確変や時短を逃すリスクが高い場合
回転単価が目標を達成していても、店の閉店時間が迫っている場合は遊技を終了します。
例えば、閉店5分前にST100回の確変を引いたとしても、時間が足りなければその価値は単発と同等です。
最近では時速5万発を超えるような機種も登場していますが、消化に時間のかかる機種ではより早めに遊技を終了します。
閉店を考慮した終了タイミングの目安
閉店を意識した、終了タイミングの目安は以下の通りです。
【スペックごとのタイミングの目安】
・ミドル:閉店60分~120分前
・ライトミドル:閉店60分~90分前
・甘デジ:閉店60分前
・羽根モノ:閉店20分前
確変の消化速度によって「〇分前に終了」とは一律には言えませんが、羽根モノを除き、通常は閉店1時間前に終了します。
最近では「時速〇万発」など、確変スピードが速い機種が登場していますが、古い機種では閉店1時間半前を目安にしていました。
体調不良や急用が生じた場合
パチンコホールは光の点滅と騒音が多く、長時間滞在すると体調を害することがあります。
過去には頭痛のため、休憩や帰宅を余儀なくされたこともありました。
自分や他人に迷惑をかけることもあり、勝利しても大きな損失を伴うことがあります。
体調不良や急用が生じた際には、ためらいながらも中断することにしています。
私の場合、「家に帰って来るようにとの家族からの電話要請」が中断のサインです。笑
大切な人からの帰宅要求には応じる
私の体験談をお話します。
学生時代はギャンブル依存症で、パチンコが原因で恋人とよく喧嘩し、結婚後も家族を顧みずに怒られることが多かったです。笑
反省しても、「その日に利益を得ても、それが原因で大切な人を失うことは耐え難い」と学びました。
これは、「大金と引き換えに大切な人を傷つけること」であり、「続けると負債が増え、大事な人を失う」という事態にも陥ります。
結論は、「大切な人からの帰宅要求に応じるのが最善」ということです。
確変中に抜け出せない場合の対応
「帰宅要求」があった際、確変中で即座にやめられない場合、相手に選択を委ねるのが良いでしょう。
私がよく使うフレーズは、
「今、確変中でやめると損だけど、帰った方がいい?待てるなら終わるまで待って。その代わり、外食に行くので夕食の心配は不要!」
です。
これにより、相手は自分にとってのメリットを考慮し、「終わったら帰ってきて」と応じやすくなります。笑
内緒でパチンコをしている場合は、なんとか言い訳を考えるしかありません。
初心者がよく誤解する止め時パターン5選
パチンコを始めたばかりの方々からの質問を基に、パチンコ初心者がよく誤解する「いつ遊技を止めるべきか」に関して、5つの典型的なケースを紹介します。
↓初心者向けパチンコの止め時5選↓
・〇回転しても当たらないので止める
・〇万円使っても当たらないので止める
・収支がプラスになったら止める
・〇回転まで回したら止める
・激熱演出が外れたので止める
これらについて詳しく説明します。
〇回転しても当たらないから止める
パチンコは「玉がヘソに入ると大当たりの抽選が行われる」ゲームですが、ハズレが続くことがあり、1000回転しても当たらないこともあります。
これは確率の問題で、避けられないことです。
しかし、時々人々は「この台は1000回転回しても当たらない。今日はダメだ」と感じて、台を離れることがあります。
でも、後でデータを見ると、自分が離れた直後に大当たりを出し、連続当たりが起こり、投資が回収されていることがよくあります。
大当たりのタイミングや連続するかどうかは予測できないため、長時間打っても収支が良くなる保証はありません。
重要なのは、「目の前の台が大当たりのチャンスがあるか(つまりボーダーを超えているか)」を理解することです。
ですから、「〇回転ハマったから止める」という考え方は、勝つための本質とは異なります。
〇万円使っても当たらないから止める
これも先ほどの説明と同様です。
「今日は1万円使ったけど当たらないから止める」という考えは、チャンスを逃す可能性があります。
例えば遊タイム機能がある台で、「あと1回転で遊タイムに入り、平均出玉7000発の確変に突入する」場合。
こんな状況で「1万円使ったから止める」と席を立つのは得策ではありません。
一般の人は「目の前の台の期待値」を理解していないため、「当たらない=お金がかかる=不安」と感じることがあります。
しかし、理論的にパチンコを打つ人は、「有利な条件で打ち続けると収支はプラスになる」とわかっています。
ですから、金額だけで遊技を止めることはありません。
例えば、1000円で20回転が基準で、1000円で30回転するような台なら、私は10万円を使い切るまで、そして時間が許す限り続けます。
収支がプラスになったら止める
この戦略は、いわゆる「勝ち逃げ」です。
私が高校生の時、これを試して大きく失敗した経験があります。
例えば、「1000円で1回しか回らない機種をプレイし続け、利益が出るか?」という極端な状況を想像してみてください。
軽めの機種を打ち、100回転で当たると仮定すると、10万円が必要になります。
が、これが単発で終われば、大きな損失となります。
回転しない機種を選ぶほど、その日の利益がプラスになる可能性は低くなります。
期待値が高い機種を選んで、遊技することが重要です。
〇回転まで回したら止める
たとえば、遊タイム狙いで遊技を終える場合、サポート終了後にやめるのが最適です。
しかし、時には「もう少しプレイしたい」と感じることもあります。
本来すぐにやめるべき機種を100回転させると、回転率が低いため期待値はマイナスになります。
このような「未練プレイ」を続けると、長期間で見ると数万円の損失につながり、利益をプラスにすることが非常に困難になります。
勝つためのパチンコと、楽しむためのパチンコは異なります。
勝つことを目指しているなら、「もう少しプレイしようかな」と考えるのではなく、「この機種はここまで。他の期待値が高い機種を探そう」と考えるべきです。
激熱演出が外れたので止める
これは私が以前、しばしば敗れていた時の典型的な行動です。
・ 魚群が外れたらやめる
・キセルが外れたら出ないと判断する
・キリン柄が外れる機種は不調のサインと思う
このようによく回る機種を何度も放棄し、他の人が打って大当たりを連発するのを見ることが多々ありました。
パチンコでは、大当たりの抽選の後に演出の抽選も行われます。
熱い演出がどうであれ、保留の段階で大当たりかどうかは既に決定されています。
時には熱い演出を前兆として使い、次の回転で容易に当たることもあります。
したがって、熱い演出が外れたからといってやめるのは、根拠のない迷信に過ぎません。
パチンコの終了タイミングに関するQ&A
本記事では、パチンコを終了するタイミングについての質問とその回答を紹介します。
質問:パチンコの履歴を見ると、200〜300回転で当たる傾向があるように思えます。
この回転数を目標にしても問題はないでしょうか?
回答:スロットには「当たりやすい時間帯」がある場合もあり、それに基づく戦略が有効な場合もありますが、パチンコは完全なランダム抽選に基づいています。
従って、「200〜300回転で当たる」というのは単なる偶然に過ぎません。
その台がスムーズに回っていて、希望する回転単価を達成している場合は続行するのも一つの方法ですが、回転しない台は避けた方が良いでしょう。
短期間での成功体験もあるかもしれませんが、長期的には損失が増えることが多いです。
我慢が難しい場合は、データを分析して現実を確認することをお勧めします。
質問:パチンコ店に入る時は冷静ですが、負けが続くと冷静さを失い、いつ辞めるべきかわからなくなります。
回答:このような状況はよくあることです。
大切なのは、「なぜパチンコをしているのか」という目的を明確に持つことです。
例えば、朝から期待値の高い台で打ち続けていても、5万円の負けが出ていたとしても、「今日はこの台が最も期待値が高いから、続けるのが正しい」と考えることが大切です。
負けが続くと、「どうしてもプラスで帰りたい」と思いがちですが、そういった時には期待値の低い台を選んでしまいがちです。
人間は熱くなりやすいものですが、そうなった時に自制心を保てるよう、普段から自己コントロールを練習することが重要です。
質問:全く回らなかったので止めた後、次の人がすぐに大当たりが出ました。これは正しい判断だったのでしょうか?
回答:止めた判断は正しいと思います。
大当たりが出たのは結果論で、止めた時点で「より回る台に移動するのが最善」というのが正しい判断です。
過去は変えられませんが、現在の瞬間に最善の選択を続けることが重要です。
過去に「やめた後に次の人に1回転で大当たりを出された」経験があっても、それに囚われずに「今日はあなたの番でしたね、おめでとう」と祝福する余裕を持ちましょう。
冷静さを保ち、無駄な出費を避けることができます。
質問:リーチが来ない台はやめた方がいいですか?
回答:リーチの発生は、終了タイミングとは直接的な関係がありません。
パチンコでは、保留が少ないほどリーチが発生しやすく、よく回る台はリーチが少なくなる傾向にあります。
逆に、「リーチは多いが当たらない」台はストレスの原因となります。
激熱演出が外れても、リーチが来なくても、期待値が高い台であれば続行するのが良いでしょう。
まとめ:辞めるタイミングは感情ではなく計算で
本日は「パチンコの最適なヤメ時のタイミング」についてお話しました。
私自身は「勝利を目指す」姿勢でプレイしているので、遊技の中断に関してはかなり厳しい基準を持っています。
しかし、このような慎重なアプローチは、日常生活において私が取り組んでいることと変わりません。
パチンコを始めた当初は、単に打ちたいという感情が勝ちたいという願望を上回っていました。
感情に流されてプレイしたり、未練を持って続けたりすることもありましたが、その結果、経済的に破綻し、人生が下降線をたどることになりました。
そうした過去の経験が、現在の私の行動に影響を与えています。
特に最近のパチンコは回転しにくい設定の機種が増えており、以前よりも早くお金を使い果たすことが多くなっています。
そのため効率の悪い機種を続けて打っていると、月々の小遣いがすぐになくなってしまいます。
パチンコのヤメ時は感情ではなく、理論に基づいた計算で判断して決めましょう。
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