パチンコを辞める方法は?5つの決意や心構えを紹介!
パチンコをやめることを決意した際、私がまず取り組んだのは心構えの見直しです。
この心構えは非常に重要で、パチンコから離れるためには必須です。
心構えには様々なアプローチがありますが、ここでは私が実際に試して効果を実感した方法を紹介します。
目次
パチンコ依存は疾患としての認識
パチンコ依存症は、世界保健機関(WHO)によって認知された正式な疾患です。
パチンコ依存症はギャンブル依存症と同じで、日本では病的賭博とも呼ばれています。
パチンコで勝った時の記憶は非常に明確で、時間が経つにつれて脳は、その勝利の興奮や喜びを再び求める傾向にあります。
金銭が絡むと、その影響はさらに大きくなります。
例えば、広く知られるパチンコの人気機種「海物語」を考えてみましょう。
この機種の特徴は魚群です。
毎日、海物語を打つ人々の中には、魚群を目的として打つ人も多いです。
この魚群が出現するタイミングは、非常に絶妙です。
魚群が現れる瞬間、脳内で興奮が高まり、当たると大きな安堵を感じます。
この興奮や当たりの喜びが、脳に強い印象を残します。
まるで薬物のようなものです。
何度も魚群を追い求める行為は、薬物を求めるのと同じです。
パチンコへの嫌悪感を徹底的に
パチンコに行きたくなるのは、潜在的にパチンコが楽しいと感じているからです。
それを克服するには、パチンコに対する徹底的な嫌悪感を持つことが必要です。
まずはパチンコをしたくないのに、再び行ってしまう理由を理解することが大切です。
パチンコだけでなくギャンブル全般において、勝った時の印象が負けた時よりも鮮明に残ります。
脳科学的には、睡眠をとることで脳が整理され、印象深いことが記憶に残りやすく、不都合なことは忘れやすい傾向にあります。
これはストレスを減らすための自然な反応です。
例えば、仕事で嫌なことがあっても、一夜明けると「もう大丈夫」と思えることがあります。
睡眠によって脳が整理され、ストレスの原因となる嫌なことが必要ないと判断されるからです。
このように人間は、嫌なことやストレスを忘れやすいものです。
パチンコに行ってしまう一因としては、「勝てるかもしれない!」という期待感があります。
勝った時の印象が強く残り、負けた記憶が薄れるため、ついパチンコ店に足を運んでしまいます。
また意識せずとも、パチンコを楽しいと感じているのです。
では、パチンコを徹底的に嫌うにはどうすればいいかというと、潜在意識に「パチンコはつまらない・イライラする」と刷り込むことです。
具体的に徹底的に嫌うことで、潜在意識に影響を与えることができ、リバウンドへの対応も容易になります。
自己評価が低下すると自分に言い聞かせる
パチンコをすることを否定的に捉える姿勢を持ちましょう。
パチンコのやめ方が分からないからといって「自分は意志が弱い、ダメな人間だ」と自己否定するのは間違いです。
あなたは決してダメな人間ではありません。
パチンコの不合理さを理解し、その事実に気づくだけでも大きな進歩です。
ですから、あなたは無価値な人間でもありません。
問題なのは、パチンコの不合理さを理解していない人たちです。
後で説明しますが、毎日パチンコ店に通う人々は、正気を疑われるほどです。
やめたくてもやっている人もいますが、多くの人には何らかの問題があると言えます。
パチンコをしたくなったら、「パチンコ店に行くと自己評価が下がる」と思いましょう。
そうすることで足が重くなり、効果的です。
誰も自己評価を下げたくないですよね?
パチンコをする人は経済的に困窮している
裕福な人はパチンコをしません。
その理由は、コストパフォーマンスが悪いからです。
たとえ運良く大当たりを引いても、それは年に数回あるかないかで、ほとんどの場合は数万円の出費です。
負ける時は簡単に数万円を失い、勝っても同程度です。
勝つ日より負ける日の方が多いため、年間では損失が避けられません。
裕福な人は、パチンコをすれば損をすると理解しています。
だから彼らはしません。
しかし経済的に困っている人は、金銭欲しさにパチンコをします。
私もかつては経済的に困っており、金銭を得るためにパチンコをしました。
パチンコは手軽に始められるため、少しのお金が必要な時に店に行きたくなります。
そして負けが続くと興奮し、さらに熱中します。
しかし裕福だったら、簡単にやめられるでしょう。
理由はお金があるからです。
たまに勝ってもわずかな金額、負けると大金を失います。
そんなことに時間を費やすのは愚かです。
毎日パチンコをしていると、周囲は無思慮な人、あるいは経済的に困っていると見なします。
パチンコに行きたくなった時は、「これ以上経済的に困窮しないように」と自分に言い聞かせると効果的です。
パチンコをすることは非合理的と認識する
パチンコがギャンブルや娯楽とされていますが、私はその見方には賛同できません。
パチンコは詐欺に近いものだと思います。
かつては釘の設定が勝敗を左右していましたが、現在は「ホルコン」が存在し、これが玉の出る量を決定しています。
パチンコ店は商売であり、今日ではすべてがコンピュータによって管理されており、店が望めば全台の出玉をゼロにすることも可能です。
つまり、収益も自在に調整できるわけです。
現在のパチンコ店は必ず黒字を出すように設計されており、店側が損をすることはほとんどありません。
このパチンコ店のシステムを理解すれば、パチンコ店へ行く意欲は自然と失せ、パチンコをやめることが容易になります。
裕福な人たちも、このホルコンの存在を知っています。
しかし、ホルコンの存在を知りながらもパチンコ店に通う人々は、なぜパチンコをやめないのでしょうか?
それは単に、非合理的な思考をしているからです。
彼らはパチンコによって、思考力が低下しています。
パチンコをしていると、「あと何回転すれば当たるか?」「まだ当たらないかな?」と考えがちです。
また、
「あの台にスーパーリーチが来たから次はこちらが当たる」
とか、
「当たらなかったら他の台に当たりが移動する」
といった考え方もあります。
しかし、これらの思考は非合理的です。
「当たらないかな」と考えるのは、運に全てを委ねている状態です。
このような状態が続けば、思考力の低下は避けられません。
「あの台にスーパーリーチが来たからこちらが当たる」
といった考え方は、ホルコンを読むことに基づいているかもしれませんが、ホルコンを完全に読むことができれば、パチンコは不要です。
このような人々は自己顕示欲が強いだけで、実際には負け組です。
パチンコ店がホルコンで収益をコントロールし、各台の出玉をコンピュータで決定していることを理解しましょう。
機種ごとに発表されている当たり確率は、ほとんど意味を持たないと考えられます(これはパチンコをやめるための考え方です)。
したがってパチンコは、ギャンブルではなく詐欺に近いと言えます。
これからは、パチンコをより嫌うようになってもらうために、パチンコ愛好者の行動を紹介します。
あなたもこれから紹介するような人にならないために、意識を持ってパチンコを嫌い、やめることを目指しましょう。
パチンコプレイヤー間の相互監視
パチンコプレイヤー同士が、互いの台や表情を監視する行動に気付いたことはありませんか?
この行動にはいくつかの理由があります。
– 他人のスーパーリーチが気になる。
– 他人がどれだけ回転させたかが気になる。
– 他人の出玉の量が気になる。
これらは、他人の行動に焦点を当てた共通の行動です。
なぜ他人にこれほど関心を持つのでしょうか?
その理由は、自分が他人よりも優れていると自己確認したいからであり、他人が自分を超えることへの反感が根底にあります。
他のプレイヤーの台に熱い演出が起こると、気になってのぞき込みたくなるのは理解できます。
しかし、正常な判断力を持つ人ならば、見知らぬ他人の台を覗くことはありません。
覗き込まれると、非常に不快な気持ちになるからです。
そして、他人のスーパーリーチが外れると、納得のうなずきを見せて元の場所に戻ります。
反対に当たると、首をかしげて不満そうな表情で戻ります。
彼らは、他人の成功を許せないのです。
他人の回転数や出玉に関しても同じです。
パチンコプレイヤーは、他人がハマると喜び、他人の出玉が自分を超えると急に不機嫌になります。
また、以下のような経験はありませんか?
– 店に入ると他の客が一斉に振り返る。
– 遊戯中に周囲を常にキョロキョロと見回す人がいる。
これらの行動をする人たちは、他人の視線が気になるためにそうします。
ほとんどの人がハマっているか、出玉がない状態でキョロキョロしています。
他人に自分の失敗が見られていると感じたり、ハマっている自分が注目されていると思い込みやすいのです。
実際に私が経験したことですが、ある日0回転から1000回転以上ハマったことがありました。
600回転を超えると周囲の目が気になり始め、「今やめたら後悔する」「周りが私にハマり続けるように思っている」といった被害妄想に陥ります。
しかし実際には、誰もそんなに気にしていません。
にもかかわらず、「見られている」と勝手に思い込み、不安に駆られるのです。
このような行動をする人たちもパチンコプレイヤーの特徴であり、常に他人の目を意識しながらプレイしています。
他人の台を気にする行動や被害妄想は、パチンコ依存の一環と言えるでしょう。
データチェックに執着する客の行動
台選びにおいてデータの確認は一般的ですが、他人がどのようにデータを扱うかにも注目し、それによってパチンコへの嫌悪感を高めることができます。
以下のような行動を目にしたことはありませんか?
– 運転していない台のデータランプのボタンを連続で押す人。
– データをじっくり見て納得した後、わずか500円だけを投資して席を立つ人。
– 空き台が多いにも関わらず、隣の台のデータのみを確認して去る人。
これらの行動には、「データを読める俺は凄い」という自己アピールが含まれている可能性があります。
全く稼働していない台のデータボタンを連打する意味は何でしょうか?
納得したデータを見て、わずか500円だけを使い他の場所へ行くのはなぜでしょうか?
また、空き台が豊富にあるにもかかわらず、なぜ隣の台のデータだけを確認するのでしょうか?
これらの行動は、単なる見栄としか思えません。
その推測が正しいとすると、これらの人々はただの虚栄心の持ち主です。
パチンコ店での見栄は、実際には滑稽な行為に過ぎません。
甘デジで成功を誇る客の行動
甘デジは当たりやすいですが、出玉は少ないことが多いです。
それにもかかわらず、わずかな当たりで自慢する客の姿は、ある意味驚くべきものです。
僅かな400発で自慢するのは、一体なぜでしょうか?
もし甘デジで1万発を出せたなら、それは自慢に値するかもしれません。
しかし、そのような低レベルの競争には巻き込まれたくないものです。
台パンする客の行動
台を叩く行為は最悪の行動です。
機械に対する攻撃は、理性を欠いた行動と言えます。
強烈な演出が外れた際のイライラは理解できますが、台を叩く行為は自制心を失った証拠です。
このような人は、物事が思い通りにいかないと暴力に訴える可能性があると言えます(これは少し極端かもしれませんが)。
このような状態にならないためにも、今すぐパチンコを嫌うようにすることをお勧めします。
連打行動をするプレイヤー
パチンコ店におけるボタンの連打行為を客観的に見たとき、どう感じるでしょうか?
私の見解では、ボタンを連打するプレイヤーの行動は、訓練された猿のようだと思います。
多くのパチンコプレイヤーは、ボタンを連打すれば勝てると信じているようです。
特に「海物語」を好む高齢者の中には、ボタンの故障が勝敗に影響すると勘違いし、店員にクレームをつけることさえあります。
しかし実際には、大当たりの成否は玉がスタートチャッカーに入った瞬間に決まっており、演出中のボタン連打は何の意味もありません。
それにも関わらず、プレイヤーは執拗にボタンを連打します。
猿を使った実験では、ボタンを押せばバナナが出る装置を用意しました。
最初はボタンを押せばバナナが出るようにして、猿が覚えた後で、ボタンを押してもランダムにバナナが出るように変更しました。
バナナが出なくなると、猿はボタンを連打するようになりました。
これはパチンコ店のプレイヤーの行動と非常に似ています。
まとめ:徹底的にパチンコ嫌いになる!
この記事では、私が実際に試して効果があった5つの心構えを紹介しました。
パチンコをやめるには、潜在意識に「パチンコは嫌い」という感情を植え付けることが重要です。
パチンコを嫌うようになれば、自然と店に足を運ばなくなります。
従って、徹底的にパチンコを嫌うことをお勧めします。
この記事の後半部分はパチンコ店の客に対する批判的な内容になっていますが、これもパチンコをやめるための一つの手段です。
パチンコ依存症の克服は簡単な問題ではありません。
きれいごとだけでは、解決できない現実があります。
パチンコに対する嫌悪感を持ち、一刻も早くパチンコから足を洗いましょう。
より良い未来があなたを待っています。
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