ジャグラーで1枚投入時の遊技は有利か不利か?ボーナスや小役の確率を解説!
ジャグラーシリーズを含む多数のパチスロ機種は、通常、3枚のメダルを使用して遊ぶものです。
3枚のメダルを使って一ゲームを行うことが一般的で、これが標準的な遊び方とされています。
しかし、ジャグラーシリーズでは、1枚のメダルでリールを回すことが特別に可能です。
これはジャグラー愛好家なら、よく知られている事実でしょう。
今回は、1枚投入(1枚賭け)遊技とは何か?
そしてこの方法でプレイした際の、ボーナス確率や勝てるかどうかについて解説します。
【先に結論】
1枚賭けはボーナス確率が極端に悪くなるため、3枚賭けに比べて大きく不利で勝てません。
目次
投入枚数と有効ライン数に相関はない
一枚投入遊技は、文字通り一枚のメダルを賭けてリールを回し、一ゲームを完了させる行為です。
ほとんどのパチスロ機は、三枚投入を基本とする設計ですが、一枚投入が可能な機種は比較的少ないです。
よく誤解されるのは、ゲームセンターやカジノのスロットマシンのように、投入枚数に応じて有効ラインが変わると思われがちですが、実際にはそうではないことが多いです。
パチスロでは、「一枚だと一ラインのみ有効、枚数増加で有効ラインも増える」という、スロットマシンの仕様は一般的ではありません。
仮に有効ラインが投入枚数によって変わるとしても、それはスロットマシン的な理由ではなく、単にそういう設計になっているからです。
例えば、「一枚投入で五ライン有効、三枚投入で三ライン有効」という仕様もあり得ます。
ジャグラーシリーズは、比較的シンプルなデザインのパチスロ機種です。
一枚投入の意味をスロットマシン的に解釈する人もいますが、投入枚数と有効ライン数の相関はありません。
私はジャグラーでランプついたら1枚賭けにするタイプなんだけど(5ライン有効になるから)(てかこれ常識と思ったんだけど)わざわざ3枚にせんの?私3枚賭けにするんやけどって言ってくる人間が嫌い
— ささみ(アサリリ)🌿 (@sSam_lily) November 22, 2021
1枚賭けのボーナス確率はかなり低い
「一枚でも回せるなら、三倍長く遊べて得では?」と考えることもあるでしょう。
しかし、実際は一枚投入時のプレイでは、三枚投入時よりもボーナスが当たりにくくなります。
三倍の確率ではなく、さらに低い確率で不利です。
例えばジャグラーの5号機シリーズでは、一枚投入時のボーナス確率は全シリーズ、全設定で1/2730でした。
二枚投入時のボーナス確率は、1/1365です。
例として、マイジャグラー4を見てみましょう。
【マイジャグラー4ボーナス確率】
設定 三枚投入 二枚投入 一枚投入
設定1 1/172.5 1/1365.0 1/2730.0
設定2 1/159.1
設定3 1/151.7
設定4 1/138.9
設定5 1/132.1
設定6 1/120.5
このように、一枚投入や二枚投入時のボーナス確率は、三枚投入時に比べて大きく低くなっています。
一枚投入で三倍多く回せるとしても、1/2730.0×3=1/910.0となり、設定1の三枚投入時のボーナス確率と比較してもかなり低い確率です。
ジャグラー1枚賭けジーさん現るwwwwwwwww
1枚賭けのボナって1/1300くらいだっけ?wwwwwww— 高町きる@父になった (@KIL_Takamachi_) June 16, 2018
1枚賭けは小役確率も低くなる
一枚のメダルでパチスロを遊ぶ場合、ボーナス確率の変更だけでなく、小役確率にも大きな変動が見られます。
この点についても、マイジャグラー4の仕様を例に挙げて比較します。
【3枚投入(左)と1枚投入(右)の比較】
ブドウ:1/6.35 1/28
角チェリー:1/36 1/1820
ベル:1/1024 1/16384
ピエロ:1/1024 1/16384
リプレイ:1/7.30(3枚と1枚共通)
※設定1の場合
設定1の数値を比較すると、ブドウの小役では払い出し枚数の増加を考慮すれば、1枚投入の方が効率的です。
しかし他の小役は、明らかに当選確率が低くなっています。
リプレイ確率に下限がある
表から分かる通り、他の小役が大幅に低い確率で当選するのに対し、リプレイ確率だけは一枚投入時も三枚投入時も同じです。
これはパチスロの法規制により、リプレイ確率が「1/7.3を下回らない」と定められているためです。
すなわち、どのジャグラーシリーズでも、リプレイ確率を1/7.30より悪化させることはできません。
ただし、これは合成確率であり、通常のリプレイの出現率だけを見ると、1/7.30より低くなることもありえます。
1枚投入遊技をすべきタイミング
ジャグラーシリーズで、一枚投入遊技をするべき主な状況は以下の二つです。
1. ボーナス成立後にボーナス絵柄を揃える際(ブドウを除外する状況も含む)
2. 朝一のガックンチェック時
これらの状況では、1枚投入遊技が有効です。
しかし繰り返しますが、上記以外の時は3枚投入遊技を行うことが推奨されます。
特にクレジットが1枚や2枚しかない時にMAXベットで回すと、残っているクレジットを全て賭けてしまうため注意が必要です。
1枚投入遊技がもたらす厳しいスペック
結論から言うと、ジャグラーで1枚投入して遊ぶと、非常に厳しいスペックになります。
これでは本当に勝てません。
ボーナス確率が1/2730となると、一日中遊んでも一度もボーナスを引けない可能性があります。
小役に関しても、一枚投入すると払い出しは15枚になりますが、当選確率は極端に低くなります。
唯一、3枚BET時と変わらないのはリプレイ確率のみです。
ボーナスの配分については不明ですが、設定に関わらず機械割は約70%とされています。
ほぼ100%の確率で負ける
ジャグラーは、設定1でも機械割が95%から96%近くありますが、1枚BETすると設定に関わらず70%まで下がってしまいます。
このため、1枚BETは絶対に避けるべきです。
一時的にはリラックスして遊べるように感じられるかもしれませんが、ほぼ間違いなく損をすることになります。
通常は3枚BETでプレイしましょう。
時間をかけてゆっくり遊びたい場合でも、一枚投入は避け、ゲームをゆっくりと進める方が良いでしょう。
ボーナスを揃える時だけ1枚BETし、それ以外の時は3枚BETすることを覚えておきましょう。
まとめ:余った1~2枚のコインはどうする?
ホールで遊んでいて、「もうやめよう」と思った時に、余った一枚や二枚のコインはどうするべきでしょうか。
個人的には、余ったコインをポケットに入れてしまうことが多いです。
しかし、これは「持ち出し行為」とされ、多くのホールでは禁止されています。
原則として、持ち出したホールと同じホールに持ち込むだけでもルール違反となります。
なので、ポケットに入れたメダルを後日別のホールで使うと、「持ち出し」と「持ち込み」という二重のルール違反になります。
ホールのスタッフに聞いたところ、「もちろんダメですが、一枚や二枚は防ぎきれないこともあります」とのことでした。
ただし、低額から20スロへの持ち込みや、まとまった枚数の持ち出しや持ち込みは、完全にルール違反です。
私は同じホールで使うようにしていますが、正直、やらない方が無難です。
大量の持ち込みに関しては、ホールコンでサンドから貸し出した枚数と台の差枚数を管理しているため、バレる可能性が高いです。
しかし1枚や2枚であれば、完全な監視は難しいでしょう。
それでも、ホールが厳しく取り締まることもあるので、注意が必要です。
完全なルール遵守を目指すなら、1枚でも流して会員カードに貯メダルするのが確実です。
パーソナルホールで、会員カードを使うのが一番スムーズです。
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